最強結びの特徴①<特徴・魅力>
主に、太い釣り糸で、輪状のものに通すのに向いています。最強と言われるだけあり、実際釣り人の間でも最強説が濃厚です。結束強度は90%と言われています。動画を見ながら一度やってみてください。初心者でも結び方がとても簡単です。強度もあり、簡単とは最高です。
しかしながら、釣り糸の先端を輪に通すとき、もし誤った方向へ糸が進んでいたとしても、さらっと解けてしまいますので簡単に誤りを発見できます。
最強結びの特徴②<難易度>
勢い良く結び目をしめると、摩擦熱で強度が下がってしまうことがあるので、ゆっくり丁寧にします。しめるときに、口に含んだり水をつけるなどし、摩擦による劣化を防ぎます。できたところで、手で引っ張って強度を確認しましょう。テストするときは、弱く引っ張ると強度テストになりませんし、強すぎると釣り糸の結び目が劣化するかもしれませんので、ほど良い加減で引っ張りましょう。初心者でも簡単に結べて、少し練習するだけですぐにうまく結べるようになります。
最強結びの特徴③<向く釣りの種類>
イシダイの釣りで使っている人が比較的多く「イシダイ結び」とも呼ばれています。イシダイ・ヒラマサ などを、太い釣り糸で最強結びをすると実際強度が増します。
最強結びの結び方の手順
最強結びの結び方の手順を図解とともに、ご紹介しますので、ご参考にしてください。
最強結びの手順①
まず図のように、輪状の釣り針のサルカンに端糸を二回通し、ループを作ります。このループを少し大きめにしておくと、後の作業がやり易いです。糸がほどけないように、釣り針の糸が通った輪の部分を指でつまんでおきましょう。
最強結びの手順②
次に、釣り針の輪を抑えた手と反対の手で、上図のように端糸を向こう側から糸のループへと巻きます。
最強結びの手順③
更に、同じ要領でもう一度ループと本線を巻きます。これで合計3つのループができます。
最強結びの手順④
そして、作った3つのループの下から端糸を通します。