ドラえもんの「行かなきゃ」は幻の回?放送事故と噂された内容の真相とメッセージ

タイムふろしきは見た目は戻っても記憶は維持します。つまりのび太は10年分の記憶と経験を持っている大人なのです。そしてもう一つ、戻った時代の無人島にはのび太がいるので同じ世界に二人ののび太が存在したままなのです。当然この時代のドラえもんはのび太を探しに行ってはくれません。

のび太がドラえもん開発者

ある日突然ドラえもんが停止してしまいます。のび太がドラミに聞いてみるとバッテリーが切れたからだと言います。新しいバッテリーに交換してくれとお願いしますが、実は本来耳にあるはずの記憶のバックアップメモリーがドラえもんにはないため、バッテリーを交換すると今までの記憶を全て失ってしまうと言います。

のび太の決意

ドラミに聞いても一向に解決策が見つかりません。ここでのび太は一念発起し、この時から人が変わったように猛勉強を始めます。高校生になる頃には出木杉でさえかなわないほどの秀才になっていました。

やがて数十年の時が経ち、のび太はロボット工学の第一人者と言われるまでになっていました。ある日のび太は妻のしずかと二人でドラえもんにバッテリーと新しい耳を取り付け、ついに再起動させます。

取り戻したかけがえのない存在

目を覚まし、起き上がったドラえもんはのび太を見ると「のび太君、宿題は終わったかい?」と言いました。子供のころのなつかしい風が吹いたような気がしました。のび太の知っているドラえもんがようやく戻ってきました。

とてもいい作品だが現実はせつない

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割と有名なこの話、実はある一人のファンが個人で創作したものです。こちらもチェーンメールで広がりました。また、その作者とは別の人が同人誌で漫画にしたのですが売れすぎてしまったため、見逃せなくなった小学館に著作権侵害で訴えられるというまことに切ないオチが付いています。

しかしながらこの話は多くのファンの心をつかんでしまい、創作であるとわかっていてもこれがドラえもんの本当の最終回だという人もいます。繰り返しますがこれは創作ですから藤子F先生の考えた本当の最終回ではありません。ご注意ください。

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ドラえもん「行かなきゃ」の真相は闇の中

謎の回「行かなきゃ」、いかがでしたでしょうか。証拠の動画がないとはいえ、大勢の人が異口同音に同じものを見たと言っているのでなかなか否定もできません。これは藤子F先生が最後に残してくれた少し不思議なお話です。真相は天国にいる藤子F先生の心の中にあるのです。

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