プレコの大きさ
プレコは大きさもさまざま
プレコのサイズは大型、中型、小型と3種類あります。プレコは1年で2cmほど大きくなりますので10年で20cmにもなります。小型はおおよそ15cm程度、中型は20cmを超えますし、大型は最長50cm程度まで成長します。飼う時はプレコがどのくらい大きくなるのか調べてから決めましょう。水槽のサイズに合わせて購入するのもいいですが成長ごとに水槽の買い替えが必要になるのでおすすめできません。
45cm以上の水槽がプレコの大きさに対応
プレコは45cm水槽から飼育が可能ですが、できれば最初から60cm以上で奥行きのあるワイド水槽がおすすめです。なぜなら多い水量はフンや流木の削りカスなどで悪化しやすい水質の安定につながるからです。大きい水槽の方がストレスも溜まりにくく他の魚と混泳させるのにも向いているので、よりいっそうアクアリウムを楽しめます。
プレコの値段
プレコの価値は大きさや模様で決まる
プレコの値段はペットショップにもよりますが小型~中型は500円~1000円程度です。アクアリウムを始めるにはお手頃価格の熱帯魚なのでペットとして人気があります。しかし、きれいな模様のプレコは5000円以上など、見た目によっても金額に差があります。また、珍しい見た目のプレコは数万円以上の値段がついていることも珍しくありません。参考までにこちらの写真のプレコはアルビノでヒレなどが薄く緑がかっているので20万円でも即完売だそうです。珍しい模様で大型ですと金額は想像を超えます。
プレコの命の値段と覚悟
しかし10年以上生きることを考えると、値段の価値はあります。プレコを飼う時は無理のない値段で考えましょう。しかしいくら丈夫な熱帯魚だからと言って適当な飼育をしていると死んでしまいます。プレコが病気になってしまったらどうするか、自分がどれくらいアクアリウムに慣れているかなど考えておきましょう。プレコは種類により飼育の難易度が違います。アクアリウム初心者は飼育の難易度が低めのプレコから飼育してみることをおすすめします。
プレコの人気の種類
飼いやすいプレコは人気
なかでも小型のミニブッシープレコはアクアリウム初心者にはおすすめです。大型のプレコは大きい水槽が必要で気性が荒く縄張り意識が強いですが、ミニブッシープレコは15cm以下なので小さい水槽で飼えますし温和な性格で縄張り意識もさほど強くないので捕食してくるような大型魚以外とは混泳させることも可能です。
模様が美しいプレコ
中型種でおすすめなのは白い斑点模様が美しく背びれと尾びれに白いアウトラインが入っているオレンジフィンカイザープレコです。見た目は可愛らしいのですが中型種のため大きくなるので要注意です。環境の変化に弱い繊細な体の持ち主なのですが、環境に慣れると大丈夫なようです。大型種ではゴールドエッジマグナムプレコがおすすめです。白い斑点模様はプレコに多い種類ですが名前のとおり各ヒレがゴールドに縁どられています。見た目は美しく観賞用には優れた熱帯魚ですが水質悪化に弱く気性が荒いので飼育するには難易度が高めです。また肉食なので専用の配合餌が必要です。