モンハナシャコの脅威のパンチ力と視力に迫る!天敵と飼育方法もご紹介

人気漫画「テラフォーマーズ」で有名になり知った人も多いモンハナシャコは、パンチ力が強い生物です。中には水槽をパンチで割るほどの力を発揮するものもおり、その生態は多くの人を惹きつけています。ここでは、モンハナシャコの具体的な凄さについてまとめていきます。

この記事をかいた人

彼にはもう八十四日間も一匹の魚も釣れない日続いていた。 釣れない時は、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい。
Array

モンハナシャコとは?

シャコの仲間というのはわかりますが、具体的にはどこの原産で、体長はどのくらいなのか、そしていかなる特徴を持つのか述べていきます。補足で、ルックス面ではどのような特徴があるかについても解説していきます。

シャコの一種でパンチ力がすごい!

出典:PhotoAC

最初に産出した地域は、東南アジアになります。現在、他の地域ではミクロネシアやインド洋や台湾などの海域でも見られます。珊瑚などがいる綺麗な海でもよく見られます。大きさは、約15cm程度の生物です。モンハナシャコの特に際立った点は、パンチ力が凄まじいところにあります。

見た目が鮮やかで観賞用としても人気

pinkzebra / Pixabay

外見はとてもカラフルで、体の色は輝きのある青緑と赤色をベースにし、尾のあたりはとても煌びやかな緑色をしています。そのため、観賞用としても人々の間でとても人気のある生き物でもあります。漢字で紋花蝦蛄と書きます、文字通りの外見をしています。

モンハナシャコは人気漫画テラフォーマーズで一躍有名に

一部の人々の間で有名でしたが、さらに多くの人がある漫画を通して急速に認知するようになりました。ここでは、大まかにですがその漫画についてご紹介をしていきます。また、どの部分のおかげでクローズアップされることになったかも述べていきます。

テラフォーマーズとは

Sttefan / Pixabay

未来の火星を舞台に、進化したゴキブリと戦うために昆虫のDNAを取り込み昆虫人間になった主人公たちの物語です。斬新のアイディアとインパクトがあるストーリーで、非情さ残酷さ、人のあつさなど様々なものが詰まった名作です。モンハナシャコの力を手に入れて鬼塚は作中でも無類の強さを持つキャラクターとしても有名です。

モンハナシャコが埋め込まれたボクシングの元チャンピオン鬼塚慶次

この漫画に出てくる鬼塚慶次はボクシングで輝かしい成績を残していました。しかし、いよいよ2階級制覇というところまで来ていたのですが、目を悪くしてしまいボクサー人生を断念しました。紆余曲折を経て他生物を取り入れた手術をすることになります。そのさい、選ばれた生物がモンハナシャコで、自身の強さをさらに生かすことになります。

モンハナシャコはパンチ力がすごい!

別名で海のボクサーとも評されているほどパンチ力がすさまじいですが、実際にどれほどのものなのか、ボクサーのパンチのスピードと照らし合わせて解説していきます。また、捕食のスタイルはいったいどのような感じなのか交えて紐解いていきます。

ボクシング選手のパンチの2倍のスピード

harutmovsisyan / Pixabay

ボクサーのパンチのトップスピードは、時速30~50キロと言われています。比較すると、モンハナシャコは2倍にあたるなんと時速80キロものスピードを出してパンチを繰り出します。世の中では、22口径の拳銃に並ぶポテンシャルを秘めているとも噂されています。

強烈なパンチで貝を割って捕食

MabelAmber / Pixabay

他の生物を食べて生活しているのですが、その際には自慢のパンチで貝の殻を砕いて、中身を食べます。貝だけでなく、エビの甲羅や、硬さのあるカニの甲羅でさえ破壊してしまうほどの威力を有しています。魚などは特に歯や顎がクローズアップされますが、他の攻撃手段でこれだけ突出したオリジナリティのあるものはそうはいません。

モンハナシャコのパンチは様々な物を破壊するほどの威力!

stevepb / Pixabay

前述からもお分かりの通り、スピードだけでなく、威力も兼ね備えています。さらに生物の殻や甲羅だけでなく、人間の生活における日常的なものまでも破損させるほどの威力があります。中には飼う上でとても困るものまで壊してしまいます。さすが漫画の題材になるだけはある、尖った性能を持っています。

