アジの旬を知ろう!マアジ以外のアジ類の旬についてもご紹介!

アジは一年中食べることができる魚です。煮付け、フライ、刺身など、利用される料理も様々です。一般的に見かけるのはマアジですが、アジを細かく分けるとたくさんの種類があります。この記事ではマアジを中心とした味の旬やおすすめの食べ方を紹介します。

この記事をかいた人

キャンプが好きです。いつか雪中キャンプに挑戦したいと思っています。

アジを知ろう

味が良いことからアジと呼ばれるようになり、様々な料理で楽しめるアジ。脂がのってくるのは、春から夏。種類も豊富で脂がのっていて刺身に向いているもの、ムニエルやソテー、フライや焼き物に向いているもの、干物に向いているものとそれぞれに美味しい食べ方があります。ここでは様々なアジについてご紹介します。

アジについて

Free-Photos / Pixabay

アジは体側に沿って、アジ科特有のぜいごまたはぜんごと呼ばれる硬くて鋭いうろこがついています。体長によって15㎝までを小アジ、30㎝以上は大アジと呼びます。アジといえば真アジのことを指している場合が多いですが、真アジ以外にも大西洋アジやくさやに向いている室アジなど約50種類の個体種があります。

アジの生態

出典:PhotoAC

アジの生息地は主に2種類あり1つは浅海の岩礁付近に生息しているもの。その場に根付いているので居つき型や瀬付き群と呼ばれています。もう1つは外洋を季節に応じて沿岸から沖合の中層や底層あたりを群れで長距離を回遊しているものです。春に北上し秋に南下します。回遊をしているので、回遊型、沖合回遊群、などと呼ばれています。

主な釣り方

pixel2013 / Pixabay

アジの釣り方には、一本釣り、撒き餌またはコマセ、サビキ、カゴ釣り、ウキフカセ釣り、延べ竿のウキ釣り、ルアー釣り、ビジ釣りなどがあります。船から釣る場合と陸から釣る場合で捕り方や餌を変えます。アジの釣り仕掛けに興味のある方はこちらの記事も読んでみてください。

おすすめの釣り方とえさ

初心者でもトライしやすくおすすめなのはサビキ釣りです。餌は「アミエビ」をサビキカゴに入れて使います。近くにサビキをしている人がいる方がアジを呼び寄せやすいです。サビキ釣りにも色々あり、投げサビキ釣り、トリックサビキ釣りがあります。

美味しいアジの見分け方

美味しいアジを見分けるポイントは目が濁っていないこと。エラが鮮やかな赤色であること。体やヒレに傷がなく張りがあること。体が黄色みを帯びているものは脂がよく乗っているものです。しっかりと良く観察をして美味しいアジを見つけてみましょう。

アジの旬をご紹介

年中、いつでも食べられるアジ。いつ食べても美味しいアジ ですが、さらに脂がのってきてもっと美味しくなる時期があります。ここでは群れで回遊する外洋のアジと浅瀬に居つき回遊しない瀬付きのアジなど様々なアジについてご紹介します。

外洋のアジの旬

季節によって長距離を群れで回遊をする大型のアジ。サバと一緒に回遊することもあるといわれています。外洋のアジは回遊しているため身が締まり多くは脂身の少ないものですが産卵の時期の前には脂が増えてきて美味しくなります。

外洋のアジの特徴

体の全体が黒っぽく回遊しているため身がひき締まっています。前後に細長い体型をしており季節によって群れで長距離を回遊します。食性は肉食で甲殻類やプランクトン、オキアミやゴカイ類、イカや小魚等を食べます。旬の時期は回遊している地域により変わります。

外洋のアジとは

出典:PhotoAC

季節によって外洋を長距離を群れで回遊するアジのことを外洋のアジと呼びます。外洋域の沿岸から沖合で回遊しているため旬や産卵の時期は地域によって変わります。瀬付きのアジが脂身が多く味も香りも良いものが多いのに対し、回遊をしているため脂身が少なく身が締まっていて味わい深くフライなどの料理に向いています。

外洋のアジの味

出典:PhotoAC

外洋のアジは回遊しているため身が引き締まっているのが特徴です。産卵前は程よく脂も乗っているので味わい深いです。比較的多く市場に出回っているので手に入りやすいです。撒き餌(コマセ)を使いサビキで釣り上げる方法がおすすめです。

外洋のアジの具体的な旬

NEXT 外洋のアジの具体的な旬