サンマと寄生虫を知っておいしく安全に食べよう!アニサキスやサンマヒジキムシも

白糸虫の幼虫が魚の内臓に寄生する経緯は、海洋哺乳類の糞と一緒に白糸虫の卵が排出され、その糞をオキアミ(プランクトン)が摂取し、そのオキアミを魚が摂取することによるためです。

アニキサスの様子を動画でチェック

YouTubeにアップロードされた動画をご紹介します。さんまに寄生した白糸虫(アニサキス)の幼虫です。虫が苦手な方は閲覧注意の動画です。

この寄生虫が胃の中で動きまわると思うと恐ろしいですね。うねうねと動く様子を見ると絶対に間違っても食べたくないと思ってしまう動画です。

さんまとアニサキス:対処法

激しい痛みの食中毒を引き起こす白糸虫。とても恐ろしい寄生虫です。しかし、私たち日本人の食生活にとって「さんま」は欠かせない大切な食材です。

美味しく安全に秋の味覚「さんま」を楽しむためには一体どうしたらよいでしょうか。対処法をご紹介いたします。

対処法①見つけ方

白糸虫の幼虫は内臓に潜みます。そのため、下処理で内臓を取り出すのが有効です。また、魚の鮮度が下がると内臓から筋肉へ移動します。魚の身(特に内臓から近い箇所)を良く確認してください。

特に身が変色してい箇所を良く確認してください。変色した箇所に白糸虫が潜んでいることが多いです。

YouTubeにアップロードされたプロが紹介するさんまのさばき方と白糸虫の見つけ方の動画です。三枚おろしの手際が本当に見事ですが、白糸虫の見つけ方と取り出し方がとても参考になります。刺身やお寿司でどうしても楽しみたい方は必見です。

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