テンカラの仕掛け特集!必要アイテムそれぞれの選び方とおすすめ!

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n-VISIONのテンカラハリス隠密です。二層の特殊コーティングでしなやかさとターン性能を格段にUPした製品です。更に適度な張りも兼ね備えていますのでキャスト時にラインが伸びやかにターンしますので初心者でも毛鉤を柔らかく着水させる事が出来ます。

テンカラ釣り仕掛けの必要アイテム③ 毛バリ

さていよいよテンカラの核心部、毛ばりの紹介コーナーです。ルアーや毛鉤を使う釣りで常識の様に言われている事がテンカラ釣りには当てはまらない場合が多いです、孤高の釣法テンカラは世界でも独自に発展して来ましたので毛バリを紹介しながら少しお伝えして行きます。

テンカラ釣り仕掛けの毛バリ1. 選び方

まずテンカラ釣りにフライフィッシングで使用する毛バリを利用出来るかと言えば、勿論使えますのでお好みで色々な毛バリを使ってみて下さいと申し上げておきます。ただ、テンカラ毛バリにはフライフィッシング用の毛バリのように凝った構造の物は有りません。

マッチザベイトの考え方とは

最近では海釣り淡水問わず、一般的にルアーや毛バリ釣りは状況に応じて、その日ターゲットの捕食状況を把握して対応するのが常識となってマッチザベイトと言う言葉で表現しています。当然釣果を上げる為に必要な事とは思いますが、渓魚に関しては全く別のアプローチが有ると言う事を皆さんに知って頂ければと思います。

フライフィッシングとテンカラの違い

フライフィッシングは魚との駆け引きを楽しむ事を目的に発展して来ました。端的に言えば楽しみの為の釣法です。一方テンカラは食糧を得る為、売って現金を得る為に何代にも渡って築き上げて来た、生きる為の釣法なのです。ですから一切の無駄を省いた究極の仕掛けが生み出されたのです。

テンカラは究極の釣法

魚類の生息限界に棲んでいる岩魚にフライフィッシングの考え方はあまり当てはまりません。彼らは食べ物の少ない源流で生きる為、時にはヘビやネズミだって食べてしまいます。捕食ポイントに流れて来た物は何でも喰らいつきます。テンカラはこの捕食ポイントにごく自然に毛鉤を流す為の究極の釣法なのです。

幅広くカバーできる#12~#14

毛鉤のサイズは#12か#13がお勧めです。小さいサイズを使って小型を掛けてもリリースするしますから、大きめのサイズを使って小型が掛からない様にします、そうすれば下手に魚を傷つける事がないので良いと思います。実際は毛鉤の色やサイズはあまり気にしなくて良いです。

テンカラ釣りは自作毛バリで満足度UP

テンカラ毛鉤はフライのようにタイイングツールなど無くても簡単に作れますので少しご説明します。準備する物は、針はTMC103BL13番(カエシの無いタイプ)、赤と黒の絹糸、透明マニキュア、水鳥の羽根の先端部4.5cm。これだけでテンカラ毛バリを作れます。作り方はまず、黒糸でハリの2/3程までぐるぐると下巻きをします。

この時黒糸は切りません。次に赤糸をハリのちもと(ハリ先の反対側)に2.3mmぐるぐる巻き付け、巻き終わりを黒糸で巻いて固定します。最後に水鳥の羽根を軸に沿わせて上から黒糸で固定して羽根を巻き付け巻き終わりを黒糸で固定してマニキュアを塗れば完成です。糸の色はお好みで変えて下さい。

テンカラ釣り仕掛けの毛バリ2. おすすめ

自作も良いですが市販されているプロが作った毛バリは、やはり見事な出来栄えの物が多いです。小さくて軽い毛バリですから風の影響を受けます。状況によって対応出来るように、羽根の大きさと密度の違う物を何種類か揃えて置く事をお勧めします。

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