キス釣り仕掛けを徹底解剖!それぞれの基本構成と必要アイテムとは?

キス釣りでは、仕掛けが釣果に及ぼす影響は非常に大きいです。そのため、使用するエサや釣り方のスタイルが同じ場合でも、仕掛け選び一つで釣果に雲泥の差が生じます。この記事では、投げ釣り用のキス釣り仕掛けに的を絞り、種類ごとに基本構成と必要アイテムとをご紹介します。

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彼にはもう八十四日間も一匹の魚も釣れない日続いていた。 釣れない時は、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい。

キス釣り仕掛けには細かなバリエーションが存在する

シンプルな釣りでもあり仕掛けの種類自体はそれほど多くないのですが、細かい部分に焦点を当てた場合、とても繊細でさまざまなバリエーションが存在するのキスを釣る上での一つの醍醐味でありポイントになる部分でもあります。どのようなポイントを考慮するか大枠を述べていきます。

状況に応じて変化

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波をはじめ、潮の流れ、水深、季節などで仕掛けは変わってゆきます。また、季節に伴うキスの活性度によっても選ぶ仕掛けは変化していきます。これらのことを頭に叩き込み、臨機応変に仕掛けを選択することが釣果につながります。そのためとても多種多様なバリエーションが存在します。

場所や時間によって変化

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数狙いなのか、大物狙いなのかで、キス釣りは場所も変わってきます。また、それに応じて仕掛けのセッティングは変わってきます。これは、時間にも言えることで、昼と夜では仕掛けの工夫の仕方が違います。また、キスはこのようなことでちょっと仕掛けに変化をつけるだけでも、釣果にかなり差が出ることもあります。

キスの竿選びの記事はこちら

キスの外道とは

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シロギスにも、外道が存在します。メゴチが外道にあたります。厳密にはネズミゴチ系の魚にあたります。いかに外道をひかないようにして、シロギスを釣り上げるかについて述べます。一体どんなコツがあるでしょうか。

エサを動かす

メゴチは、キスよりも海底近くでじっとしています。なので、なるべく仕掛けを投げる時は遠くまで飛ばして、引いてくるようにします。もし、動かさないでじっとしていたならメゴチに食われてしまう確率が高くなります。上の方を漂っていれば、キスの方が早いのでキスが断然食いつきやすくなります。

アタリが出たら

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キスの方がメゴチよりもヒットした時の感触が明確です。なので、感覚的に強くあたってるような感じたなら一度仕掛けを動かすのをやめて、数秒待って魚が食べるのを見計らって釣り上げればキスをとらえる確率があがります。

キス釣り仕掛けの基本構成と必要アイテムとをご紹介!

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仕掛けについては、今回は投げ釣りに用いられる仕掛けをクローズアップしていきます。大まかに分けると、標準的なものををはじめ、尺ギス用ピンギス用と3種類の仕掛けについて述べていきます。また、それぞれの基本構成の説明と、必要アイテムについて掘り下げてご紹介をしていきます。

キス釣り仕掛け① 標準仕掛け

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それでは、まず標準的なキス釣り仕掛けの基本構成ついてご説明していきます。それに加えて、7種類の必要アイテムそれぞれの選び方のポイントと各種おすすめアイテムとについてもご紹介していきます。

標準キス釣り仕掛け1. 基本構成

図をご覧になりながら、基本の構成を説明していきます。左上から道糸(水色の糸)、テンビン(灰色のオモリのようなもの)、力糸(白い糸)、スイベル(白と水色の糸をつなぐ金具)、幹糸(スイベルから先の水色の糸)、ハリス(幹糸から枝分かれしている糸)、ハリの順で構成されています。

標準キス釣り仕掛け2. 必要アイテム

出典:PhotoAC

実際に、基本的なキスを釣るための仕掛けに必要な7種のアイテムについて順を追って紹介していきます。標準的なキスの特徴を交えながら、どんな状況でどのようなものが適しているかを述べていきます。

