ハリス入門!釣りでの種類や太さや結び方もご紹介!

ハリスはショックリーダーと呼ばれ、釣り糸を切れなどのトラブルから守る役割があります。そんなハリスは、いくつか種類があり、また太さも様々なので、釣りに応じて使い分ける必要があります。この記事ではハリスの種類や太さの選び方、おすすめを紹介します!

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ハリスとは

ハリスとは、釣りで使う仕掛けの糸のことで、道糸という糸の先に1m~3mくらいの長さで釣り針や錘などを付けて使います。糸は繊維で編んだものやポリエステルやナイロンなどがあり、釣る魚の大きさや種類によって、糸の太さや錘の重さを変えます。

ハリスは道糸を支えるライン

道糸は、海釣りはリールに巻かれていて長さも10数メートルになり、渓流だと5~8mくらいになります。その先に、ハリスを繋ぐのですが、ハリスの糸は道糸より細いのが一般的で、釣りにはこのハリスが重要な働きをし、魚をいかに糸を切らないでうまく釣り上げるかが大事です。

ハリスと道糸の違い

ハリスは魚に対して見えにくい構造になっていて、水を吸収しなくて、伸びも少なく、岩などの障害物にも擦れや結束強度が強くなっています。道糸は、一般に100m位からの長さの物を使用し、魚がかかった時糸が切れないように伸びる構造になっています。

ハリスの種類

ハリスには、大きく分けて3種類の材質の物があります。フロロカーボン・ナイロン・ポリエステルがあり、基本的にどの素材の物でも釣りはできますが、魚の種類や大きさによって、より釣りやすく、いかに釣り糸が切れないで釣り上げられか研究されています。

ハリスの種類①フロロカーボン

フロロカーボンは比重が高く早く沈み、根ずれや擦れなどの衝撃や摩擦にも強く、絶えず水中に入っていても劣化が少ないため長持ちします。主にハリスに使われることが多く、投げ釣りやフカセ釣りに適していて、色は無色透明で魚にも見えにくいようになっています。

ハリスの種類②ナイロン

ナイロンは、柔らかく食い込みが良いことが特徴で、価格もフロロカーボンに比べ安価でかえます。ただ、柔らかい分伸びがありすぎてあたりがわかりずらいことが欠点です。他に、良い点として伸びでショックを吸収してくれ、テーパー加工がしやすいので投げ釣りによく使われます。

ハリスの種類③ポリエステル

ポリエステルは、張りがあるので癖がつきにくく、仕掛けが巻いて絡まってしまうようなことが少なく、たとえ癖がついても引っ張れば元に戻る特性があります。強度はフロロカーボンやナイロンに比べると弱いデメリットがあります。主に投げ釣りのような複数の針が付いた仕掛けに適しています。

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