名前と見た目で騙されがちなのですが鯛じゃないんです。スズキ目スズキ亜目イトヨリダイ科イトヨリダイ属になります。なのでイトヨリダイはスズキの仲間だったのです。イトヨリダイ独自の科属があり、その仲間はソコイトヨリ、モモイトヨリ、ニホンイトヨリの3種です。
イトヨリダイの旬・時間帯
イトヨリダイの旬な時期
イトヨリダイの旬な時期は9月~2月あたりです。一年中市場には出回ってはいますが5月~8月が産卵期になるからです。卵がある方が美味しい魚もいますが、イトヨリダイは産卵期は味が落ちるためはずす方が美味しいです。
イトヨリダイが釣れる時間帯
イトヨリダイは年中釣ることができます。その中で4月~6月、9月~11月が釣りをするにはベストな時です。真夏の水温が高い時期はなかなか釣り上がることがありません。よく釣れる時間帯は特になく日中でも夜中でも釣ることができます。なので狙っている魚が違う場合でもよく釣れる場合があります。
イトヨリダイの値段
いくらで取引されてるの?
イトヨリダイは祝い魚としても扱われる高級魚です。一匹およそ1000円~売られています。大きくなればなるほど高値になり、5000円ほどまで値上がります。年中取引はされているもののスーパーマーケット等ではなかにお目にかかることがありません。ほとんどが料理店へと卸されています。
イトヨリダイの釣り方
海底までの深さを把握しよう
イトヨリダイが生息しているのは深さ40m~の海底です。たまにそれより浅い場所で釣れる場合もありますが基本は海底を回遊しています。メーターの付いているリール等で深さを把握して釣りをしましょう。水深がよく変わる場合はこまめに対処しなければいけません。
竿をあまり動かさない
オモリを海底まで落とします。そこから1mほど引き上げてアタリを待ちます。基本的には竿はあまり動かさず、たまに上下に揺らす程度で大丈夫です。イトヨリダイと同じ位の水深にアマダイも生息しているので、アマダイの方がよく釣り上げることもあります。