釣り針の結び方をご紹介!漁師結びや最強結びの手順も!

管付き針は、硬めの糸や、太い糸をしっかり結ぶことができる一方で、結ぶ点が一カ所なので結ぶときにきちんと丁寧に結び必要があります。平らなタタキのタイプの針で外掛け結びをするのがより強固です。

外掛け結びの特徴③<向く釣りの種類>

外掛け結びで向いている釣りの対象は、マダイやトラフグ、ハナダイなどの大物も可能です。

外掛け結びの結び方の手順

外掛け結びの結び方の手順を図解とともに、ご紹介しますので、ご参考にしてください。

外掛け結びの手順①

出典:YAMARIA Corp

まずは、糸の先端を5~10㎝ほど余らせた状態で釣り針の軸の内側に添え、さらに図のように糸の先端を折り返します。糸を折り返す長さは、ハリのサイズに応じて調整すると良いです。

外掛け結びの手順②

出典:YAMARIA Corp

糸の本線と釣り針の軸がズレないように片方の指先でつまんで抑えながら、図のように端糸を釣り針の軸に5回前後巻いていきます。このとき、釣り針の本線を引っ張った状態にしておくと作業しやすいです。

外掛け結びの手順③

出典:YAMARIA Corp

そして、図のように巻き終わった端糸の先を最初に作ったループにくぐらせ、釣り糸の本線側をゆっくりと引き絞っていくと巻き付け部分が密になって結び目ができます。さらにこのとき、結び目を唾液で軽く湿らせてから、端糸側も引っ張って確実に締め込みます。

外掛け結びの手順④

出典:YAMARIA Corp

結び締めるときに、図のように釣り糸の本線が釣り針の軸の内側になるように締め込みます。しっかり締まっていることを確認し、最後に余分の端糸をカットします。

外掛け結びの手順⑤

出典:YAMARIA Corp

そして、完成図です。

他にも結び方の種類を紹介している記事もございます。

釣り針の結び方をマスターしよう

釣り

sasint / Pixabay

これまで最強結び・漁師結び・内掛け結び・外掛け結びの4つの結び方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。それぞれを、これまでの特徴を完結にしてまとめますので、比較・復習してみましょう。

  • 最強結び…サルカンを利用する・太目の糸がより良い・結束強度は90%
  • 漁師結び…簡単・3~4秒程度で結べる・強度が高め・結び目で角度がつくのでベテラン向き
  • 内掛け結び…外掛け結びよりもよく締まりほどけ難い・外掛け結びより難しいが大物を狙える
  • 外掛け結び…最初に覚えるべき結び方で簡単・内掛け結びより強度あり、太目の糸で大物狙い

釣りとひとことで言っても、やはり奥が深く、釣り糸の結び方ひとつで釣果にとても影響するのです。他にも色々と結び方はありますが、まずはこの4つの結び方をマスターできれば、おおかたの釣りはできそうです。今後の釣りの参考のひとつになれば著者も嬉しく思います。

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