必要アイテム① 道糸

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道糸とは、自分から見て一番手前に付いてる釣り糸のことで竿の先から伸びている糸とのこと言います。キス釣りにおける道糸の選び方ではどのようなことがポイントになるでしょうか?おすすめの道糸を交えて見てみましょう。

感度が重要

場合によっては、キスに関しては100m近くまで釣り糸を伸ばすこともあります。なので、そこまで長い場合は感度の悪いものを使用してしまうと、まったく魚が引いているのがわからないことがあります。

色分けされている糸が便利

キスを釣る上で、大事になるのは何m付近に反応があったとか目星をつけることも大切です。なので、糸に距離によって色分けされているラインを使うのが良いです。目安としては、25mごとに色があるものを使用するのが適しています。

おすすめの道糸は?

デュエル(DUEL) ライン(PE): HARDCORE X4 投げ 200m 0.8号 : 25m×4色12.5m毎・黒マーキング

 

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デュエル(DUEL)から販売されているPEラインです。こちらの糸は、なんといっても25mを区切りに色が青、赤、緑、黄色と変わりとても見やすくなっているので、魚群のあたりが付いたらこの色だと認識しやすい点にあります。

必要アイテム② 力糸

出典:PhotoAC

投げ釣りにおいては、キスに関わらずおおよそ100g程度のオモリを使うことも多い為、道糸に他の糸を結びを付けます。この糸を力糸と呼び、投げ釣りにおいては欠かせない糸と言えます。キスにおいてどんな力糸が必要でしょうか。

道糸による

糸の素材に関しては、たいがいはナイロンで充分です。しかし、道糸がPE素材の糸を選択した時だったり、遠くへ投げたいときや感度を高めたいときはPEを使用した方が良いです。シチュエーションによって使い分けます。

太さに関して

基本的には、1号や2号のような太いものが望ましいです。もしくは、道糸と同じ太さの糸を選ぶのも良いです。道糸と力糸の結び方に関しては、ナイロン同士ならブラットノット、ナイロンとPEの糸ならFGノットで結ぶのが良いです。

おすすめの力糸は?

ゴーセン(GOSEN) テーパーライン ちから糸(赤) 13m×5本巻き 3-12号 GT-462R

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ゴーセン(GOSEN)から販売されているナイロンの力糸です。値段はお手頃な価格なので、とりあえず試しに力糸を使いたいという方にもおすすめです。キス釣りにおいて、こちらを使用すれば投げた時に糸が切れれてしまう心配を軽減でできます。

必要アイテム③ スナップ付きスイベル

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糸がよれるのを防ぐため必要不可欠なアイテムと言えます。スナップがついてることで、容易にルアーを交換できます。臨機応変さが大切なキス釣りにおいて、ルアーの交換を手軽にできるのはとても強みになります。

破断強度に注目

スイベルを選ぶときは、破断強度でまず判断をします。キスが小型の魚と言えどこれは、基本的にあまりにも強度の低いものを選ばない方良いです。これは、強度を基準にして選ぶというよりは、強度が小さいものの場合は、サイズも小さく糸が結びにくくやりづらいからです。

クリップのタイプは?

キスは、そこまで大きな魚ではないので、クロスロックタイプなどの大物用までは必要なく、ライトスナップやワンタッチのタイプもので充分です。また、取り外しやすいものを選びたい方はワンタッチタイプのものがおすすめです。

おすすめのスナップ付きスイベルは?

Hicreat ローリングスイベル ライトスナップ クイック ベアリングサルカン 釣り糸コネクター ロックスナップ付き カープ 高強度 釣り仕掛け 道具 100個入り お徳用セット(2022-6-100pcs)

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さまざまなサイズから選べるライトスナップのスイベルになります。腐食もしにくく長持ちします。素晴らしい強度もあり、糸ズレもしにくく、さらにコストパフォーマンスも良い品物なので初心者の方にもおすすめです。

必要アイテム④ テンビン

TAKAMIYA(タカミヤ) ヒット天秤II 遊動式 5本入 SC-3511 15号
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