冬でも釣りは楽しめる!冬だからこそ釣りたい魚とその釣り方をご紹介!

冬~春にかけての期間限定で堤防から手軽に釣ることができるヤリイカとケンサキイカは近年人気の高いターゲットです。外見がよく似ているヤリイカとケンサキイカの見分け方は尾の部分(ウデと反対のとがったところ)が槍のように尖っているのがヤリイカ、やや丸みを帯びているのがケンサキイカです。ケンサキイカの方がウデが太いのも特徴です。

イカ釣りの魅力

ヤリイカやケンサキイカは基本的に夜釣りで狙うのが一般的です。シーズンの中でも、タイミングによって大型狙いか小型の数釣り狙いか楽しみ方が変わってくるので、シーズン通して違った釣りの楽しみ方ができます。

また、ヤリイカもケンサキイカも地域によってはブランド化し、高級イカとして売っているところもあるほど味に定評があります。刺身はもちろん、後づくりの天ぷらや塩焼きも最高に美味しいです。

イカ釣りができる場所

それなりの深さがある風通しの良い堤防がメインの釣りスポットとなります。産卵前の初冬〜早春に岸に近づいてくるので、九州では1〜3月、北海道では4〜6月が一番釣れやすいシーズンです。光の当たる場所は回遊してきやすいため、常夜灯のある堤防を釣り場として選びましょう。

イカ釣りの道具

堤防や磯からのイカ釣りの種類には、定番のウキ釣りと擬似エサを使って釣るエギングとがあります。ここでは、近年人気となっているエギングを始めるために必要な道具についてご紹介していきます。

竿

竿は、エギング専用のもので硬さや長さ、重さなどを基準に、自分に合った使いやすいものを選びましょう。これからエギングを始める方は、エギ対応で3.0号~3.5号の通年使用できるクラスものを最初の1本にオススメします。

硬さとはロッドのハリ具合のことで、ミディアムライト(ML)・ミディアム(M)・ミディアムへヴィー(MH)に分かれています。飛距離やエギの泳がせる点においてはM~MHが優位ですが、扱うのに力が必要なので、体力に自信のない方や女性、子どもなどの場合はMLの方が使いやすくオススメです。

リール

堤防や磯からヤリイカを狙う場合は、スプールの浅いスピニングリールが使いやすく初心者には特にオススメです。1500~2500番くらいを使うのが一般的で、エギング以外の汎用性も高いため一本持っていると重宝します。

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ダイワの大ヒットスピニングリールです。最高のコストパフォーマンスで、数年前の発売以来その人気は衰えていません。スピニングリール選びに迷ったらこちらを購入すればまず間違いないでしょう。

ライン

ラインは、飛距離がでやすいPEラインの0.6号~0.8号くらいの細目のものを使うのがオススメです。それに2.0号前後のフロロカーボンラインを0.5~1m程度ショックリーダーとして結びましょう。

エギ

「エギ」という疑似餌を使うので、虫が苦手な方でも安心して楽しめます。道糸にエギを付けるのも難しくなく簡単にできます。小サイズのヤリイカやケンサキイカも多いため、2~2.5号のエギをメインに使うと釣果が上がりやすいでしょう。また、朝や夕方などの薄暗い時間帯はピンクやオレンジなどのアピールカラーを使用した方が効果的です。

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スペック:目玉:シルバー、羽根:茶羽根+茶羽根、布柄:アジ柄、カラー:ケイムラ発光と相性抜群のピンクを組み合わせたカラー(透け感のあるケイムラ発光と、淡いピンクが澄み潮から笹濁り時に効果を発揮)、沈下速度:約5秒/m、重量:11g

日本国内だけでなく、海外からも高く評価され、多くの支持を受けているヤマシタの「エギ王」シリーズですが、中でも「エギ王K」は、「低活性イカ攻略」のために開発されたイカ釣りに特化したモデルです。

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冬釣りを楽しもう!釣果を上げるコツ 

冬は魚が少なく、他のシーズンに比べて釣りにくい時期ではありますが、季節や釣り場所によって釣れる魚や釣り方が違ってくるので、事前にしっかり情報収集しておきましょう。ちょっとしたコツを知っているだけで、初心者の方でも充分に釣果を上げることができます。

冬釣りは水温の高い時間に釣ろう

海水温が低下している冬は、日中の方が水温が上がっていてよく釣れることがあります。海の浅い場所は外の温度影響を受けやすく、海水の温度が低下しやすいためプランクトンがほとんどいなくなります。そのため、魚も浅い場所からいなくなってしまうので、できるだけ水温が高まっている時間帯に釣るのが良いです。

冬釣りは釣果情報をしっかりチェックしよう

釣りに行けば必ず釣れるというわけではありません。どこに行けばどんな魚が釣れるのか、時間帯や潮の条件によっても釣りやすさが変わってくるので、釣りに行く前に調査して、釣りに行って成果を上げられように準備しましょう。

釣り場近くの釣り具店のサイトでは周辺で釣れている魚の情報が載っているのでぜひ活用してください。始めて挑戦する方や経験の浅い方は、釣り具店のお店の方にいろいろ聞いてみるのも良いです。情報をたくさん持っているので、いろいろアドバイスしてくれます。

冬釣りで釣果を上げやすい場所選び

冬の釣り場所はできるだけ深さのある所を選ぶようにします。海の深いところは風や外気など天候の影響を受けにくいため、浅いところに比べ水温が安定しています。内海よりも深さのある外海の堤防や漁港を選ぶと良いです。

体感するほどハマる冬釣り!

簡単なコツの合わせ技で寒い冬でも快適に釣りを楽しむことができます。釣りに関する記事や釣具店のサイトなど、情報集めも簡単にできるので、ベテランの釣り人だけでなく初心者やファミリー、グループなどみんなで楽しめるウィンターレジャーとしてぜひ気軽に挑戦してみましょう。

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