漁師結びの手順②
さらにもう一回釣り針の輪に通し糸を輪っかにし、図のような二重の円の状態に保ちます。このとき、端糸は奥側でなく手前側に来るようにしましょう。
漁師結びの手順③
ラインの先端を外側・下側から、内側へ向かって輪っかをくぐらせ、更に内から外へ向かって端糸を輪から外へ出し、ぐるぐると巻きつけます。
漁師結びの手順④
2~3回ほど③を繰り返し、釣り糸の先端と本線の両方をゆっくり締め込んでいきます。
漁師結びの手順⑤
プライヤーなどを使い、結束部を湿らせさらにしっかりとさらに締め込んでいきます。締め込みが十分になされていることを確認しましょう。金具部分でライン同士が重なり、クロスしていると結束強度が落ちるので気をつけましょう。
漁師結び(完全結び)だけに重点を置いた記事はこちらです。
釣り針の結び方③内掛け結び
内掛け結びの結び方の動画のご紹介でした。手元が大きくはっきりと映し出され、背景が黒色なので糸が見やすく説明もゆくっくりで初心者の方におすすめの動画です。続きまして、内掛け結びの特徴をご紹介します。
内掛け結びの特徴
内掛け結びの特徴・魅力・難点・向く釣り を順にご説明します。
内掛け結びの特徴①<特徴・魅力>
日本での2大ノットの1つと言われ、針と糸との設置面積が広いので解け難く結束力が強いため、大物にも対応できる優れた結び方のひとつです。どの程度強いかというと、外掛け結びより格段に強いと言われています。
内掛け結びの特徴②<難易度>
内掛け結びはやや結び難い部類に入りますが、比べるなら外掛け結びより結びにくいと言われます。初心者には慣れが必要ですが何回か練習すればできるようになりますので、トライしてみましょう。
内掛け結びの特徴③<向く釣りの種類>
特徴から、大物に非常に向いているため、タイなどの大きめの釣りでは是非、この内掛け結びをトライしてみてはいかがでしょうか。