沖釣りで使われる仕掛けです。イトヨリダイだけでなくアマダイやホウボウも釣れるので一般的な沖釣り用の仕掛けが使えます。エサはオキアミの尾の部分を取り除きます。尾の部分から腹に向けて針を通します。
ひとつテンヤ
イトヨリダイはエビが好物なのでこちらもよく使われている仕掛けです。テンビン仕掛けより仕掛けが簡単なこともあり人気です。イトヨリダイだけでなくマダイやアマダイを狙うことができます。餌は活きエビより冷凍エビがよく使用されています。
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イトヨリダイの選び方
鮮度を見極めよう
イトヨリダイを買う場合の選び方です。触ったときに弾力があり体の模様がはっきりと鮮やかなものを選びます。目の部分が白濁してなく透明感のあるものを選びます。エラの内側が見れる場合は赤っぽいものを選びます。鮮度が落ちると全体的に色が悪くなりますので買うときは注意してください。
イトヨリダイの美味しい料理
おすすめ料理その①
イトヨリダイのお刺身です。イトヨリダイはクセがなくあっさりとした白身魚です。その繊細な味を楽しむにはお刺身をおすすめのします。身と皮の間が一番美味しいので、特におすすめは皮目を焼いて霜降にした焼皮霜降です。飲食店などでは醤油ではなく塩とレモンやすだちなどの柑橘系を付けて提供しているお店もあります。
おすすめ料理その②
イトヨリダイの塩焼きです。クセがなく淡白な白身に塩味がよくあいます。ふっくらした白身に塩が加わり甘味をよりいっそう感じることができます。焼くときの塩を軽めに当て、食べるときに岩塩やすだちを好みで付けていただいても美味しいです。
おすすめ料理その③
イトヨリダイの煮付けです。しょうが、水、酒、みりん、砂糖、醤油で煮付けます。身が崩れないように弱火で煮付けてください。ふっくらした白身に煮汁が染み込みごはんによく合います。お酒の肴にももってこいです。
おすすめ料理その④
イトヨリダイの酒蒸しです。イトヨリダイに塩をふり魚独特の臭みをとります。水分をしっかり取ったあと酒蒸しにします。好みで昆布に挟んでから酒蒸しにすると昆布の旨味成分が加わり味に深みが出ます。
おすすめ料理その⑤
イトヨリダイの包み焼きです。オレガノやローズマリーなど好みのハーブに柑橘を加え包み焼きにします。玉ねぎなどの野菜を一緒に加えると風味がよりいっそうよくなります。食べる前にエクストラオリーブオイルを少し加えるのもおすすめです。
おすすめ料理その⑥
イトヨリダイの天麩羅です。新鮮なイトヨリダイに衣を付けてさっと揚げます。この時衣に火が通る程度にしイトヨリダイはレアな仕上がりにしても美味しいです。オーソドックスにてんつゆか塩でいただきます。レアな仕上がりにした方は塩でいただくのがおすすめてす。
おすすめ料理その⑦
イトヨリダイのムニエルです。塩と胡椒をふり小麦粉を薄くまぶします。オリーブオイルで皮目からこんがり焼き色がつくまで焼きます。少量の酒で蒸し焼きにし、最後にバターでこくと風味をつけます。お好みでハーブを一緒に入れて香り豊かに仕上げるのもおすすめです。
おすすめ料理その⑧
イトヨリダイのアクアパッツァです。イトヨリダイは塩をふり魚独特の臭みをとります。熱したオリーブオイルとにんにくの中に水分をしっかり取ってから入れます。両面をこんがり焼いたらトマトや好みの魚介類、白ワインを入れて蒸します。最後に塩胡椒で味を整えれば完成です。こちらも好みでハーブを一緒に入れて作ることができます。
イトヨリダイのおすすめ料理⑨
イトヨリダイの潮汁です。イトヨリダイのアラも使わないともったいないです。とてもいい出汁がでます。昆布出汁にイトヨリダイのアラを入れて煮ます。塩胡椒と醤油で味を整えれば完成です。脂っぽくなくあっさりしていて飲みやすいです。味噌汁にしても美味しいです。
イトヨリダイのおすすめ料理その⑩
イトヨリダイの鯛めしです。洗い米に出汁、醤油、酒、みりん、こんぶを土鍋や釜に入れます。そこに表面を焼いたイトヨリダイを入れます。入るなら丸ごとで入れる方が美味しく仕上がりますが、無理なら半分に切って入れましょう。そのままの焚き上げれば完成です。甘くてふわふわした身がとても美味しいです。
まとめ
イトヨリダイについて知っていただけたでしょうか?イトヨリダイだけを狙って釣るのはなかなか難しいですが、アマダイ釣りなどの時に外道として掛かることもよくあります。そしてとても美味しい魚です。クセがあまりなく淡白な白身魚なのでいろいろな調理法ができます。いろいろ試して好みのイトヨリダイ料理を楽しんでください。