熱中症になるのはどんなとき？
夏場になればほぼ必ず聞くことになる熱中症という言葉。近年は最高気温が40度を超えるような地域も続々と出てきており、より一層の注意が必要になってきています。それでは、そんな熱中症になってしまう原因にはどんなものがあるのでしょうか。ということで、まずは発症するタイミングをご説明します。
水分・塩分を十分に摂れていないとき
まず1つ目が、水分や塩分といったものを十分に摂取できていないというものです。これについては誰であっても思いつく原因でしょうが、これらが摂れていなければ汗をかき続けて体の中の両方の養分が不足してしまい、体を冷やすことができなくなって結果的に症状を起こしてしまうというわけです。
水分が取れない就寝中も危険
続いて、寝ている間というのも熱中症になりやすいとされているようです。就寝中というのは私たちの想像以上に汗をかいていて、水分がどんどん不足していってしまいます。エアコンをつけることなく寝て体温が上昇し続け、そのまま亡くなってしまったというケースもあるようですので決して侮れません。
意外と盲点！プールや海
加えて、夏場の定番のアクティビティであるプールや海で泳いでいる時にも発症しやすいようです。ご紹介しました通り昨今は夏場の非常に高い外気温が問題となっていますが、これによってプールなどの水温も上昇し、涼しくなるどころか逆効果となってしまうわけです。
熱中症対策に大切なことは？
このように、水分や塩分が摂取できていない以外にもいろいろな状況で発症する可能性のある熱中症。最悪の場合には死に至ってしまうために無視することのできないものですが、そんな恐ろしい熱中症にならないためにはどのような対策をするべきなのでしょうか。
こまめな水分補給を心がける
まずは、こまめに水分を補給するということです。これについてはいろんなところで聞いたことのある対処法でしょうが、このこまめというのがどれくらいの頻度なのかといえば、朝起きた時や朝昼晩の3食、そしてそれぞれの中間の時間や風呂後に就寝時などが挙げられます。
塩分も摂取する
人間は暑ければ汗をかきますが、その中に塩分も含まれているのは周知の事実。そのため水だけを飲むのでは不十分となり、この塩分も一緒に摂取しなければしっかりした対策とは言えません。スポーツドリンクや、塩飴などがおすすめです。
見逃しやすい症状に要注意！
実は、後述するように熱疲労や熱けいれんといった風に区別がされています。この区別がされているということから分かるのは、熱中症というのは暑さで倒れてしまうといった分かりやすいものだけでなく、別の症状もあるということです。
めまいや頭痛も関係している？
例えば、めまいや頭痛といった症状も該当しています。すこし体調が悪いかも、と油断してしまいがちな、決して少なくない症状ではありますが放っておいたのが原因で大きな症状を発症してしまうのに繋がりますので、一層の注意が必要なのです。
熱中症対策飲料ランキングBEST 10
ここまでは、夏場、もしくは夏でなくとも気温の高い時などに注意してほしい熱中症になってしまう原因やその対策について簡単にではありますがご紹介しました。ここからは、本題であるこの対策をするのにおすすめしたい飲料のランキングベスト10をご紹介していきましょう。
電解質をプラス！明治ヴァームウォーター
まず1点目におすすめするのは明治の「ヴァーㇺウォーター」グレープフルーツ」です。非常に危険な虫の代表格であるスズメバチから配合成分を学び、製品名にある「ヴァーム」というアミノ酸を含んでいるグレープフルーツ味の飲み物となります。
10数種類のアミノ酸配合
このヴァームウォーターは、全部で17ものアミノ酸物質を1500ミリグラムずつ配合しています。それらが相乗効果を発揮して水分の補給はもちろんのこと、電解質も摂取することができるので対策用の飲料としておすすめできます。加えてカロリーゼロでありながら脂肪燃焼効果も備わっています。
詳細
- 内容量500ml
- エネルギー0kcal
- VAAM1500ml
熱中症対策飲料ランキングBEST 9
