ハゼの生息地
ハゼの生息地を解説するのは少し難しいです。と言うのも、ハゼは種類があまりにも多くハゼの種類によって海水域、汽水域、淡水域と言った様々な環境に生息しているからです。分布のところでも解説したようにマハゼに限定してみると、マハゼの生息域は波の穏やかな湾の中や汽水域の砂地、泥地の底に生息しているものが大半です。マハゼの子供は、浅い海岸や淡水域の川にまで移動するものもいます。マハゼは汚染に非常に強く、都市部のあまりきれいでない港湾でも生息することが可能なため、一般意欲知られる魚なのです。
ハゼの種類
冒頭でハゼの種類が全世界で2,100種類以上、日本でも150種類がみれると解説しましたが、ハゼはまだ未発見、身分類のものも多く、今後もその種類がどんどん増えて行く可能性が高いそうです。中には、昔はお種類だと思われていたハゼが実は数種類に分かれることが研究の結果分かったという例もあります。
ハゼがよく釣れる旬・時間帯
さて、釣りの対処となる食用のハゼはマハゼが主ですので、マハゼの旬や釣れる時間帯などをみていきましょう。ハゼは、ほぼ年中日本各地で釣れるのでそれほど旬を意識しなくてもハゼ釣りを楽しむことができますが、食べることを主に考えた場合のハゼの旬は秋から冬です。ハゼは白身が美味な魚としてよく知られていて天ぷらや唐揚げのほか、刺身やお吸い物などでも美味しくいただけます。
少し脱線しましたが、次にハゼを釣るのに適した時間帯です。ハゼは例えば真夏の日中で気温が非常に高い時間帯などでも場所によってはよく釣れる魚ですが、やはり釣りやすい時間帯があります。一般的な魚のよく釣れる時間帯として「マズメ」がありますが、ハゼの場合は、「マズメ」というよりも潮の満ち引きの時間体を意識することをおすすめします。ハゼは、干潮時の時間帯に岸から離れてしまうので釣りやすい時間帯は満潮に近い時間帯となります。だいたい満潮時の2〜3時間前ぐらいからが釣りやすい時間帯でしょう。満潮の時刻は毎日変わりますので、ネットで検索するなど事前の情報収集が大切です。
ハゼの釣り方
ハゼの釣り方は大きく4種類あります。えさ釣りの「ウキ釣り」、「ミャク釣り」、「チョイ投げ釣り」の3種類とルアー釣りです。
ハゼの「ウキ釣り」
初心者でも簡単にハゼ釣りを楽しめるのが「ウキ釣り」です。3メートル前後の手竿に玉ウキをつけた簡単な仕掛けで堤防などから試してみましょう。
ハゼの「ミャク釣り」
少し上級になってきた釣り人は、ウキ釣りを卒業して「ミャク釣り」に挑戦しましょう。ウキの代わりにフライト目印をつけて釣る方法です。「ミャク釣り」は水底にへばりついているハゼの口元まで針を誘導できるので効率的にハゼを釣ることが可能となります。
ハゼの「チョイ投げ釣り」
岸壁から少し離れたポイントでハゼを狙いたいときは「チョイ投げ釣り」です。2メートルくらいのコンパクトなロッドと小型リールの組み合わせで十分で、通販サイトや大手釣具屋さんで竿とリールと仕掛けがセットになったものなどが売れれています。
ハゼの「ルアー釣り」
ハゼ釣りはえさ釣りが中心ですが、ハゼは食欲旺盛なのでその生態を利用したルアー釣りが近年話題となっています。ハゼのえさ釣りはもう十分にやった!という方は、別なハゼ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ハゼ釣りの仕掛け
ハゼ釣りの仕掛けは、非常に簡単で自分で作ることも容易ですが、釣具屋さんに行くと所狭しと仕掛けを売っています。特別に仕掛けにこだわりたいという方以外は、安価な仕掛けのセットを釣り具屋さんか通販サイトで探して購入することをおすすめします。ハゼは購入品の仕掛けセットで十分釣れますのでご安心ください。
上の画像は、通販サイトで売っているハゼ釣り用のセット一式ですが、竿、リールと仕掛けが設置の「チョイ投げ釣り」用のセットが2,380円(2018年9月26日現在、楽天)です。
ハゼ釣りのコツを内緒でおしえます!
お子様や釣り初心者の女性誰など誰でも気楽に楽しめるハゼ釣りですが、ちょっとしたコツでさらに楽しく釣ることがでしますのでご紹介しましょう。前段のハゼの生態などで解説したことを覚えていらっしゃる方は、すでにピンときているかもしれませんが、もう一度復習も兼ねてお伝えします。