パンチでワイングラスを割ってしまう

stevepb / Pixabay

仮にワイングラスに閉じ込めてみた場合、いとも簡単に割ってしまいます。しかも、その割り方はヒビをいれるような割り方ではなく、速度と威力を物語るように円で射貫くようにスコッと穴をあけてしまいます。このような破壊の仕方は、余程の威力とスピードがないと実現できないと言えます。

中には水槽を割るモンハナシャコも

WenPhotos / Pixabay

飼う場合、通常の水槽ではパンチの破壊力によってガラスを壊されてしまう可能性があります。水族館などのアクリル板を何枚も重ねて分厚い水槽ならさすがに破壊されることはないですが、家庭用でモンハナシャコ用の水槽をご購入する時は強度や厚さについては注意が必要です。

モンハナシャコで怪我をする人も多い

iamwahid / Pixabay

モノだけでなく無論人間に対しても、危険な存在でもあります。小さな生物だからと油断していると、大惨事に見舞われる場合もあります。海に関わる人の間では、多様な危険な生物のなかでも、特に恐れられています。果たして、人間に対してはどのようなダメージを与えてくるのでしょうか。

爪が割れる

Couleur / Pixabay

ダイバーの方などで、綺麗に見た目に好奇心をそそられ触ったみたら、けがをしてしまった事例がいくつかあがってます。なかでも、手の爪を割られてしまうという恐ろしい目にあった人も少なくありません。ちっぽけな体をした生物なのに、硬い手の爪すら砕いてしまう膂力があります。

指の骨を折る

congerdesign / Pixabay

最悪、爪だけでなく、アタリどころが悪く指まで折られてしまうケースもあります。まさに驚くべき生物です。また、このような驚愕の生物に興味を持たれた方は、こちらの記事で他の生物についても特集していますので、是非ご覧ください。生きる化石と言われている、ラブカもとても好奇心をそそる生物です。

浅瀬に生息する危険生物

Kanenori / Pixabay

モンハナシャコは、海の浅瀬あたりの砂底の穴やサンゴ礁のあるところで潜んでいたりします。浅い場所には、他にも危険な生物がいます。果たしてその危険さは、外傷を与えてくるものなのか、それとも毒を持っているものなのか、特に注意しなければいけないものをいくつかあげていきます。

ゴマモンガラ

美しい海にいることが多い魚ですが、ダイバーなどの間ではサメ以上に恐れられているという話まである生き物です。なぜそんなに恐れられているかというと、自分の領域に侵入したものには獰猛に襲ってくるからです。貝や珊瑚すら砕く顎と歯を持ち、指を失ってしまった人もいるほどです。

オニダルマオコゼ

ルックスは、岩のようであり、海藻まであったりもします。なので、ただの岩だと思い踏んでしまい大惨事になることもあります。背中にあたる部分に棘を持ち、しかも毒まで有しています。人がこの生き物によって亡くなってしまった事例まであるとても危険な存在です。足元に違和感のある岩があったら警戒すべきです。

ダツ

この魚は、光に向かって突進してくる習性を持つため、海に入る場合光ったものを体に身に着けているととても危ないです。図でもわかるように、口が細く鋭く尖っているため、あたりどころが悪いと人間でさえ、死亡してしまう可能性があります。まるで、長いアイスピックが猛スピードで迫ってくるようなおそろしさがあります。

モンハナシャコはパンチだけでなく視力もいい!

LeeChangmin / Pixabay

ここまでパンチを注目してきましたが、それだけでなく他にも特殊な能力を持っています。テラフォーマーズでも鬼塚の他の生物を取り入れる第一の条件は目が良いということでした。そこで、選ばれた生きものがモンハナシャコでした。実はパンチ以上に次元の違う生物を感じさせるタレントを持っています。

人間の10倍の色を見分けることができる

実は、10万色を識別できるという、想像しがたい能力を有しています。例えるなら、人間の10倍ぐらいの色を区別して把握することができます。なぜこのような高性能な目を持つ生物に進化する必要があったのかは定かではありません。多種多様な生きた物をそのまま食べるため、このような色覚を持つという説もあります。

円偏光が見える!

NEXT 円偏光が見える!