買う前に必見!テンカラ竿の基礎知識と選び方、タイプ別のおすすめ竿をご紹介

調子とは、「今日はたくさん釣れて、調子がいい。」の調子ではありません。聞きなれていない方のためにも、まずは釣りにおいての「調子」とは一体何か、一体どういう意味なのかの説明からしていきます。

テンカラ竿の「調子」とは?

ダイワ(DAIWA) クリスティア ワカサギ ロッド 穂先 胴調子 24.5S

Amazonで見る

竿における「調子」とは、竿の「曲がり方」のことです。この調子には、【胴調子】と【先調子】の二種類があります。【胴調子】とは、曲がりの位置が竿の中央あたりにくるもののことで、【先調子】は曲がりの位置が穂先あたりにくるものをいいます。

7:3調子や6:4調子と聞いたことや、見たことがあるかもしれませんがこれは竿のどのあたりが曲がるのかを指しています。以下では、二つの調子についてメリット・デメリットをご紹介します。

胴調子のメリット・デメリット

竿を10等分したときに、6:4調子ですと手元側が4になる、つまり手元側が曲がりやすいものを胴調子といいます。7:3調子はその逆で、6:4調子よりもっと手元側が曲がりやすくなります。

メリットは、曲がりの位置が中央に来るので竿全体がしなやかに曲がります。竿全体が曲がるので、かかった魚との勝負で糸きりの可能性を減らしてくれます。しなやかに曲がる事へのデメリットもあります。それは、毛ばりを狙ったポイントへ飛ばすことが、少々難しくなるということです。釣り人の操作への反応も少し遅れがちになるのでご操作を誘発させてしまいます。

先調子のメリット・デメリット

ダイワ ロッド クリスティア ワカサギ 先調子 32S

Amazonで見る

胴調子が手元側に曲がるのに対し、先調子は先端側に曲がります。6:4調子ですと、今度は先端側が4になるということです。7:3調子も同様で先端側が3になり、先端側が6:4調子より曲がります。

メリットは、短い竿でピンポイントにキャスティングができることです。また、釣り人の操作への反応が早いことが特徴です。デメリットは、操作が少し難しくコツがいるので操作に慣れが必要です。特に軽いレベルラインを使うとキャスティングが難しくなるので、テーパーラインのほうが相性がいいです。

テンカラ竿の選び方③軽さ

次は軽さです。竿は釣りに出かけて、すぐ疲れないように軽いものがいいです。そのぶんテンカラ竿は、しまうとコンパクトになり、軽いので長時間の釣りに適しています。でもあまりに軽いと心配に思う方もいると思います。

NEXT だいたい70g前後