ホワイトガソリンの特徴とは
ホワイトガソリンってそもそも何なのでしょうか。もしかするとあまり聞いたことが無い方も多いと思います。そのため、ここではまずホワイトガソリンはどこがいいのか、そしてレギュラーガソリンとは何が違うのか、という点についてご説明します。
安定した火力が魅力
ホワイトガソリンは、どんな天候でも安定して力を発揮してくれるところにその魅力があります。キャンプや登山などのアウトドアで頭を悩ませることの一つに火や灯りがうまく起こせないときがあることがあげられますよね。
一般的に使われるガスや炭は湿気や気温の低さに弱く天候に左右されるため、どうしてもうまく火を起こせないときあります。しかしこのホワイトガソリンは気温の低さや風などに影響されることなく力を発揮してくれるので、キャンプや登山にはおすすめです。
特に寒い場所や悪天候の心配があるときはこのホワイトガソリンを利用すると、火や灯りの心配なくアウトドアを楽しめるでしょう。
ホワイトガソリンとレギュラーガソリンの違いは純度と色
ホワイトガソリンとレギュラーガソリン、どちらもガソリンなので同じようなものかと思うかもしれませんが、全く違うものになります。レギュラーガソリンとの違いはホワイトガソリンは純度が高いということです。
例えばレギュラーガソリンには目で識別できるように、オレンジ色の色素が使われていますが、ホワイトガソリンにはこの色素が全く使われておりません。そのため、無色=白=ホワイトの名がつけられてホワイトガソリンと呼ばれております。
無添加で天然であるため価格が高くなっておりますが、その純度の高さゆえに長持ちするため、ランニングコストは安く済みます。そのため一定のベテランキャンパー達に愛用されています。
ホワイトガソリンはどこで購入できる?
購入方法はいろいろ
ガソリンスタンドやAmazon・楽天などのインターネットショッピングや登山用品店で購入できます。直接店舗で買いに行く場合にはホームセンターや登山用品点がベストでしょう。
ガソリンスタンドでは18Lのものしか置かれていなかったり、店員さんがホワイトガソリンのことを把握していなかったりするからです。
しかし、18Lなどホワイトガソリンを多く必要としてるときには中々の重さになりますので、持ち運びが大変です。大きいサイズを購入するときはインターネットショッピングも利用するといいでしょう。
ホワイトガソリンの価格とお得な種類
通常ガソリンよりも高めの価格
ホワイトガソリンは添加物が入っておらず純度が高くランニングコストもいいため、価格は通常のガソリンと比べると値段が高くなっております。コールマンはホワイトガソリンとホワイトガソリンを使ったギアのブランドとして有名ですが、コールマンのホワイトガソリンは1L1000円ほどでレギュラーガソリンと比べると9倍の値段になります。
ではレギュラーガソリンを使えばいいのかというと、ホワイトガソリンを燃料としてしか使用できないギアなどもあり、ホワイトガソリンがどうしても必要だというときもあります。このホワイトガソリンをお得に購入できる方法はないのかと探していると、ありました!JS日鉱日石エネルギー。楽天市場にて送料込みで18L6980円で1Lあたり約390円(価格変動あり)はとかなり安くなっております。(※こちら口コミによると多くのかたが問題なく使っておりますが、正規のものではないので、あくまで自己責任でご使用ください。)
アウトドアを長く続けるかわからない、最初は少なめがいいというかたに!ガレージゼロ1L。amazonにて756円で購入可能です。
ホワイトガソリンの保管方法
保管方法には要注意
安いので大きいサイズのホワイトガソリンを購入したけれど、一回きりのキャンプで余ってしまった。。なんてこともありますよね。この余ってしまったホワイトガソリンの保存方法なのですが、缶の間まま温度が低く日の当たらない冷暗所で保存で問題ありません。
添加物が入っておらず劣化しないホワイトガソリンには使用期限がなく、いつでも使うことができます。気温が高いところでは変質の可能性があるので注意の必要があります。もちろん多少の劣化はありますので、良質なガソリン携行缶などを利用するのもいいでしょう。
ホワイトガソリンの処分方法
安く買えるからとホワイトガソリンを多めに買って余ってしまった、しかももう使うこともなさそうというときもあるかと思います。この余ったホワイトガソリンの処分方法なのですが状況に合わせていくつか方法があります。
残り量少なめ
残りの量が少ないならホワイトガソリンを元々使用していたギアで使いきってしまいましょう。
残り少なめだけれど手元にギアがない
ギアが壊れてしまって、でも少しホワイトガソリンが余っているという場合にはトイレットペーパーや新聞紙に吸わせて燃えるごみに出すこともできます。
残りの量が多いけど処分したい
残りの量が多いときにはガソリンスタンドに持っていきましょう。無料で引き取ってくれます。
ホワイトガソリンの取り扱いと注意事項
自動車使用は厳禁
ホワイトガソリンの取り扱いには注意事項があります。それは自動車のガソリンとして使用しないことと他のガソリンと混ぜないことの2点です。使いきれずに余ったホワイトガソリンを自動車の燃料として使うというかたがいらっしゃいますが、これは脱税として違法行為となってしまうので、控えたほうがいいでしょう。
また実際に試して自動車が不完全燃焼を起こしたという方もいるようです。どちらにしてもいいことはないのでやめておきましょう。