ところがドチザメは、堤防釣りでも釣れてしまうことがあります。細い竿なら手の平サイズのかわいいドチザメが、丈夫な竿や釣り糸ならちょっと大きめのドチザメが釣れることがあります。もちろん1m以上のドチザメを気楽な装備のままで狙ったとしたら、釣りあげるどころか糸切れで逃げられてしまいます。
釣りあげたあとは歯に注意が必要!
小型でおとなしいドチザメもサメはサメですし、大物のドチザメならサバの切り身の餌で近くにドチザメがいればきっと反応があります。小型でおとなしいドチザメも鋭くて丈夫な歯を持っています。釣りあげた後は気を抜かず、ドチザメに噛まれないように注意が必要です。
ドチザメの仕掛けは?おすすめの竿は?
ドチザメを釣るのならどんな仕掛けが必要?
釣りは普通ねらっている魚の種類や大きさに合わせて竿や針や糸を準備します。アジやボラなど小型の魚を釣る場合ならライン(道糸)と、ハリス(釣り針を結ぶ糸)と、サビキ(餌かご)で仕掛けを作ります。ところが、ドチザメは釣るつもりがなくても釣れることがあります。
ドチザメを釣るのなら丈夫な竿で!
ドチザメの釣りは仕掛けにあまり気を使わないのですが、大きなドチザメが釣りたいのなら、できるだけ丈夫な竿と針と糸で仕掛けを準備しておきましょう。次はエサが必要ですが、ドチザメは肉食で泳ぎが得意ではなく、貝、カニ、エビなどを主食にしています。それらをエサとして利用するか、サバやイカの切り身をエサにしてもよく釣れます。
ドチザメ釣りはルアーでも釣れる?
アングラーの中には普段ルアーで釣りをしていてルアーの方が慣れているため、ルアーで釣りたいと考える人もいます。もちろん、ルアーでも釣れないことはありませんが、切り身より高くつくのでおすすめしません。どちらにしても、釣りあげたドチザメに噛まれないように、注意をすることは忘れないようにしてください。
ドチザメは食べてもおいしい!?その料理方法は?
食べると美味しい!まるで鯛?
ドチザメを食べたことのある人の間では、意外とおいしく食べることができたと評判です。白身魚のようでクセも少なく、唐揚げや照り焼きなどでおいしくいただけます。もちろん合う料理と合わない料理もあり、刺身はおいしいという声と無理だったという声もあります。どの料理方法がおいしいのかは、自分自身の舌で確かめてみてください。