川奈毅(川名毅)の現在は?関東連合元リーダーの生い立ちや事件、芸能界との繋がり

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「嵐」のメンバーをはじめとしたジャニーズ事務所のタレントや、内田有紀、広末涼子などの女性タレントが利用していたと言われています。最高に楽しい遊びを覚えてしまった多くの芸能人が抜け出せなくなり、クラブ通いだけでは足りず、直接、川奈毅(川名毅)から麻薬を買うようになったとも言われています。

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特に飯島愛、広末涼子は川奈毅(川名毅)から直接麻薬を買っていたのでは、と噂されています。飯島愛は2008年に自宅マンションで死亡が確認され、薬物の過剰摂取が関係しているのではないかと当時マスコミを賑わせました。関東連合の関係者と飯島愛が交際していたという話から噂が広がっています。

広末涼子は、1回目の結婚相手だったデザイナーの岡沢高宏が関東連合の元メンバーだと言われており、またその前の交際相手である金子賢はプラチナムプロダクションに所属する俳優です。

事実、広末涼子の奇行として取り上げられることの多い、「灰皿に脱糞した」という話は川奈毅(川名毅)が経営するクラブで行われていたという噂や、健康状態や精神状態が良くなく、番組の共演者に心配された話が残っています。

芸能界と違法薬物

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薬物は酒・賭博・セックスと共に使用するとその快感が掛け算になって嵌りやすくなると言われています。芸能界は今も「違法薬物と薬物を使ってSEXができる女性を手配できる人」がのし上がれるとされており、川奈毅(川名毅)にとっては自らが持つ武器を最も効果的に使える場が芸能界であったということなります。

芸能界では、芸能人以外にも、プロダクションやテレビ業界の人間で違法薬物に手を出す者が多いと言われています。昼も夜もない仕事漬けの生活や、一般人では覗くこともかなわないVIPな世界に触れる中で薬と触れる機会が多いこと、また好奇心や向上心が旺盛な人が多く、薬を使うことで自分の世界とコネクションが広がると思い込み、「最初の1回」に手を出しやすいからです。

更に、もし違法薬物使用で逮捕されたとしても、芸能人であれば再度芸能界に復帰することが可能です。逮捕前と同じ環境に身を置くと、どうしてもまた薬物を使用したいという欲求を止めることが難しく、芸能界は違法薬物の再犯率が高いことでも知られています。

違法薬物とはどんなもの? 2000年代に逮捕された芸能人たち

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日本では、麻薬及び向精神薬取締法、大麻取締法、覚せい剤取締法それぞれで違法薬物の所持及び使用を禁止しています。芸能人を中心にたびたび目にする違法薬物に関するニュース。しかし、それぞれの違法薬物はどのような効果を持ち、致死量はどの程度なのでしょうか。

川奈毅(川名毅)が芸能界に深く関わっていた2000年代に、違法薬物関連で逮捕された芸能人についても紹介します。

モルヒネに代表される鎮痛剤、麻薬

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麻薬は、医学的には麻酔に使われるアヘン類のことを差します。アヘン類は、モルヒネやヘロイン等、ケシの実から抽出される鎮痛・陶酔作用を持った薬物のことです。医療的な観点では、がん等の強い痛みに対抗するための鎮痛剤として今日も使われていますが、昏睡状態や呼吸抑制を引き起こすこともあり、管理が難しい薬物です。

また、多幸感などをもたらす一方で強烈な依存性があること、身体が急速に耐性を形成するために使用し続けると使用量が急速に増え続けること、薬が効いていない時に襲う解脱症状(吐き気、悪寒、全身の痛み、鬱、幻覚幻聴等の生理的不快感)が強く、自らの意思で薬物使用を停止することが難しく、また作用量と致死量が近いため、素人が使用すると死に至ることもあります。

