カワハギ竿の選び方とおすすめ30選!代用や自作もできる?

ゲーム性が高いことが釣り人に人気なカワハギ釣りですが、カワハギ竿と軽く言っても多くの種類があるのです。初心者の方は、どのような竿を選べば良いかお悩みの方に向けて、今回はカワハギ竿のおススメをまとめました。

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ポケモンGOがマイブーム。
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カワハギ釣りの基本情報

カワハギは岩礁・砂地を好むので堤防釣りでも船釣りでも楽しむことができます。また、ホバーリングが得意な魚で気づかぬうちにエサを取っていくのがうまいため、エサ取り名人と呼ばれることがあります。仕掛けるテクニック・体力・集中力を要する釣りです。

カワハギの生息場所

生息場所は、北海道周辺を除いた本州全域の沿岸で割と日本のどこにでも生息しています。岩礁帯と砂泥地を好みます。夏場は水深の深い所にも浅い所にも生息しています。冬場になり水温が下がってくると生きやすい水温を求めて水深も変えて行くので覚えておきましょう。

カワハギの釣れる時期

auntmasako / Pixabay

基本的に一年中釣ることが出来ます。釣り場によりおススメの時期が違い、堤防釣りの場合は春・夏、船釣りの場合は秋・冬です。春から夏は、産卵シーズンに入るため、岸周辺でエサを取ることが多くなるので堤防からもよく釣ることができ、水温が下がってくる秋頃からは水深の深い所に移動するので秋・冬の場合、船釣りがおススメです。

カワハギの釣り方

船釣り・堤防釣りなど時期によって比較的どこでも釣ることが出来ます。カワハギを釣る際のエサは、一般的にアサリを用いられることが多く、オキアミなどその他のエサを使用する場合もありますが、感触や針の特徴に一番適しているとされています。

釣り方と一言で言っても様々あり、たたきや這わせ、ゼロテン等たくさんの誘いの動作テクニックがあります。たたきと這わせを組み合わせて誘うこともあったり、釣り方だけでもなかなか奥深さがあります。

たたき

小刻みに竿に振動させることによりエサを揺すります。これによってエサの存在を気づかせ、喰わせる釣り方です。簡単な方法で食い気のある相手なら誘いやすいのが特徴ですが、食い気のない相手ですと逆効果になる時もあるので気をつけましょう。

弛ませ

見た目の字の通り竿の先端を下げることにより、糸を弛ませる方法です。弛ませることで、エサを食べ易くなり標的がかかり易くなります。しかし、糸が弛んでいる為当りが来辛い場合があるので注意です。

這わせ

先程の弛ませの延長でさらに糸を緩めて完全に着底させて釣る方法です。頭を下げて落ちているエサを食べる習性をよく利用した釣り方です。這わせから弛ませに移った段階でおもり以外の重みに気づくことができるかが重要になってきます。

ゼロテン

ゼロテンとはゼロテンションのことで、錘を海底に置くことによりテンションを無くす方法です。テンションを完全に無くすと糸が緩んでしまい、あたりが分からなくなってしまうので緩まない具合に糸を張るようにします。

その他

海底についた後ゆっくりと竿を持ち上げていき、かける「ききあわせ」や海底につけずに浮かせた状態のまま釣る「宙づり」等あり、それぞれを組み合わせたりする手法もあります。たくさんの釣り方があるので自分に合った釣り方を探してみましょう。

カワハギ竿の選び方

釣竿と言っても、どの魚をメインで釣るかによって選ぶ基準が変わり、カワハギ釣りは、エサ取り名人を相手にするので特徴をしっかりみて選ばなければ収獲の見込みが低くなるので気をつけましょう。カワハギ竿の選び方として、主なポイントが3つあります。

長さ

カワハギ竿の一般的な長さは、1.70から1.80メートルとされています。これ以上の長さ・以下の短さだと扱いにくい場合がありますが、中級者や上級者は誘い方等状況により使い分けてみるのも良いでしょう。

重さ

カワハギ釣りは、細かい誘いをかけ続ける繊細な釣りのため、竿を持っているだけでも体力と集中力が消耗されていきます。ましてや一日かけてするとなると、想像以上の疲労になるので注意が必要です。

そういった理由でカワハギ竿は、軽ければ軽い方が良いとされています。初めての方や、女性・お子様はなおさら軽いものをおススメします。竿の軽さは、体力温存して釣りを楽しむための重要な点です。

調子

カワハギ竿として一般的な調子は、9:1または8:2の先調子と呼ばれるものです。繊細なあたりも捉えられる造りになっている独特な調子で、エサ取り名人と呼ばれるカワハギなどにとても特化しています。

カワハギ竿おすすめ10選

TheDigitalWay / Pixabay

カワハギ竿の特徴をご説明させていただいたので、次はいよいよ竿自体のご紹介です。カワハギ竿と言っても値段がピンからキリまで様々あるので、ここでは2万円台以上の中級者から上級者向けでおススメな物を10本厳選してご紹介します。

ダイワ メタリア カワハギ

 

ダイワ(Daiwa) 船竿 ベイト メタリア カワハギ M-175 釣り竿

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2018年に発売されだしたばかりのまだ新しい中価格帯モデルです。カーボンではなく、メタルトップになっていて当りを大きく伝えてくれます。この差だけで大分手感覚が違うので、是非カーボンとの違いを手に取って感じて頂きたいです。

