ハゼの生態や釣り方をご紹介!バゼってどんな魚か知ってる?

ハゼのオスはイクメン

ハゼは自分の住処として自ら巣穴用の穴を掘ったり、エビなどの巣の空き家や空き缶を巣にしたりすることが知られています。繁殖期になるとハゼのオスは巣穴にメスを誘い産卵し、産卵後はオスが卵を守ります。オスが卵を守るというのは、人間でいうとイクメンパパですね。なんとも微笑ましい生態です。

ハゼの生息地・分布

ハゼの分布は日本中

ハゼの日本で見られる種類は約150種類と多いですが、南は南西諸島のサンゴ帯から北は北海道まで日本中のいたるところに分布しています。ただし、食用のマハゼの分布は南は種子島あたりまでとなります。従いまして、我々はハゼを釣って美味しく食べることを目標としていますので、北海道から種子島までが分布域と覚えましょう。

ハゼの生息地

ハゼの生息地を解説するのは少し難しいです。と言うのも、ハゼは種類があまりにも多くハゼの種類によって海水域、汽水域、淡水域と言った様々な環境に生息しているからです。分布のところでも解説したようにマハゼに限定してみると、マハゼの生息域は波の穏やかな湾の中や汽水域の砂地、泥地の底に生息しているものが大半です。マハゼの子供は、浅い海岸や淡水域の川にまで移動するものもいます。マハゼは汚染に非常に強く、都市部のあまりきれいでない港湾でも生息することが可能なため、一般意欲知られる魚なのです。

ハゼの種類

冒頭でハゼの種類が全世界で2,100種類以上、日本でも150種類がみれると解説しましたが、ハゼはまだ未発見、身分類のものも多く、今後もその種類がどんどん増えて行く可能性が高いそうです。中には、昔はお種類だと思われていたハゼが実は数種類に分かれることが研究の結果分かったという例もあります。

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