麻薬に代表されるヘロインは、静脈への注射によって乱用されることが多く、1回に摂取する量は初めての摂取者で2ミリグラムから3ミリグラムとされています。他にも経口摂取や鼻からの吸引等様々な摂取方法があり、致死量は、経口摂取の場合で100ミリグラムから300ミリグラムと言われていますが、重度の中毒者の場合は一度に一般人の致死量を摂取しなければ効果を感じられないケースもあり、乱用すればするほど薬を絶った時の解脱症状も酷く、薬を中止できない悪循環に捕らわれます。

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平成29年の検挙数は505人で、平成24年には350人程度であったものが近年は増加傾向にあります。

マリファナとして容認されている国もある、大麻

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大麻は、麻科の植物である大麻草から作られます。葉を乾燥または樹脂化・液体化させたものはマリファナと呼ばれ、花から製造されたものはガンジャと呼ばれます。乾燥大麻を煙草のように火を付けて喫煙具で摂取するのが最も一般的ですが、食事に混ぜて経口摂取することでも効果を得られます。

大麻に含まれるテトラヒドロカンナピノール(THC)という成分が幻覚作用をもたらします。THCの含有量は大麻の生育環境に左右されるものの、軽い摂取ならば陶酔感を得るだけで済み、かつ身体的依存性がほとんどないことから、嗜好品として容認されている国もあります。

ただ、大量に摂取すると判断力や思考力に障害がみられ、幻覚や妄想が生じます。薬物を摂取し続けないと慢性的に判断力や集中力が低下し、無感動・無気力な状態になるため、危険薬物として日本では所持や使用が禁止されています。

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平成29年の検挙数は3218人で、平成24年の1600人程度から倍増しています。また、麻薬の約6倍の検挙数となっています。

活発になって多幸感が増す、覚せい剤

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覚せい剤は、中枢神経興奮剤の総称で、使用することにより眠気を覚まし、疲労感を除去することができます。日本では殆ど静脈注射によって乱用されている覚せい剤ですが、健康な人が1ミリグラムから5ミリグラムほど摂取すると、眠気が覚め、多幸感が増し、更に判断力が増して雄弁になります。更に強い食欲減退効果があるため、欧米ではやせ薬として用いられていたことがあります。

覚せい剤は、麻薬と同様に耐性を獲得しやすく、連用した場合に急激に摂取量が増加してしまいます。また大量に摂取すると、不眠、錯乱、幻覚、昏倒等の症状が現れ、最終的には脳出血から死に至ります。致死量は0.5グラムから1グラムほどです。

覚せい剤の恐ろしい点は、中毒が進むと錯乱・幻覚の症状から障害や殺人の犯罪を犯すケースがあること、また30グラム以上の覚せい剤を一度に摂取することを2ヶ月以上継続すると慢性中毒に陥りやすいこと、さらに使用を中止しても回復が遅く無気力や落ち着きのない状態が長く続くために、多くの人が覚せい剤の再使用に陥りやすい点があります。

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平成29年の検挙数は10284人で大麻の約3倍ほどもあり、日本国内で今最も蔓延している違法薬物と言えます。平成24年では12000人ほどでしたので、覚せい剤に限れば検挙者は微減しています。

覚せい剤取締法違反で逮捕された芸能人

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日本全国で最も検挙数が多い違法薬物である覚せい剤は、芸能界でも逮捕されている人が多い薬物です。酒井法子や小向美奈子が逮捕された年は、この後に紹介する押尾学が逮捕されたのと同じ2009年です。

酒井法子

2009年、女優の酒井法子が夫と共に覚せい剤所持・使用の覚せい剤取締法違反で逮捕されました。この事件は社会的に報道が過熱し、世間の注目が大きく集まりました。酒井法子は覚せい剤の所持使用共に罪を認め、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の有罪判決を受けています。

小向美奈子

2009年、AV女優である小向美奈子が覚せい剤所持の罪で逮捕されました。所持量は極微量でしたが、尿検査で陽性反応が検出し、覚せい剤の使用を認める供述をしたため、使用の罪で追送検されました。更に彼女は、2015年に再び覚せい剤の所持・使用の罪で逮捕されています。

赤坂晃(光GENJI)