水分の補給として水やお茶などを飲む方もいらっしゃるでしょうが、それらだけではやはり不十分です。両方とも塩分がありませんし、お茶の場合緑茶だと利尿作用があるので水分補給には適していないのです。必ず塩分も一緒に補給することを心がけましょう。
伯方の塩使用！POM塩と夏みかん
続いて2点目にご紹介するのは、POMの「塩と夏みかん」になります。こちらもカロリーは0カロリーで、飲料名通り塩と一緒に夏みかんを使用しています。そして冷蔵庫や冷凍庫で冷やしたり凍らせてもおいしく水分と塩分の補給ができます。
手軽に水分＆塩分補給
こちらに使用されている塩は、有名な伯方の塩です。そして夏みかんの方は瀬戸内産の夏みかんを使用しており、みかんのすっきりした味わいを楽しみつつお手軽に水分と塩分を一緒に補給することができるため、対策の飲料としておすすめできるのです。
詳細
- 内容量490ml
- エネルギー0kcal
- ナトリウム0.66g
- 食塩
- ビタミンC
熱中症対策飲料ランキングBEST8
一口に汗をかいた時に水分と一緒に塩分も外に出ていくといっても、その塩分の中にはいろいろな物質が入っています。例えばナトリウムやカリウムなどといったイオン系の物質が入っており、これらを不足させないように配合されている飲料を選ぶ必要があります。
塩分量はピカイチ！大塚製薬ポカリイオンウォーター
3点目はポカリスエットで有名な大塚製薬より「ポカリスエットイオンウォーター」というアイテムになります。こちらは前述したポカリスエットのスタンダードタイプにナトリウムなどのイオン成分を加えたものであり、カロリーは11キロカロリーです。
ナトリウム量270㎎
こちらは前述していますとおり、普通のポカリスエットとは違いナトリウムを多く含んでいます。なんと270㎎という熱中症対策の飲料の中でトップクラスの内容量を誇っており、また普通のものよりも味としてはさっぱりしていますので飲みやすい印象を受けるようです。
詳細
- 内容量500ml
- エネルギ11kcal
- 食塩相当量0.1g
- カリウム20㎎
熱中症対策飲料ランキングBEST7
熱中症の対策にはこの後にもご紹介するスポーツドリンクが良く飲まれていますが、それらは糖分やカロリーが高くなりがちになっています。たくさん摂取しすぎるとかえって健康状態を悪化させてしまいますが、最近はご紹介しました通りカロリーゼロのものも登場しています。
即効吸収！明治ザバスミルクプロテイン
ランキングのベスト7に入ったのは、ベスト10のヴァームウォーターと同じく明治の「ザバスミルクプロテイン」です。こちらは今までご紹介してきたものとは少しばかり異なり、筋肉トレーニングなどで接種を推奨されるプロテイン系です。
気楽に飲める対策プロテイン
プロテインと聞くと飲みにくいのではないかと少し抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらに関しては牛乳など飲み慣れた飲み物に入っているミルクプロテインが配合されており、誰も飲みやすいプロテイン飲料といえるでしょう。
詳細
- 内容量430ml
- エネルギ99kcal
- 食塩相当量0.16g
- 炭水化物10㎎
熱中症対策飲料ランキングBEST6
塩分の過剰な摂取のもちろん悪いですが、水分だけを摂取するのも発症させやすくする可能性があります。。暑い場所で30分以上の運動を行い塩分を消費した後に水分だけを補給すると、血液中の塩分などの濃度が低下して逆に症状の発症につながることもあるのです。
誰でも飲める！サントリーグリーンDA・KA・RA
そしてランキングの第6位はサントリーの「GREENDA・KA・RA」です。同社からは通常のダカラも登場していますが、あちらには塩分の一種であるナトリウムが含まれていません。グリーンダカラには問題なく入っていますので、こちらの方が向いています。
水分補給とおいしさの両立
こちらは100ミリリットルにつきナトリウムが40ミリグラム配合されており、対策用の飲料の中でもなかなかの配合量です。また味もおいしいと評判で、誰にでも飲みやすい水分補給用飲料としておすすめできるのです。
詳細
- 内容量500ml
- ナトリウム40mg
- カリウム11mg
- エネルギー17kcal
