ヒラメワームのメリット
静音である
警戒心の強いヒラメは波動だけでなく音に警戒します。サイレントルアーもあるが、フックがルアー本体に当たったりすると音がでる。ワームは音がほぼでないため警戒心の強い魚にアプローチをかけることが可能です。
単価が安い
ミノーなどのルアーは1つあたり数千円するが、ワームは数百円前後でかつ複数個を購入できます。ヒラメフィッシングにおいて根掛かりはよくあるので、ミノーだと3、4個無くすこともある。ワームも根掛かりすることもあるが、単価を考えるとお財布に優しい値段です。
根掛かりを気にせずボトムを攻めることができる
海底に身を潜めるヒラメは、ボトムでルアーを泳がせることが大切である。そのため、海底の岩などに根掛かりする可能性が非常に高いです。中でもミノーはトレブルフックという3本針が1つになってフックがルアーについているため、根掛かりがしやすいです。一方、ワームはジグヘッドと呼ばれる1本針のフックが上向きになっているものを使うことが多いため、海底の岩などに根掛かりがしにくいです。
ヒラメワームの特徴
小魚の波動に近い
魚は目で見るより側線と呼ばれる水中で伝わる振動を感じる期間が備わっており、小魚が尾びれや全身を震わせて泳ぐ際に発生する振動を感じてターゲットを狙っている。その波動と近い波動を出せるのがワームの特徴です。柔らかい素材でできているためハードなルアーでは出すことのできないより鮮明な波動を出すことができます。そのため、警戒心の強いヒラメに効果があります。
もちろん、ミノーなどでも釣れますがワームの方が警戒されずに攻めることが可能です。
違和感が非常に少ない
ミノーは硬い素材のため、食いついたヒラメはすぐに違和感を感じて離してしまうが、ワームは柔らかい素材なので食いついても餌だと勘違いして長い時間ワームをくわえていることが多いです。
ミノーは食いついた瞬間で合わせを入れますが、ワームは多少タイミングがずれても針にかかることが多いです。
においをつけることができる
魚もにおいを感じることができるため、においによって集魚効果をだすこともできます。基本的には購入時ににおいがついていることが多いですが、自分の好みでにおいを付け替えることも可能です。
ヒラメワームの選び方①サイズ
ヒラメワームのおすすめサイズ
ワームのサイズは3インチから5インチ程度で、ジグヘッドとバランスをみながら選びます。サイズとジグヘッドの組み合わせを変更するだけでもアクションに変化がつくので、魚の反応が変わります。
ヒラメワームの選び方②カラー
ヒラメワームのカラーの種類
ヒラメワームにはカラーバリエーションがたくさんあります。好みの色を選ぶのもありですが、状況に合わせて洗濯することでより効果的にヒラメにアプローチをかけることができます。
チャートカラー
黄色や黄緑のカラーをチャートカラーと呼びます。海が濁っている時や、日に出ていない時間帯で視野が悪い時に使用してワームの存在を強くアピールできます。朝マズメやタマズメなど暗いうちから釣りをする方はチャートカラーワームが特におすすめです。
ナチュラルカラー
自然界に存在するような自然な色のワームをナチュラルカラーと呼びます。イワシやシロギスなどヒラメが餌としている小魚に似ているため、日中や水が澄んでいる場所でもワームがバレにくいのが特徴です。1本は必ず持っていて損はありません。
グローカラー
光をあてると光を蓄積し、光らせることができるのがグローカラーです。暗闇でも目立つため、チャートカラーよりもアピールできます。夜釣りや朝マズメなどを暗いうちから釣りをする方には是非持ってると便利です。
クリアカラー
透明または半透明のワームをクリアカラーワームと呼び、目立ちにくいが疑似餌であることがバレにくい特徴があります。日中や晴れた日によく釣りにいく方は必ず持っておきたいワームです。
派手なカラー
明らかに魚に見えない派手なカラーワームも状況によっては効果があります。特にヒラメは派手な色を好むため、日中でも夜でもこれらの派手な色によく反応する場合が多くあります。ナチュラルカラー、クリアカラーの次に持っておきたいカラーワームです。
ワームにはラメが入っており、ラメは太陽の光に反射してキラキラ光るフラッシング効果でアピールをしています。イワシなど小魚の鱗に反射して光るのを真似しているため、ヒラメにとても有効的です。