2007年、光GENJIの赤坂晃が覚せい剤を所持していたとして東池袋の路上で逮捕され、翌日付でジャニーズ事務所を解雇されています。更に赤坂晃は、執行猶予中の2009年に都内ホテルで覚せい剤を使用していたとして逮捕され、懲役1年6ヶ月の実刑判決を受けています。

西川隆宏(元DREAMS COME TRUE)

2002年に実兄の妻に暴行して逮捕。暴行の件は不起訴で終わりましたが、この拘留中に尿検査で覚せい剤の陽性反応が認められ、覚せい剤使用の罪で逮捕されました。2006年にも再度所持・使用の罪で逮捕され、懲役1年6ヶ月の判決が下っています。

大森隆志(元サザンオールスターズ)

2006年、大森隆志(元サザンオールスターズ)が、覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反(共に所持)で妻と共に逮捕されました。懲役2年6ヶ月、執行猶予4年の判決が下っています。

2001年にサザンオールスターズを脱退した後の逮捕でしたが、その後、サザンオールスターズの過去が語られるような場面では、大森隆志の名前や姿が登場しないように編集される機会が増え、最初からいなかったかのような扱いがなされています。

違法薬物の使用率

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芸能人の誰が違法薬物を使用して逮捕、というニュースは今もたびたび目にします。しかし、現在の日本の違法薬物の生涯経験率(1度でも違法薬物を経験した人の割合)は大麻で1.4%、覚せい剤で0.5%となっており、検挙者数とは比例していません。

ただこの数字は欧米諸国と比べるととても低く、アメリカの生涯使用率を見ると大麻では44.2%、覚せい剤は4.9%となっています。他のヨーロッパの国々と比較してもとても低い水準となっており、日本は薬物に関していえば、世界でも指折りの安全な国と言えます。

川奈毅(川名毅)が関与している事件①押尾学事件

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川奈毅(川名毅)の関与が噂されている大きな事件の一つに、「押尾学事件」があります。人気俳優が薬物使用と女性死亡で逮捕、というセンセーショナルなこの事件で使われた合成麻薬「MDMA」は、川奈毅(川名毅)が用意したと言われています。

人気俳優だった押尾学が薬物使用で逮捕

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押尾学は、ドラマ「クニミツの政」や「ダブルスコア」で主演を務めたことで有名になった人気俳優で、また、ロックバンドアーティスト「LIV」のボーカルとしても活動していました。

事件は2009年、合成麻薬MDMAを愛人であったホステスの女性と共に服用。その直後、女性が薬物の過剰摂取状態になり容体急変して全裸のまま死亡し、押尾学はその女性の急変に際して119番通報しなかったことなどから、「麻薬取締法違反」と「保護責任者遺棄致死罪」両方の罪で逮捕されました。

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この事件は、センセーショナルなスキャンダラスさと、いざ目の前で愛人が急変した時に押尾学が取った行動(証拠隠滅を図り、死人に罪をなすりつけようとした悪質性)が話題となり、世間を騒がせました。

最終的に、押尾学には2年6ヶ月の実刑判決が下りました。またこの事件は当時始まったばかりだった裁判員裁判が適用されており、公判での押尾学の言動、また当時の私生活や事件当日の状態がくまなく報道され、報道は過熱を極めました。

川奈毅(川名毅)は押尾学を芸能界に紹介した張本人

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押尾学は少年時代に非行グループでヤンチャをしており、その非行グループのバックについていたのが関東連合で、若い時から川奈毅(川名毅)と知り合いだったのでは言われています。

また、その後に川奈毅(川名毅)が芸能界に太いパイプを持つようになり、押尾学を芸能界に入れたり薬物を斡旋していたのも川奈毅(川名毅)ではないか、と噂されています。

MDMAとは

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MDMAとは、メチレンジオキシメタンフェタミンと呼ばれる化合物で、「愛の薬」等と呼ばれて違法に売買されています。アメリカでは心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対して効果が認められるとして臨床試験が進められていますが、日本では素人が所持・使用することは違法になります。

