川奈毅(川名毅)の現在は?関東連合元リーダーの生い立ちや事件、芸能界との繋がり

違法薬物とはどんなもの? 2000年代に逮捕された芸能人たち

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日本では、麻薬及び向精神薬取締法、大麻取締法、覚せい剤取締法それぞれで違法薬物の所持及び使用を禁止しています。芸能人を中心にたびたび目にする違法薬物に関するニュース。しかし、それぞれの違法薬物はどのような効果を持ち、致死量はどの程度なのでしょうか。

川奈毅(川名毅)が芸能界に深く関わっていた2000年代に、違法薬物関連で逮捕された芸能人についても紹介します。

モルヒネに代表される鎮痛剤、麻薬

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麻薬は、医学的には麻酔に使われるアヘン類のことを差します。アヘン類は、モルヒネやヘロイン等、ケシの実から抽出される鎮痛・陶酔作用を持った薬物のことです。医療的な観点では、がん等の強い痛みに対抗するための鎮痛剤として今日も使われていますが、昏睡状態や呼吸抑制を引き起こすこともあり、管理が難しい薬物です。

また、多幸感などをもたらす一方で強烈な依存性があること、身体が急速に耐性を形成するために使用し続けると使用量が急速に増え続けること、薬が効いていない時に襲う解脱症状(吐き気、悪寒、全身の痛み、鬱、幻覚幻聴等の生理的不快感)が強く、自らの意思で薬物使用を停止することが難しく、また作用量と致死量が近いため、素人が使用すると死に至ることもあります。

麻薬に代表されるヘロインは、静脈への注射によって乱用されることが多く、1回に摂取する量は初めての摂取者で2ミリグラムから3ミリグラムとされています。他にも経口摂取や鼻からの吸引等様々な摂取方法があり、致死量は、経口摂取の場合で100ミリグラムから300ミリグラムと言われていますが、重度の中毒者の場合は一度に一般人の致死量を摂取しなければ効果を感じられないケースもあり、乱用すればするほど薬を絶った時の解脱症状も酷く、薬を中止できない悪循環に捕らわれます。

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平成29年の検挙数は505人で、平成24年には350人程度であったものが近年は増加傾向にあります。

マリファナとして容認されている国もある、大麻

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大麻は、麻科の植物である大麻草から作られます。葉を乾燥または樹脂化・液体化させたものはマリファナと呼ばれ、花から製造されたものはガンジャと呼ばれます。乾燥大麻を煙草のように火を付けて喫煙具で摂取するのが最も一般的ですが、食事に混ぜて経口摂取することでも効果を得られます。

大麻に含まれるテトラヒドロカンナピノール(THC)という成分が幻覚作用をもたらします。THCの含有量は大麻の生育環境に左右されるものの、軽い摂取ならば陶酔感を得るだけで済み、かつ身体的依存性がほとんどないことから、嗜好品として容認されている国もあります。

ただ、大量に摂取すると判断力や思考力に障害がみられ、幻覚や妄想が生じます。薬物を摂取し続けないと慢性的に判断力や集中力が低下し、無感動・無気力な状態になるため、危険薬物として日本では所持や使用が禁止されています。

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平成29年の検挙数は3218人で、平成24年の1600人程度から倍増しています。また、麻薬の約6倍の検挙数となっています。

活発になって多幸感が増す、覚せい剤

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覚せい剤は、中枢神経興奮剤の総称で、使用することにより眠気を覚まし、疲労感を除去することができます。日本では殆ど静脈注射によって乱用されている覚せい剤ですが、健康な人が1ミリグラムから5ミリグラムほど摂取すると、眠気が覚め、多幸感が増し、更に判断力が増して雄弁になります。更に強い食欲減退効果があるため、欧米ではやせ薬として用いられていたことがあります。

覚せい剤は、麻薬と同様に耐性を獲得しやすく、連用した場合に急激に摂取量が増加してしまいます。また大量に摂取すると、不眠、錯乱、幻覚、昏倒等の症状が現れ、最終的には脳出血から死に至ります。致死量は0.5グラムから1グラムほどです。

覚せい剤の恐ろしい点は、中毒が進むと錯乱・幻覚の症状から障害や殺人の犯罪を犯すケースがあること、また30グラム以上の覚せい剤を一度に摂取することを2ヶ月以上継続すると慢性中毒に陥りやすいこと、さらに使用を中止しても回復が遅く無気力や落ち着きのない状態が長く続くために、多くの人が覚せい剤の再使用に陥りやすい点があります。

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平成29年の検挙数は10284人で大麻の約3倍ほどもあり、日本国内で今最も蔓延している違法薬物と言えます。平成24年では12000人ほどでしたので、覚せい剤に限れば検挙者は微減しています。

覚せい剤取締法違反で逮捕された芸能人

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日本全国で最も検挙数が多い違法薬物である覚せい剤は、芸能界でも逮捕されている人が多い薬物です。酒井法子や小向美奈子が逮捕された年は、この後に紹介する押尾学が逮捕されたのと同じ2009年です。

酒井法子

2009年、女優の酒井法子が夫と共に覚せい剤所持・使用の覚せい剤取締法違反で逮捕されました。この事件は社会的に報道が過熱し、世間の注目が大きく集まりました。酒井法子は覚せい剤の所持使用共に罪を認め、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の有罪判決を受けています。

小向美奈子

2009年、AV女優である小向美奈子が覚せい剤所持の罪で逮捕されました。所持量は極微量でしたが、尿検査で陽性反応が検出し、覚せい剤の使用を認める供述をしたため、使用の罪で追送検されました。更に彼女は、2015年に再び覚せい剤の所持・使用の罪で逮捕されています。

赤坂晃(光GENJI)

2007年、光GENJIの赤坂晃が覚せい剤を所持していたとして東池袋の路上で逮捕され、翌日付でジャニーズ事務所を解雇されています。更に赤坂晃は、執行猶予中の2009年に都内ホテルで覚せい剤を使用していたとして逮捕され、懲役1年6ヶ月の実刑判決を受けています。

西川隆宏(元DREAMS COME TRUE)

2002年に実兄の妻に暴行して逮捕。暴行の件は不起訴で終わりましたが、この拘留中に尿検査で覚せい剤の陽性反応が認められ、覚せい剤使用の罪で逮捕されました。2006年にも再度所持・使用の罪で逮捕され、懲役1年6ヶ月の判決が下っています。

大森隆志(元サザンオールスターズ)

2006年、大森隆志(元サザンオールスターズ)が、覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反(共に所持)で妻と共に逮捕されました。懲役2年6ヶ月、執行猶予4年の判決が下っています。

2001年にサザンオールスターズを脱退した後の逮捕でしたが、その後、サザンオールスターズの過去が語られるような場面では、大森隆志の名前や姿が登場しないように編集される機会が増え、最初からいなかったかのような扱いがなされています。

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