トップウォーターの時期
気温が暖かくなる春から秋口にかけてはトップウォーターでのバイトが期待できるシーズンです。特にトップウォーターのトップシーズンは夏です。水面を飛び回る蝶々やトンボ、木から落ちてくる虫などを狙ってバスがより活動する傾向にあります。
夏がトップウォーターにとって最高の時期ですがその内で早朝と夕方がベストです。真夏は水温が上がり水質も悪く酸素濃度も低くなり、バスは酸素が豊富なアシ際や流れ込み付近で、身を休めます。そこで気温の低い夜明け前の早朝や日が落ちて涼しくなった夕方に捕食の為に動きが活発になります。かつ水面の無視などにも目を光らせている為に、トップウォーターにとっては絶好のチャンスなのです。
トップウォーターの釣り場所
シェードを狙おう
水温が高過ぎる日が多い夏場のポイントは水温を下げる障害物のある場所です。シェードとは日光を遮る日陰、影のできている場所のことです。
水辺に木のおおい茂っている野地でのシェードはオーバーハングと呼ばれている場所です。木が水面を隠すように飛び出して生えている場所です。バスは完全にシェードの中の奥に入っている場合が多いので、木に引っ掛けない様にアンダーキャストでルアーを送り込んで、気を付けて高さを抑えてキャストしましょう。
他にも橋脚や水門にもシェードの場所があります。そこはキャストの難易度は低くてアプローチは簡単です。
川の流入地点を狙う
バスは流れの早いエリア水門からの流れ込みの場所にも侵入しているので、チャンスは十分あります。
流れの変化する場所は流れに乗って
バスはよく流れの変化する場所、緩んだ場所でエサが流れて来るのを待っています。その場合のアプローチはルアーを流れに乗せるがよいでしょう。
トップウォーターの歴史
トップウォーターという釣法はアメリカで100年以上も前に発祥したと言われています。1960年代則弘祐氏が少年時代に神奈川のダム湖でアメリカ軍人・チャーリーのルアーフィッシングを目撃し、70〜80年代にかけて日本でルアーフィッシングを広めるようになりました。そして90年代にオリジナルのハンドメイド・ルアーやタックルを作るルアービルダー、ガレージメーカーが現れ、トップウォーターの釣りが人気が復活することになりました。
その他トップウォータで釣れる海の魚
シイラ
夏場に相模湾、駿河湾とか湾内にいる豊富な小魚を狙って姿を現してきます。シーズン当初はシンキング系プラグを使用しますが、最盛期にはフローティング系ペンシル、ホッパーがメインとなります。
青物(ブリ,ヒラマサなど)
ブリはナブラがでた時つまりエサとなる小魚が水面付近に現れた時はトップウォーターで狙えます。ヒラマサはペンシルプラグで誘い出します。
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