MDMAを経口で摂取すると、脳内からセロトニンが過剰に分泌されて多幸感と他者への共感力が増し、また性格が開放的になる、感情の起伏が大きくなる等の効果があり、セックスドラッグとして使用されています。

街角で違法に売られるMDMAはその含有量に差がある場合が多く、本人の意図しないところで過剰摂取に陥る可能性があり、そうすると重篤な状態もしくは死亡することがある危険な薬ですが、手軽に楽しめるセックスドラッグとしてパートナーから使用を持ちかけられるケースも多く、世界中で乱用されています。

逮捕後の押尾学

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2009年の事件後、3年間の裁判を経て2012年に収監。2014年の12月に仮釈放されて「フライデー」に取材されると、「芸能界への未練は全く無い」と語りました。その後2016年にLIVのライブに出演したことが、現時点では押尾学の最後の芸能活動となっています。

フライデーによる取材時点では輸入ビジネスに手を出し、芸能活動をしていた時より稼いでいると公言しています。しかし、押尾学の逮捕により離婚と事実上の芸能界からの引退を余儀なくされ、失業危機に陥った元妻の矢田亜希子や、事件の被害者女性の遺族から民事訴訟を起こされる可能性もあり、刑期を終えたからと言ってすべての罪を償えたというわけではなさそうです。

川奈毅(川名毅)が関与している事件②朝青龍暴行事件

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朝青龍暴行事件とは、2010年の初場所中に朝青龍が泥酔して一般男性を暴行。傷害の疑いで警視庁に書類送検され、一連の問題の責任を取る形で大相撲を現役引退することとなった事件です。この暴行の被害者が川奈毅(川名毅)でした。

川奈毅(川名毅)が泥酔状態の朝青龍に暴行される

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2010年の1月、川奈毅(川名毅)が支配人を務めるクラブでお酒を飲んでいた朝青龍は、泥酔して女性客に執拗に絡みました。その様子が目に余るものだったため、川奈毅(川名毅)が声を掛けて咎めたものの、態度を改めない朝青龍に店への出入り禁止を通達。

すると朝青龍が逆上して川奈毅(川名毅)を車内に拉致して暴行したため、川奈毅(川名毅)が被害者として警察に届け出て事件が明るみになりました。このとき川奈毅(川名毅)は鼻骨骨折の大怪我を負ったとされていますが、詳細は不明です。

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朝青龍は、一連の暴行事件の責任を取る形で大相撲の現役を引退。突然の引退報道となったため、号外新聞が出たりニュース番組で突如特集が組まれる等、世間に衝撃を与えました。

川奈毅(川名毅)は被害者として示談金を受け取った

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川奈毅(川名毅)は、一連の事件の示談金として朝青龍から1500万円を受け取りました。このお金は川奈毅(川名毅)が被害者として受け取ったものですが、示談に持ち込むまでに世話してくれた人々やクラブ「フィリア」の関係者に一銭も払わずに独り占めしようとして、仲間内から猛反発を喰らったと言われています。

ほとぼりが冷めるまで台湾に潜伏していたとも言われており、川奈毅(川名毅)の外国人を相手にしたコミュニケーション能力はこの時も発揮されたようです。

朝青龍引退の決め手

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この事件は当初、朝青龍が暴行したのは自身のマネージャーだったと報道されていました。相撲協会もその言葉を信じ、厳重注意で片が付くはずでした。

しかし事件から12日後、場所が終わった後になって実は被害者男性が一般人(川奈毅(川名毅))であることが判明して事態が急転します。朝青龍が被害者男性を故意に偽ったのか、泥酔のため認識不足だったのかは定かではありませんが、相撲協会としては「罪を偽ろうとした」朝青龍の姿勢を重く受け止め、「引退勧告書」を出して事実上の引退命令となりました。

