ライトショアジギングについて
様々な魚種が狙える、現在人気で魅力の釣りです。水温が上がってくると、青物を始め多くの回遊の魚が沿岸部に近づいてきます。釣り人がワクワクする時期です。
ベイトフィッシュが寄ってくる早朝はメタルジグを投げるの絶好の機会のため、多くのアングラ-がキャストを楽しみます。誰でも手軽に始められるのが、ライトショアジギングです。
ライトショアジギングは軽量のジグを投げて行う釣り
ショアジギングでは、最大で80g~120 gのメタルジグ(ルア-)を投げて釣りを行いますが、ライトショアジギングにおいては、最大40g~50gの軽量メタルジグを主に投げて釣りをします。
どちらも海のスポ-ツと言われる釣法であり、キャストしてアクションすることを繰り返し行う釣りです。スポ-ツ的要素を持っていることもありますので、どちらも疲労感はありますが、ライトショアジギングでは、披露の蓄積の具合は比較的に軽いとも言われています。
ライトショアジギングのラインはPEが主流
釣りによく使われるラインは、フロロカーボンやナイロン、PEラインです。それぞれの特徴をルアー釣りに特化して述べると、フロロカーボンやナイロンの場合は伸縮性が高く、PEラインは伸縮性がかなり低いと言われています。
ルア-(ジギング)釣りでは、アクションの伝達率を大切しますので、ラインの伸縮性が高いよりも低い方が伝達率は高くなります。そのため、PEラインがルア-釣りでは主に使用されています。もちろんライトジギングでも例外ではなく主流となります。
また、PEラインは細い糸径なので、投げた時の空気抵抗を受けにくく飛距離が出しやすい特徴を持っているのも、ライトジギングなどのルア-釣りて使用される理由となっています。
ライトショアジギングのPEラインにはリーダーが必要
ライトジギングでは、メインラインとしてPEを使用しますが、擦れに大変弱いという欠点を持っています。魚のえらやひれ、海中の根などで擦れて切れてしまうことがあります。
そのため、PEラインの先には、ショックリ-ダ-と呼ばれる擦れに強いラインを結びつけています。リ-ダ-には、特に擦れに強く耐久性のあるフロロカ-ボンの使用が一般的になっています。
参考までにライトショアジギングのPEラインやリーダーについての関連の記事を下記に掲載していますので、ご覧になる方はどうぞ!
ライトショアジギングの解説動画を見てみよう
ライトショアジギングとジギングサビキの初心者にわかりやすい解説動画です。ここでは、シ-バスロッドタックルでリ-ルは4000番ハイギア、PEライン1.5号、リ-ダ-25ポンドを使用してのライトショアジギングの釣り方についてわかりやすく解説されています。
ワンピッチジャ-クなどのアクションの説明もあり、ライトショアジンギンクの釣り方がよくわかりますので、ぜひ参考にしてください。
ライトショアジギング用リーダーの選び方
PEラインには、リーダーが必須であることは先に述べましたが、リ-ダ-にはナイロンとフロロカ-ボンが使われ、最近ではフロロ-カ-ボンが主流になっています。ここでは、ライトショアジギングに用いるリ-ダ-の選び方について説明します。
ライトショアジギング用リーダーはフロロカーボンがおすすめ
リーダーはナイロン製もありますが、フロロカーボンが定番になっています。
その理由は、①ナイロン性のものよりやや摩擦に強い(表面が硬い)② 比重が大きく沈むので、沈めていくルアー(メタルジギング)に適している③ 伸びが少なく感度も良い。④ 水中における光の屈折率が水に近く、透明に近いというメリットを持っているからです。
ライトショアジギング用リーダーは140~280㎝がベスト
リーダーの長さは、一ひろから二ひろがベストと言われています。一ひろは両手を横に広げた長さ約140cmですので、140~280cmということになります。
釣りフィ-ルドや竿の長さによって変わりますが、メタルジグを投げた時にライン放出時のトラブルを減らすためにリ-ダ-の長さはリールひと巻き以内に調整しておくとよいでしょう。
ライトショアジギング用リーダーの号数はラインに合わせる
リーダーの太さは、ポンド数で表していますが、釣りフィールドや狙う魚によって変わります。メインラインで使うPEの号数によって太さが決まり、一般的には使うPEライン号数の20倍したのがポンド数で、PEの1号であるなら20ポンドです。
リ-ダ-のナイロンやフロロカーボンの号数はポンド数を4でわってやると換算できます。PEの0.8号ならその号数は4号となり、PEの1号ならその号数は5号となります。
ライトショアジギング用リーダーの結び方
ライトショアジギングでは、2か所の結束部分があります。一つはメインライン(PE)とリーダー結ぶところで、もう一つはリーダーとジグ(リング)結ぶところです。ここでは、まずPEラインとリ-ダ-の結び方について解説します。
PEとリーダーを結ぶ場合は、特に配慮が必要でキャストやリーリングの際、何度でもガイドを通過するため結び目は小さくし、更に結束を強くして、魚とのやり取りでPEとリ-ダ-がほどけたりしないようにする必要があります。
ライトショアジギング用リーダーはFGノットがおすすめ
PEとリーダーの結束には、FGノットがおすすめです。慣れないとなかなかむずかしい結び方ですが、編み込んでいくような結束方法なので、結び目は小さく、ラインにテンションがかかるたびに結び目の結束が更に密になっていくという特徴を持っています。
ライトショアジギング初心者は補助器具を使おう
PEラインとリーダーの結束はFGノットが一般的ですが、実際にやるとなると慣れるまで時間がかかり難しいです。しかし、現在は、市販の補助器具がありますので、それを使うと初心者でも簡単に短時間で結束できます。
FGノットによるリ-ダ-の結び方を動画でみてみよう
FGノットは、結束部分が強く現在は定番です。確実にこの結束方法ができるようにすることが大切です。この動画は、この方法についてわかりやく解説されています。見てやり方を覚えましょう。
ジグとリーダーの結び方
PEラインとリーダーの結び方については、先に解説しましたが、ここでは第二の結び目である、ジグ(リング)とリーダーの結束について紹介します。おすすめは、イモムシノットとジャンスィックSPノットという二つの結び方です。
一押しはイモムシノット
結び目の感じがイモムシのようになるのが特徴です。結び目は、メタルジグなどのルアーを投げた時や、大物がかかった時、そのファイトでかなりの力がその一カ所に集中しますので、多少結び目が大きくなっても強度をしっかり重視したい箇所です。