キャンプ界のトレンド「トンネルテント」とは?
昨今、キャンプを楽しむ人の割合は増加傾向にあり、女性や単独でのキャンプの楽しみ方等も充実してきました。その中で、やはりこだわりたいのはテント。今、トンネルテントと呼ばれる、アーチ型のテントがブームとなっているのはご存知でしょうか?
アーチ構造の別名「カマボコテント」
トンネルテントは、その形状から別名「カマボコテント」とも呼ばれ、キャンパーの間で人気となっています。2016年、ドッペルギャンガーアウトドアが発売してから爆発的に売れたカマボコテントは、底面に対してアーチ状の屋根を持っており、日本人になじみの深いあの「カマボコ」にそっくりなのです。
海外・国内メーカーとも続々参入中!
日本でのトンネルテント人気はとどまらず、先に挙げたドッペルギャンガーアウトドアなどの国内企業を始め、海外企業も次々にトンネルテントの取り扱いを開始しています。その人気ぶりは、何か月も入手困難な商品すらあるほどです。
特に口コミサイト等で上位の評価を得ている商品の中には、次回入荷未定となっている物も。実際に使用した方の意見を参考に、自分のキャンプスタイルに合わせて、最も適したテントを見つけたいですね。
トンネルテントのおすすめポイント①広い室内空間
トンネルテントの魅力と言えば、まず挙げられるのがその室内の広さ。キャンプで悩みがちなテントの狭さを改善し、快適に過ごせるように設計されています。ソロキャンプはもちろん、複数人でのキャンプもお手の物です。
リビング&寝室でファミリーにおすすめ
トンネルテントのほとんどは、2ルーム型と呼ばれる、リビングと寝室に別れた作りとなっています。普段の生活の時間がバラバラな家族でも、それぞれの好きな時間に快適に過ごすことができる広さが魅力です。人数分のシェルフを並べても余裕のある室内で、小さなお子さんがいても気軽にキャンプを楽しむことができます。
インナー・タープでアレンジ自由の拡張性
楽しみ方に合った使い方ができるのも、トンネルテントの魅力。インナー型として屋内でゆっくりくつろぐもよし、タープ型として外でわいわいと楽しむもよし、様々なシーンで使用可能です。それぞれでしっかりと日除けとして活躍するため、日差しの強い夏場でも気にすることなくキャンプを楽しむことができます。
トンネルテントのおすすめポイント②簡単な設営手順
力の弱い方や初心者にとって悩むのが、テントの設営方法ではないでしょうか。構造が複雑になればなるほど、設営も難しくなることでしょう。そんなキャンパーたちにとっても、トンネルテントは便利で簡単に使用できます。
ドーム型よりもわかりやすい単純構造
ドーム方と比べて、何といってもその単純な設営手順は多くの人の悩みを解消しました。3,4本のみで支えられているポールとシート、ペグのみで成り立っているトンネルテントは、その単純構造だけでなく、立てる際の力も少なくて済みます。
設営時ペグダウンは必ず行うこと
他のテントと違う点は、ポールを入れた状態でもまだテント全体が寝ている点にあります。そこから起こしてペグで固定するため、ペグダウンは必須の工程となります。また方向性を間違えたままのペグダウンはテントの傷みや固定できないといったトラブルにつながることもあるため、注意が必要です。
トンネルテントのおすすめポイント③流行の流線型デザイン
そして通常のテントと違う点は、何といってもその形状にあります。先に述べたようなカマボコ状の見た目はデザイン性にも優れており、従来のテントのイメージを一新しました。機能性だけではなく、デザインの美しさも商品を選ぶポイントの1つと言えるでしょう。
キャンプサイトで映える流線型
三角のテントが立ち並ぶ中、ひと際目を引くのがその丸いフォルム。さながら童話の世界にいるようなかわいらしさや、他とは違った個性的な面を持ち合わせています。外から見ても内部の広さがわかり安く、周りからの視線にも負けることはありません。
流線型デザインは耐風性も優秀
トンネル型の優れている点は、デザイン性だけではありません。アーチを描いたその形状は風をうまく受け流し、倒れにくく丈夫な空間を実現しました。これなら、夜間に突然テントが倒れるといったアクシデントもなく、安心して眠ることができます。
トンネル型を活かしたレイアウトとは?