川奈毅(川名毅)が闇社会の住人であるため、示談では朝青龍もその筋の人を呼んだという話や、実は殴っていなくて川奈毅(川名毅)が診断書を偽造した等、様々な憶測が飛び交って世間を騒がせました。しかし、朝青龍は引退後に祖国モンゴルに帰国してからも飲酒による自損事故や暴行事件を数度引き起こしており、酔うと手が出る性格であるのは間違いなさそうです。

川奈毅(川名毅)が関与している事件③スーパーフリー事件

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川奈毅(川名毅)は、2003年に発覚した、大学生サークルによる組織的な輪姦事件である「スーパーフリー事件」に関与していると言われています。この事件はその残虐さとあまりに組織的な手口から社会的にも大きな話題となりました。

早大サークルによる大規模輪姦事件

スーパーフリー事件は、当時早稲田大学の公認インカレサークルであった「スーパーフリー」内で行われた組織的大規模な輪姦事件で、被害者は数百名にも上ると言われています。

スーパーフリーは大学のサークルに留まらない大規模なイベント開催集団で、2001年には法人格を持つ有限会社を設立し、学生向けのイベントを全国的に開催しつつ、そのすべてのイベントで二次会的に輪姦が行われていたと言われています。

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この輪姦は長年続けられ、その間に高度に組織立っていきました。輪姦の実行犯はサークル内でトップ階級の者たちでしたが、その他にも被害者を酔い潰したり、友人から隔離してひとりにさせる等を担当するグループもありました。効率的にターゲットを酔い潰すために、度数が高いが飲んでもアルコールを感じさせない、特殊な配合のサワーを使っていたと言われています。

輪姦を幇助するグループの仕事は、輪姦が行われた後に被害者に接触し、ファミリーレストラン等で話をして落ち着かせる、笑顔を作って一緒に写真を撮る等も含まれており、後日問題が起こった時に「輪姦は同意の上」とするための証拠を揃える徹底ぶりでした。

中には警察に届け出ようとする被害者もいたようですが、「俺たちの後ろには暴力団が付いているから警察に行っても無駄」と脅しを掛けていたとされ、輪姦が発覚するまでに5年間もの月日を要しました。また幇助グループには、ターゲットの女の子を安心させるために多数の女子学生も含まれていました。

事件が明るみに出たのは2003年に被害者の1人が警察に被害届を出したことによります。しかし、被害者の多くが実名報道や実生活への影響を考えて泣き寝入りしてしまったこと、また中には自殺してしまったり、被害者でありながらその後は加害者として事件へ関わっていた者もいたとされ、結果的には多くの未逮捕者、未起訴案件を残したまま収束してしまいました。

早稲田大学の学生の他に、東京大学や慶応義塾大学といった有名な私立大学の学生が合計14名も実刑判決を受けたことと、組織立った残虐性と5年にもわたる常習的な輪姦の実態が大きく取り上げられ、連日大きな話題となりました。

川奈毅(川名毅)がサークルのバックについていた

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そもそも大学のサークルが単独で六本木で1000人~3000人規模のイベントを定期的に開き、継続的に稼ぎ続けようとすれば、裏社会から睨まれて当然です。

事実、スーパーフリーが主催するイベントは1回で1000万円を超える売上があり、代表者には1000万円以上の年収があったと言われています。裏社会に対抗できる、それなりの人物がスーパーフリーの後ろ盾になっていた、その人物が川奈毅(川名毅)だと言われています。

5年にわたり、六本木界隈で大きなイベントを繰り返しても裏社会から見過ごされていたのは、川奈毅(川名毅)がスーパーフリーのケツモチになっていたからだと考えられます。

輪姦の首謀者の人物像

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この組織的な輪姦事件の首謀者は、和田真一郎といいます。彼は華やかな女性と飲み会ができるスーパーフリーに居心地の良さを感じ、第15代代表として就任。代表に就任後はイベントサークルとしての規模を拡大させていきます。

その拡大のさなかで、既に輪姦が横行していた他大学の学生から話を持ち掛けられ、手始めによく飲み会に来てくれる女性を泥酔させて輪姦を実施。この時にトラブルもなく終了してしまったことから、その後徐々に輪姦が取り入れられ、高度に手口が洗練されていくことになります。

