メバリングラインおすすめ15選|PE?フロロ?釣り場に応じた選び方もご紹介!

メバリングの釣果を左右するメバリングライン、どうやって選ぶかご存知ですか?この記事ではメバリングラインの選び方やおすすめを紹介します。初心者の方やベテランの方まで使いやすいメバリングラインを紹介するので是非最後までご覧くださいね!

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登山・キャンプ・バイクツーリング・釣りなど、アウトドア趣味を愛して30年余の50代男子というか、おじさんです。昨今はネットの広がりで、アウトドアのノウハウやグッズが簡単に手に入るようになりました。私の発信が皆さんのアウトドアライフの一助になれば幸いです。

目次

メバリングラインを使いこなそう

最近では多くのメバリングラインが販売されており、ライン選定にはしっかりした「基準」を持つことです大切です。しっかりした「基準」に基づいて準備すれば、釣り場で自分が「今、何をやっているのか?」を意識することができます。その土台になるのが釣り具選びの「基準」です。

メバリングとは

そもそもメバリングとは、「ルアーでメバルを狙う」という意味です。この「魚名+ing」の表現には、いろいろな意味が含まれています。ルアーで、手軽に、スポーティーに、スタイリッシュに、ライトになど、メバルを狙うという世界観がすべて表現されいます。

メバルは、北海道から九州の沿岸部に生息しているので、どこからでも狙えるターゲットです。また、他の釣りと比較すると装備が小さくて少ないので初心者の方にもはじめやすい釣りです。一方で、様々なノウハウが開発され、それに比例して専用の道具も次々販売されています。

メバリングと似た表現として「アジング」というものがあり、これも「ルアーでアジを狙う」というものです。ターゲットが違うだけで、そのスタイルや手軽さはほぼ同じです(釣法はもちろん違います)。アジングのノウハウも近年様々な方法が開発されているので、これらのノウハウを知ることで、メバリングに新しい気付きを与えます。

メバリングラインとはメバリングに使用するラインのこと

はじめに結論を言います。「なぜ自分はこのラインを使って、ここでメバルを狙っているか?」という自問に「〇〇だからである」と即座に答えられるようになればライン選びは完璧です。以下の手順の通りに考えてゆけばラインの選び方が理解できます。順を追って説明していきましょう。

メバリングラインの選び方|「太さ」と「強度」

ラインには「太さ」と「強度」を示す単位があります。これらの単位は「号数」「lb(ホンド)」で表示されています。しかし製品によって、表示のしかたが統一されていません。両方の単位が書かれているものもありますが、片方しか書いていない場合もあり、この辺りは初心者の方にはわかりづらい内容だと思います。

  • 「太さ」=「号数」
  • 「強度」=「lb」

「号数」はラインの太さを表していて、「数字が大きいほどラインが太い」という意味になります。「lb」はどの重さまで耐えられるかという強度を表しています。これも「数字が大きいほど強度がある」という意味になります(ちなみに1ポンド=約450gです)。

この2つの単位については、後述しますので、ひとまずここでは「2つの単位がある」という点だけおさえておいてください。

ライン選びはスマホ選び!?

ラインというのは、釣り人と魚をつなぐ一本の線です。人と魚がやりとりをするための線、つまり通信手段なのです。ライン選びは、言うなれば、スマホ選びに似ています。

スマホ選びでは「機種をどうするか?」という前に、どのキャリアーなら「電波が届くか」という点を考えます。自身の生活圏(自宅と学校や職場またはその経路)での電波状況がよければ、まずは「そのキャリアーで大丈夫」ということになります。

そして、もうひとの観点は、「通信相手は誰か」です。よく通話する相手(家族や友人や仕事関係者)と同じキャリアーであれば無料や安価に通話することができます。

「電波が届くか」と「通信相手は誰か」かということを整理した上で、OSや機種を選定することになります。これをメバリングライン選びに置き換えると「電波が届くか」=「ルアーが届くか」、「通信相手は誰か」=「どこの釣り場にいるメバルか」ということになります。

メバリングラインを選ぶポイントは飛距離

「電波が広範囲に届くほどよい」=「ルアーが広範囲に届くほどよい」 となります。つまるところ、ライン選びは「飛距離が出れば出るだけよい」ということになります。

飛距離があれば、広範囲にルアーを投げることができ、それだけメバルにアピールできる可能性が広がることを意味します。ラインは風の影響を受けるので、細ければ細いほど(号数が小さいほど)、風の抵抗が少なく飛距離が出ます。一方、細いほどに強度が落ちる(lbが小さくなる)という問題がありますので、ターゲットとするメバルのサイズを考慮してラインの号数を考える必要があります。

まとめますと、メバリングライン選択の基準は、「ターゲットとするメバルサイズで最大限飛距離の出るラインを選ぶ」ということになります。

2つの想定

基準がはっきりしました。「ターゲット」を想定しなければなりません。「ターゲット」を決めるには次の2つの点から考えます。「どいうサイズのメバルを釣るのか?」「どこの釣り場で釣るか?」

メバルのサイズは、ざっくりと次の3つに分けると考えやすいです。この3段階のサイズにライン強度(lb)を当てはめていきます。

  • 大型メバル(25㎝以上)= 3~4lb
  • 中型メバル(18~25㎝未満)= 2~3lb
  • 小型メバル(18㎝以下)= 1~2lb

もちろん自然相手なので、メバルサイズと引きの強さは必ずしも上記の通りとは限りませんが、おおむねこの範囲で想定することです。次に、どこの釣り場を選択するかを考えます。メバルの釣り場を5つに分けると考えやすいです。

  • 磯・・・岩場がメインで大型メバルが多い
  • ゴロタ浜・・・小石の浜で大~中型メバルが多い
  • 堤防・・・外灯周りなどに中~小型メバルが多い
  • 港湾・・・都市部の港などストラクチャーに中~小型メバルが多い
  • サーフ・・・砂地には少ないが小型メバルは見られる

メバルは主に岩礁帯を好みますので、岩場が多いほど大型が釣れる傾向が強いです。ですから、岩場が多い=「磯」=大型が多い 岩場が少ない=「サーフ」=小型が多い という傾向が成り立ちます。もちろんサーフであっても隠れ根などの岩礁帯が点在している場合もあるので、釣り場の状況に応じて判断する必要はあります。

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