女性キャンパーも増えている中、テント内部のレイアウトはこだわりたい方も。SNSには、トンネル型を活かしたお洒落なレイアウトがたくさんアップされています。せっかくのキャンプ、自分のお気に入りの空間を作り上げてみてはいかがでしょうか。
やはり強みは2ルーム
先にもご紹介したように、2ルーム構造で広々をしたトンネルテントは内部レイアウトの幅も広がります。リビングスペースには、この画像のように大き目のテーブルを設置し、料理を並べることもできます。こちらも最近注目が集まっている、「キャンプ飯」と呼ばれるキャンプでの食事をSNSにあげる際も役立つことでしょう。
ちなみに、キャンプ飯には様々なタイプがあり、ひと手間で簡単にできるものから本格的なイタリアンなどのお洒落を追求した料理、食材を生かしたワイルドなものなどが人気です。2ルーム型のトンネルテントは、調理も食事も快適に楽しむことができる広さを持っています。
寝室スペースのレイアウト
シュラフを並べても余裕のある寝室スペースも魅力です。こちらのように暖房を焚いても安全で、涼しい夜間も快適に過ごすことができます。その反面熱がこもりやすいという点があるので、夏場は特にこまめな換気を心掛けましょう。
その他キャンプグッズのおすすめはこちらで紹介されています。テントだけではなく、内部の様々なグッズにこだわって買いそろえるのも楽しみの1つです。ぜひお気に入りの商品を見つけてみてください。
キャンプの楽しみ方
準備も整って、いざキャンプに来てみたはいいものの、何をしたらいいかわからないと言う方は多いのではないでしょうか。都会を離れて自然を満喫したり、自分たちで調理をして食事をしたりの他に、ぜひ経験していただきたい楽しみ方をご紹介します。
少し頑張って早く起き朝日を見る
標高の高いところに多いキャンプ場。澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んで、普段とは一味違った朝日を堪能するのもここでしかできない楽しみ方の1つです。日の光を浴びると体内ではビタミンDが合成されます。ビタミンDは骨の形成や免疫を高める作用があり、丈夫な体作りには欠かせません。
音楽を聴いてリラックス
お気に入りの音楽を聴いたり、楽器を演奏することもリフレッシュの良い手段です。開けた場所で開放的に音を放ってみると、普段とは違う音の響きを楽しむことができます。作詞や作曲をするという方なら、いいアイデアが浮かんでくることも。ただ、演奏する際は周りへの影響を十分に考慮した上で行うのがベストです。
望遠鏡?双眼鏡?それとも肉眼で
夜間までのキャンプで外せないのは、やはり天体観測でしょう。視界を遮るものがない開けた場所では、星空は街中とは違った見え方をします。望遠鏡を持ち込むもよし、場所によっては肉眼でも十分にきれいな星空を見ることができます。代表的な星座や天の川などの星の知識をつけていけば、面白さも倍増です。
トンネルテントおすすめ①【NORDISK】レイサ6
トンネルテントと言えばこれ!お洒落な見た目はダントツ
使用者の多くが語る、レイサ6のお洒落な見た目。北欧のアウトドアメーカーのノルディスクから発売されており、まるで外国に来たかのような世界観を演出することができます。シュラフがしっかり6つ入る広々設計に加え、透明な窓部分は閉め切っていても閉塞感を与えません。
レイサ6のカラーバリエーションは現在2種類。ベーシックなダスティグリーンは、景色に溶け込み落ち着いた空間を作り出します。サイズのわりに建てやすく、吸湿性の良いポリエステル素材で作られています。
ベージュサンドは今まで発売されたカラーの中でも1番の人気カラーです。発売されてもすぐに売り切れてしまうため、3年経った今でも入手困難となっています。丈夫で耐水性のあるリップストック素材でできており、天気の悪い日も安心です。
商品詳細
- ダスティグリーン:定員:6人
- 全体サイズ:縦645×横295×高さ210 cm
- 材質:ポリエステル
- 耐水圧:フライ:3000 mm、フロア:8000 mm
- 収納サイズ:35×70 cm
- 重量:17 kg
- ベージュサンド:定員:6人
- 全体サイズ:645×295×210 cm
- 材質:リップストップ
- 耐水圧:フライ:3000 mm、フロア:8000 mm
- 収納サイズ:30×70 cm
- 重量:16.9 kg
- ペグ・ポール:アルミ製
トンネルテントおすすめ②【DOD】カマボコテント2
建てやすさナンバーワン 独自のネーミングで人気沸騰中!
DODはドッペルギャンガーアウトドアの略。先にも述べたように、DODと言えば「カマボコテント」と呼ばれる独自のトンネルテントが人気です。女性や力の弱い人でも建てやすいテントを目指して作られており、ネーミングのかわいらしさと相まって、人気は衰えることを知りません。
カラー展開はブラック、タン、オレンジ/ベージュの3種類です。外国製のテントには多く見られるトンネルテントを、日本人キャンパーにも使ってほしいとの願いから開発されており、夏は涼しく冬は暖かいのが強みです。
商品詳細
- 定員:5人
- 全体サイズ:640×300×195 cm
- 材質:ポリエステル
- 耐水圧:フライ:3000 mm、フロア:5000 mm
- 収納サイズ:32×68 cm
- 重量:16.1 kg
- ペグ・ポール:アルミ製
トンネルテントおすすめ③【ヒルバーグ】ブラックレーベル ケロン3
気の合う仲間と数人で 3人用テントならばこれ!
ヒルバーグ社の掲げるテントづくりのコンセプトは、いかなる天候であっても安全なキャンプを確立するという点にあります。キャンプ場だけでなく、山岳地帯や雪の中での設立も安心して行える丈夫さを誇り、風の強い日でも快適に過ごすことができます。
ヒルバーグのテントはレーベルと呼ばれる種類で分かれており、用途や思い描くキャンプ像によって最適なレーベルがあるので、購入する際によく見比べることが大切です。今回のケロン3はブラックレーベルに分類され、最も丈夫なレーベルとされています。長期間使用しても機能性が衰えず、長年愛用することができます。
商品詳細
- 定員:3人
- 全体サイズ:430×160×105 cm
- 材質:ナイロン
- 耐水圧:フライ:3000 mm、フロア:7000 mm
- 収納サイズ:23×56 cm
- 重量:4.1 kg
- ペグ・ポール:アルミ製
トンネルテントおすすめ④【ヒルバーグ】ナロ2 GT サンド
大人数ファミリーでも居心地抜群
同じヒルバーグ社の商品です。このモデルは、軽量に特化していて、コンパクトながらゆったりくつろげる安定のサイズ感が魅力です。