和田真一郎は8年もの間スーパーフリーの代表を務めています。これは、早稲田大学を一度退学してから再度入学したためで、継続的に運営するに当たって「代表者が早稲田大学の学生」であることに価値があったからだと考えられます。

川奈毅(川名毅)が関与している事件④タクシー強盗事件

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2015年8月15日の早朝、川奈毅(川名毅)は「タクシー強盗」の容疑で逮捕されました。東京の有名ホテル「グランドハイアット東京」にて初対面のタクシー運転手に勝手な因縁を付け、更にはタクシー運転手の顔面を暴行したところを現行犯逮捕されました。

川奈毅(川名毅)はタクシー運転手にいちゃもんをつけ現金を奪う

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2015年8月15日、港区にある「グランドハイアット東京」の車寄せにて、川奈毅(川名毅)は初対面のタクシー運転手の男性(64)に対して「タクシーの運転手がなぜこんな大金を持っているんだ」などと絡み、運転手の胸ポケットから見えていた現金3万5千円を奪い、取り返そうとした運転手に対して顔面を暴行しました。

川奈毅(川名毅)は現行犯逮捕される

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有名ホテルで突如行われた暴行。同じ車寄せに止まっていた別のタクシーの運転手が110番通報したことで、その場で現行犯逮捕されました。

若い時から数々の悪事に関係し、持ち前の頭の良さで警察から免れてきたはずの川奈毅(川名毅)にしては、あまりにあっけない逮捕となりました。およそ45歳頃のことです。

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僅か3万5千円のために逮捕されたことで、金に困っていたのではないかという噂もありましたが、それならば高級ホテルを利用できたはずもなく、当時の生活状況を知る手がかりは残されていません。

結果的にこの事件は示談が成立しましたが、この事件を最後に川奈毅(川名毅)の足取りを辿ることはできなくなります。

 

川奈毅(川名毅)の現在は?

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10代の頃から裏社会に通じ、数々の悪事と薬物取引事件にその影を見せた川奈毅(川名毅)。現在はどこで何をしているのでしょうか。

川奈毅(川名毅)は2019年現在消息不明

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2019年現在、50歳頃になるはずの川奈毅(川名毅)は消息不明です。2015年に逮捕されたタクシー強盗事件で被害者と示談が成立した後、ぱったりと消息が途絶えています。

また、強い縁がある関東連合も、2012年に他グループとの抗争の末に六本木にあるクラブ「フラワー」で人違いで無関係の男性客を残虐な暴行により死亡させ、OBを含む関係者・中核メンバーが18人も逮捕される事件(六本木クラブ襲撃事件)が起こっており、その後は組織規模が縮小傾向にありました。

またその流れで関東連合は2013年に警察により「準暴力団」に指定されており、現在は表立った活動はしていません。

六本木クラブ襲撃事件についてはこちら

川奈毅(川名毅)の経営していた店も潰れている

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川奈毅(川名毅)は、六本木で10店舗以上の飲食店と、渋谷ではクラブも経営していたといわれています。いずれの店も経営に行き詰っていた様子はなく、特に問題はなさそうに見えたとのことですが、現在すべてのお店が閉店、もしくはオーナーが変わっており、情報は残されていません。

関東連合の元リーダー・幹部たち

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多くの反社会的な若者たちを束ねて、暴力団とは異なる独自の風土を持っていた関東連合。その関東連合の元リーダーたちは、いったいどんな人物なのでしょうか。

市川海老蔵暴行事件に関与して知名度が高まった石元太一

石元太一は、上述の「市川海老蔵暴行事件」に関与したため、関東連合の元リーダーとして社会的な知名度が高い人物のひとりです。10代から暴力と非行に明け暮れ、そのほとんどを少年鑑別所や少年院で過ごしました。

