チニングラインのおすすめ9選!種類ごとの特徴や太さの選び方も徹底解説

チニングラインはチヌを狙って釣る「チニング」を行う際に使う釣り糸です。チニングは人気の釣り方ですが、ライン選びが釣果に影響する釣りでもあります。この記事ではチニングラインの選び方を紹介します。太さや素材を確認しましょう!おすすめも紹介します!

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チニングのラインについて

チヌ(クロダイ)をルアーで釣ることをチニングといいます。最近はルアーフィッシングとして人気が上がってきています。チヌはエサ釣りだとハードルが高いと思われがちですが、ルアーに変えるだけでびっくりするほど簡単に釣れるので、初心者や女性、子どもでも気軽にチャレンジしやすいといわれています。

チニングとはチヌを狙った釣り方

チヌは食べ方が雑であたり方がそれぞれあり、いろんな楽しみ方ができるのがチニングの魅力です。その分チヌのあたりなのか、障害物に触れただけなのか見極めるのが難しくもあります。そして、チヌはのある魚でありながら用心深く警戒心の強い魚なので伸び率が低く、あたりを確実に捉えられる高性能なライン選びが重要になってきます。

チニングはラインの幅が多い

チニングは釣りのスタイルによって使うラインが異なってきます。さまざまな水深にあった種類のルアーや攻めていくスタイルによって使い分けれるので、幅広いラインを自分にあった釣りのスタイルで選んでいく必要があります。チヌは力があり引きが強いので、同じ太さなら強度の高いラインを選ぶ方が安心できます。

チニングラインの種類

チニングに使用されているラインはナイロンライン、フロロライン、PEラインの3種類です。どのラインを選ぶかで、釣果にも表れてくるのでとても重要です。この3種類のメリットやデメリット、初心者〜上級者別にまとめたおすすめポイントをお伝えします。

チニングラインの種類:ナイロンライン

ナイロンラインはフレキシブルで伸び率が良く、またコスパが良くライントラブルも少ないので初心者には扱いやすいラインです。まずはナイロンラインから感覚を身体に染み込ませ、ある程度掴めたら他のラインに挑戦するというスタイルもおすすめです。

ナイロンラインは最も一般的な釣りのラインです。

ナイロンラインは摩擦に弱いので衰勢が早く、障害物に当たると切れやすいです。また、伸縮性が良い分感度が悪くなるので、ボトムを狙ってのチニングには不向きです。ナイロンラインは軽いので表層を狙ってのチニングがおすすめです。

チニングラインの種類:フロロライン

フロロラインはボトム狙いのチニングにもってこいのラインです。ナイロンラインよりも硬いので巻き癖がつきやすく、結束部分も弱くなっているので扱いが少し難しくなります。フロロラインは中級者・上級者向けです。

バス釣りのラインとして主に使われているフロロライン

ナイロンラインやPEラインに比べて、耐摩耗性が高く外傷にも強いのでテトラポットや岩礁帯などの障害物が多い場所ではとても重宝されています。さらに、高感度で比重も重いため沈みやすくなっています。

チニングラインの種類:PEライン

PEラインは他のラインよりも軽くなっており、波や風の影響されやすいです。扱いに少し難しいと感じることもあり、上級者向けといわれています。そして、ナイロンラインよりも軽く浮きやすいので表層やミドル層狙いにおすすめです。

ルアー釣りの定番として使われているのがPEライン

伸縮性がほとんどなくフロロラインよりも感度が高いので、あたりを感じやすいです。また強度も群を抜いて良いのでその分ラインを細くできますが、耐摩耗性が低く結束部も弱いです。メリットやデメリットが多いですが、製品選びに拘ればPEラインはチニングに最適といえます。

チニングラインの太さ

ラインを選ぶ太さの基準は、チヌのサイズやフィールドの状況で選びます。チヌは力がある魚なので、太目を選んだ方がいいと思われがちですが、太すぎると感度を感じにくくなるので、細めのラインでも十分といえます。それぞれのラインのおすすめポイントをまとめてみました。

チニングラインの太さ:ナイロンラインの場合

ナイロンラインは8~12lb(号数ですと2〜3号)程度がおすすめです。ビギナーには1人でも使い勝手の良いナイロンラインから始め、ルアーの使い方など慣れてきた時に使いたいラインに替えていくのも。ナイロンラインにするなら、ソルト用に開発されたラインがおすすめです。

チニングラインの太さ:フロロラインの場合

フロロラインを使用する場合も8~12lbがおすすめです。海底などボトムを狙ってのチニングで利用する場合は、耐摩耗性が高く比重が重いフロロラインがおすすめです。細さも重要ですが、ボトムでのズル引きでも耐えられる太さに注目して選んだ方がチニングをより楽しめます。

チニングラインの太さ:PEラインの場合

PEラインは0.4~0.8号前後がおすすめです。ボトムを狙う場合は太めの方がいいですがその分感度が落ちてしまうので、表層から中層を狙うのであれば、0.6号が扱いやすいといわれています。細いのが不安と思うのであれば0.8号から選び、徐々にラインを細くしていくことをおすすめします。

チニングとショックリーダー

ショックリーダーとは、チヌの急な食いつきからショックを軽減させ、根ズレからラインブレイクを守り、細いラインやPEラインを使用する際にメインラインの破損を防ぐために結束するラインのことです。PEラインで釣りをする際にはなくてはならない重要な役割を受け持っています。では、チニングにおすすめのショックリーダーをご紹介します。

ショックリーダーはPEラインでは必須

ナイロンラインやフロロラインを使用する際は不要と考えられていますが、根ズレや結束部分が弱いPEラインを使う時はショックリーダーを装着することをおすすめします。また、耐摩耗性が低いPEラインは弱点をカバーするためにもショックリーダーを欠かせません。

ショックリーダーはラインと同じ太さがベスト

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