ハリス入門!釣りでの種類や太さや結び方もご紹介!

ハリスは、太い物より細いものの方が断然有利です。その訳は、釣ろうとする魚のすぐそばに存在するので、太い物より細いものの方が見えにくく魚の警戒心を高めません。また、糸を潮流に合わせやすく、自然に流せるので潮流の影響も少なくて済みます。

ハリスは道糸より細いものを使用する

ハリスを道糸より細くする理由は、第一に細い方が魚により見えにくくなること、次に糸が根掛かりや魚が大きく耐えられなくて切れたとき、ハリスの部分だけ切れればウキなどの仕掛けが助かり被害が少なくて済みます。また、ハリスの太さは、道糸の太さの50%~70%くらいです。

ハリスが道糸を切れから守る

道糸は30m~と長い糸を使います。道糸がしょっちゅう切れていたら、リールを数多く持っていかなくてはなりませんが、道糸がハリスより太く、しかも強度があればハリスが切れてもハリスの部分だけで、道糸の糸が長く切れることはありませんので切れから守ってくれます。

釣りに合わせてハリスの太さを変えよう!

魚の大きさや、釣りの種類でハリスの太さは変わってきます。代表的な釣りのハリスの太さは次のようになります。サビキ釣り3~8号、投げ釣り3~12号、フカセ釣り1.5~5号、船釣り2~30号,ヘラブナ釣り0.4~0.6号です。ハリスの結び方は次項より紹介しますが、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ハリスの結び方を紹介!

ハリスと針は、確実にほどけないように結ばなくてはなりません。なぜなら、いい加減な結び方をしていたら、魚が餌に食いついた時、針と餌が食べられ、糸とハリスはほどけて魚を逃がしてしまいます。そうならないように、ほどけにくい結び方があるので紹介します。

ハリスの結び方(ラインと釣針)①外掛け結び

もっとも基本の結び方で、これを初めにマスターしておけば、他の結び方も難しくはないです。太目のハリスを使い大物釣りに向いています。比較的はリスの位置を調整しやすい結び方で、すばやく結ぶことができます。

結び方の特徴

耳付きの鈎針に、ハリスを巻いて結ぶ結び方の中で、最もポピュラーな方法です。ハリスの位置を調整しやすく、きれいに仕上げられ、覚えやすい結び方ですが、一か所の結びで全体を支えていて、他の結び方に比べて緩みやすい面があります。

結び方の手順

出典:knotsnotes

ラインaを巻く3~4番目の手順と6番目のループに通して引き締める手順でしっかり締めることが大切です。それをしないと、一回締めるだけの結び方なので緩みやすいです。そして、7番目の糸の方向ですが、結び目が外側に来ること、反対の方向になると、鈎針がラインと平行にならなくて、針が魚に認識されやすくなります。

ハリスの結び方(ラインと釣針)②内掛け結び1

外掛け結びと同じく、基本となる結び方の1つで、簡単にすばやく結べます。初心者でも、比較的簡単に結ぶことができ、強度的にも安定しています。擦れにも強くて、ベテランの人でも結構使っている人もいます。

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