市川海老蔵暴行事件後は、マスメディアへの露出やエッセイの執筆等で芸能活動を本格化し、自叙伝「不良録」も発刊。映画の主演として俳優デビューする話もありましたが、詐欺容疑での逮捕が続き、デビューは見送られました。

その後、2012年の「六本木クラブ襲撃事件」で主犯格のひとりとして逮捕され、懲役15年の実刑判決を受けて服役しています。

会社を複数経営し、関東連合の資金源と目された柴田大輔

柴田大輔は10代半ばから暴走族として活動する中で、イベントの集客や偽造テレホンカードの販売、携帯電話の横流しなどの集金活動で手腕を振るいました。

後に関東連合のメンバーと広告に絡むIT会社を立ち上げて成功し、連結売上40憶・従業員80人を超える規模にまで成長。個人資産も1.5憶を超えたものの、社会から向けられる関東連合メンバーへの目は厳しく、国内にて不動産の審査が通らなかったため、一時期は生活の拠点をハワイに移していました。

ハワイから帰国した直後に「六本木クラブ襲撃事件」があり、事件後の後処理でメンバーと揉めて関東連合から決別。その後「工藤明男」名義で関東連合の内幕本を執筆し、関東連合からの報復を恐れ、身を守るためにすべての事業役職を辞して警察の保護対象になっています。

六本木クラブ襲撃事件までの関東連合の活動を金銭面から支えた人物、またその後の執筆活動で関東連合から命を狙われている人物として知られています。

「六本木クラブ襲撃事件」の主犯で、現在も逃亡中の見立真一

見立真一は、「六本木クラブ襲撃事件」当時の関東連合のリーダーで、この事件の主犯として現在も指名手配されており、国際逃亡を図ってフィリピンに滞在していると言われています。

サイコパスを彷彿とさせる際限のない「残虐性」を持ち、関東連合のメンバーからも恐れられていたと言われる見立真一。現在の足取りは全く掴めておらず、一部ではフィリピンで市民権を得て生活し、関東連合から援助を受け続けているとも言われ、また一方では死亡説も噂されています。

見立真一の右腕で、敏腕AVプロデューサーとして知られる松嶋クロス

松嶋クロスは川奈毅(川名毅)の後輩で、脅されて仕方なく「マッシムプロダクション」を設立。AV監督としてデビューしました。しかしAV監督としての腕は本物で、小向美奈子をセクシー女優としてデビューさせ、プロダクション業を軌道に乗せていきます。

その前後に関東連合では見立真一の右腕として残虐の限りを尽くしたとされ、金属バットや鉄パイプで襲撃して暴力を振るう、ターゲットをその自宅の前でリンチし、止めに入った母親に灯油を掛けて火を付けようとする、その父親にも暴力をふるって失明させた等、数々の噂が伝説として残っています。

「六本木クラブ襲撃事件」では逮捕されることはありませんでしたが、2018年から恐喝・詐欺等の容疑で3度も逮捕されており、警察から要注意人物としてマークされていると噂されています。松嶋クロスは関東連合の中でも多方面に多くのつながりを持っている人物ですから、彼を逮捕して事情聴取することで、関東連合の現在の様子や指名手配されている見立真一、また松嶋クロスが所属している住吉会系暴力団の情報を手に入れようとしている、と言われています。

川奈毅(川名毅)は現在も裏の世界にいるのかもしれない

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川奈毅(川名毅)は10代から渋谷の暴力団に在籍し、その経歴には常に闇社会の影が色濃く漂っています。川奈毅(川名毅)は、常に周囲に暴力と麻薬の噂を呼び続けました。この影響は芸能界にもおよび、本来華やかで誰もが夢見る世界であるはずの芸能界で、多くの違法薬物に関する影を落とし、多くの事件に関与が疑われています。

川奈毅(川名毅)には裏社会での広い顔、麻薬取引に精通した知識、また外国人との深いコミュニケーション能力があります。日本のいずれか、もしくは外国で新たなビジネスをはじめている可能性があります。また、薬物取引はどこの国でも大きな利権と利益を生みますから、そこに今も姿があるかもしれません。

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