人間だけでなく、他生物でも類を見ないような、特殊なものまで見えます。それは、円偏光と呼ばれる光まで見ることができるという説まで上がってます。まるで、実在しない伝説の生物のようなスペックまで備えています。そのような生物に興味のある方は、他の未確認生物について書かれた記事もございますので、是非こちらもご覧ください。
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円偏光とは
前述されたワードですが、漢字を見ただけでも、円の偏った光っていったいどういうことなのか想像しにくい方も多いと言えます。ここでは改めてどんなことを意味する言葉なのか迫っていきます。また、そのもとになる単語の偏光とは、そもそも何なのかそこから解説していきます。
偏光について
電場や磁場など振動する方向が規則的に動く光のことを言います。仮に規則性を持たない光のことは、自然光とも呼ばれます。通常の光とは、偏光と自然光のはざまの状態に属しているとも言えます。偏るという漢字が使われているので、規則的という意味を思い浮かべにくですが、自然光の定義からみると理解しやすいです。
偏光にも種類がある
円偏光だけでなく、直線偏光、楕円偏光などさまざまなものがあります。光が1つの方向にだけ振動するものを直線偏光と呼び、螺旋のように振動するものは円偏光と呼ばれます。また、楕円偏光は螺旋の形が楕円になります。一見複雑に見えますが、振動の在り方によって名称が変わってくると考えれば把握しやすいです。
化学の進歩の橋渡し
ちまたでは、モンハナシャコがなぜ円偏光を認識できるかの理由を解明できれば、円偏光の回転を使った伝送中におけるデータなどの損失を減少させためのさらなる改良に貢献を促すこともできるとも言われています。いつの日か、さらなるハイテクノロジー進歩がモンハナシャコによって生み出される可能性があります。
モンハナシャコにも天敵がいる
さまざまな特殊能力を持つシャコではありますが、もちろん捕食者の頂点に立っているわけではありません。どのような相手を苦手とし、またどんな生物が彼らの上に君臨しているのか、気になる部分でもあります。シャコは、エビと似ていますが種が違う生き物で、海の中ではカマキリとも呼ばれることもあります。
大型魚やタコ
からだが小さいので、大きめの生物にはやはり捕食されてしまう可能性があります。しかし、そこまで天敵になるもの少ないとも言われています。ただ、大型の魚や、さまざまな海のものの天敵でもあるタコなどには弱いです。タコは、見かけとは裏腹に海の中ではさまざまな相手に対して優位に立てます。
大型生物には自慢のパンチも効き目が弱い
からだは小さいが拳銃並みの威力を秘めている攻撃を持つとは言われていても、やはりからだの大きいものに対しては効果が薄いと言えます。物理的に考えても、強烈な破壊力をもってるとはいえ、大小の壁は免れないと言えます。海における巨大な生物に関心のある方は、こちらの記事もおすすめです。
モンハナシャコは飼育できる?
前述でもでましたが、通常の水槽を割ってしまいますが、では実際に家庭で飼うことは現実的に可能なのでしょうか。ここでは、水槽をはじめ、餌などについて具体的な飼い方の説明をしていきます。一見、通常の生き物を飼うのと違い難しいそうな印象を与えますが、特に抑えるべきポイントはどこになるでしょうか。
厚めのガラスでの飼育がおすすめ
必要なものは、水槽をはじめ、海水と砂やバクテリア、ろ過装置とヒーターなどの海におけるものを飼育する上で基本的なものです。ただ、他と違う点はやはり水槽のガラスは厚手のものを用意するところにあります。水槽に関しては、実際にお店の方に聞いてから手に入れたほうがより間違いがないです。
エサは貝類
基本、あさりやしじみなどの貝類を割って食べるので、直にそのまま与えて大丈夫です。また、生きたまま新鮮な状態で食すのを好みます。餌の食べ方もとても綺麗なので、あまり掃除の手間もかからず楽です。捕食の様子が圧巻なので、それを観たいがために、飼育している人も少なくないです。
モンハナシャコの値段
年々ペットして、所持している方も増えています。手に入れるにあたってどのくらいの値段がかかるのかは気になるポイントです。生物界でも特別な存在であるため、とても高価なものなのでしょうか。また、どこに足を運べば手に入るのか述べていきます。ご購入を考えている方は、まずこちらに目を通していただければ幸いです。
8000〜1万円程度
食用のシャコとの値段は、1尾100円前後からあります。しかし、モンハナシャコはその100倍近くの値になり、8000円から1万円程度で取引されています。安いところでは、5000円前後の購入できる場合もあります。寿命に関しては、そこまで長寿ということはなく4年から6年ぐらいになります。
ペットショップで購入可能
通常のペットショップでも手に入れることが可能なのですが、やはり珍しい生き物なので取り寄せてもらってのケースが多いです。赴く際は一度、お店に電話を入れて確認してからの方が無難と言えます。また、近年はネットでの売買も盛んなので、通販で購入されている方も少なくないです。
モンハナシャコはどこで見られる?
飼う前に、もしくは飼うというより、まず観たいという方はどこに行けば良いでしょうか。具体的に、観れる場所についてご紹介していきます。そちらで、実際に目の当たりにして観られるだけでもかなりインパクトがあります。魅入られてしまい、この生物の虜になってしまった人も少なくないです。
江ノ島水族館
日本において、特にモンハナシャコがいるので有名な水族館は、江ノ島の水族館になります。他には、池袋のサンシャイン水族館、沖縄の美ら海水族館などのいろんなところで展示していたり、されていました。もし、モンハナシャコ目的で行くのなら入れ替わりもあるため、念のため問い合わせるか改めてお調べになることをおすすめします。
綺麗な見た目を楽しもう
近づくと危険ですが、観る分にはとても艶やかで、捕食方法も興味深い魅惑の生物です。水族館に観に行くもよしですし、実際にご自宅で飼うのにも水槽以外はそこまで手間がかからないのでとてもおすすめです。興味がわいた方は、インターネットで手軽に詳細に目を通してみるのも手です。
シャコの王者は?
シャコの大概の捕食方法は、モンハナシャコ同様に強力なパンチを繰り出して獲物を捕らえるのでしょうか。また、シャコの中でも最大の大きさをもつと言われるトラフシャコの大きさや強さについて紹介していきます。
打撃系でなくグラップリング
シャコのメジャーな格闘スタイルは、実はパンチではなく獲物を掴んで捕食します。鎌のような部分で対象を掴み、自身の巣まで引きづっていき、食べてしまいます。どちらかというと、カマキリと言われるのはこのような部分から来ていると言えます。どちらにしても攻撃的な姿勢がシャコには溢れています。
トラフシャコ
シャコの中でも特に大きな種として有名です。最大の物では、モンハナシャコよりも25cmも大きい、40cm前後のものまでいます。捕食方法は、やはりパンチではなく、棘の付いた脚で獲物をロックして食べます。名称の通り虎のような柄の殻を持ち、強者に相応しい外見です。
どっちが強い?
鎌形のシャコの中ではトラフシャコ、ハンマー型とも言えるシャコの中ではモンハナシャコが代表格と言えます。某TV番組で両者を対決させてところ、体格差などまるで関係ないかのようにモンハナシャコに軍配があがりました。シャコ界では、グラップリングより打撃が有利という結果になりました。