ダイワ 極鋭 カワハギ AIR

ダイワ(Daiwa) 船竿 ベイト 極鋭カワハギ AIR 1455 AGS 釣り竿

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極鋭 カワハギ AIR の1234は特に、超軟調子で柔らかすぎる位で初心者には向かず、上級者向けのシリーズです。柔らかいために竿先の動きが認識しやすいので、目感覚の優れた上級者に特におススメのモデルです。

ダイワ 極鋭 カワハギ EX

ダイワ 極鋭カワハギ EX AGS ゼロ

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7万円とお高く、かなり上級モデルです。シリーズで3展開あり、「ボトム」は錘を底に置いた釣り、「F1」は操作性、「ゼロ」はゼロテンションの釣り、様々な特化した部分があるので自分の釣りにあったものを買うといいでしょう。お高いだけありハイスペックです。

ダイワ 極鋭 カワハギ レッドチューン

ダイワ(DAIWA) 極鋭カワハギ レッドチューン AGS RM

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レッドチューンは、超柔軟穂先を持つことで目感度とスローコンタクトを実現させたモデルです。宙づりやゼロテンションなどの落とし込みの釣り方において、違和感なく掛ける能力の高さが発揮できます。

ダイワ リーディング カワハギ

ダイワ(Daiwa) 船竿 ベイト リーディング カワハギ 175 釣り竿

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値段が3万円程度の中級者向けのモデルになっています。リーディング カワハギは、穂先の交換が可能になっていて長く使用できるため、今後も長くカワハギ釣りを続けていく方にとってかなりおススメです。

がまかつ 閃迅 カワハギ

がまかつ がま船 閃迅カワハギ 硬調 1.8m

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高い感度と高い強度が特徴のスーパートップが採用されているので、小さな当りを確実に手元まで伝えてくれるのが魅力です。3万円という価格で自重が83グラムと軽量になっているので、慣れてきた中級者の方には、新しい竿としておススメです。

がまかつ がま船 カワハギ EX

がまかつ がま船 カワハギEX 極先調子1.73

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このシリーズは3タイプあり、調子や長さが様々です。ただ、その3タイプ全て、硬めの調子になっているので感度が良いです。お値段は6.7万円と、お高めですがそれぞれ特徴を生かし値段に見合ったパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

櫻井釣漁具 ホソカルピン金剛激 カワハギ

櫻井釣漁具 ホソカルピン金剛激カワハギ178TZ 激先調子.

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圧倒的感度と伝達スピードに磨きをかけ軽量化に成功したモデルです。2タイプで激先調子と乗先調子があり、フィールドにより使い分けることができます。前魚信を感知してくれるほどのハイクオリティーモデルで上級者に特におススメです。

櫻井釣漁具 テレフィック金剛 カワハギ

櫻井釣漁具 テレフィック 金剛カワハギ 剛 178.

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中層や深場での操作性が高く潜んでいる層を探すのに優れています。分かりづらい魚信を良く拾いレスポンスが良く、大活躍間違いなしです。3万いかない位の手の届きやすい価格ながらハイスペックモデルです。

アルファタックル アルファソニック カワハギ

アルファソニックは、更に上のレベルの釣り実現のために作られたモデルです。168Mと170MHの2種類あり、168Mはボトム攻略に特化している為ゼロテンションにも対応しています。また、170MHは幅広い攻め方にも対応のできるトータルバランスに優れているため特におススメになります。

シマノ製おすすめカワハギ竿10選

国内の三大釣り竿メーカーでもあるシマノの釣り竿には、初心者向けから上級者向けまで様々なラインナップがあります。カワハギ専用にシマノが開発した「Stephano」というブランドがあるので、Stephanoシリーズを含めたおススメシマノ製品10選をご紹介します。

Stephano

シマノ ロッド 16 ステファーノ 180

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ステファーノシリーズの中で最もスタンダードなものになります。カワハギ釣りの中で求められる要素をバランス良く備え持つ超軽量ロッドです。これ一本で全操作を最高レベルでこなしてくれるモデルの為おススメです。

Stephano limited

出典:シマノ

ステファーノの自重が64グラムなのに対し、ステファーノリミテッドは54グラムと軽さを追求した製品です。軽いだけあり機敏な動きも可能ですし、腕への負担を最小限に抑えることが出来るので長時間誘いをするには、うってつけモデルでしょう。

Stephano 攻

シマノ ステファーノ 攻 SS175

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ステファーノシリーズの中でも手感度に特化した製品で、これまで伝わりきらなかった当りをキャッチしてくれるモデルです。圧倒的な感度なので、手感度で釣りたい方には特におススメモデルになっています。

Stephano CI⁴⁺

シマノ ステファーノ CI4+ MH175-2

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ステファーノシリーズのコンセプトを持ちながら、釣り方によって使い分けられるよう特徴を磨いた3つの機種があります。スタイルや好みに合わせて選べることにより人各々の釣りを満喫することが可能なモデルになっています。

Stephano SS

シマノ(SHIMANO) ステファーノSS M180
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