釣り人の憧れ!ノーザンパイクの生態から釣り方まとめ

では、さっそく準備して!と、はやる気持ちを、グッとこらえ、まずは基礎知識から身につけましょう。ノーザンパイクを釣るには、ルアーフィッシングが断然お勧めです。ルアーフィッシングは、ルアー(疑似餌)で釣る方法です。

ルアーフィッシングのメリット4つ

  1. ルアーは一度買えば何度も使えます。毎回、本物の餌を買って準備する手間が省けます。
  2. 「グロテスクな昆虫を素手で触るなんて無理!」という方でも、気軽に釣りを楽しめます。
  3. 荷物が少なくてすみます。釣るための道具は、ロッド(釣り竿)、リール(糸を巻き取る道具)、ライン(糸)、ルアー(偽物のエサ)のみです。
  4. 大型の魚も釣れます。

ルアーを本物の餌に見せるには?

  • 『キャスティング(キャスト)』(ルアーを川や湖、海に投げる方法)
  • 『アクション』(さおの先の動かし方)
  • 『リトリーブ』(ラインをリールで巻き取ること)

この3つで、ルアーに命を吹き込みます。目当ての魚の住む水深や、釣り場のコンディションを考慮して使い分けるため、種類や色、柄など、様々なルアーがあります。

ノーザンパイクの好むルアーとアクション 

ノーザンパイクは、反射的に『リアクション』をする(獲物を狩る)ので、派手で目立つルアーがお勧めです。白や明るいオレンジ系、メタリックカラーや黄色い蛍光色など、明るい色を選びましょう。

①ポッパー

ポッパーは『トップウォータープラグ』という、水面で動かすルアーの一つです。駆け引きを直に見ることが出来るので、よりエキサイティングな釣りを楽しめます。また、ノーザンパイクは、音が響くものに強く反応するので、ノイジー系(音を出すタイプ)のポッパーは、打って付けです。ポッパーの主なアクションは、以下の2つです。

  • 『ポッピング』…ロッドをあおった(上に引き上げた)時に、先端のカップが水を受け、「ポコッ!ポコッ!」という可愛い音と泡を出します。
  • 『スプラッシュ』…水面を少し滑らせるように引っ張り、早く、鋭くあおることで、カップが前へ水しぶきを出します。最もアピール力があり、やる気の無い魚も、その気にさせてしまうことが出来ます。

②スピナーベイト

スピナーベイトは、数枚のキラキラ光る金属製のプレートを持ち、アピール力が高いルアーです。初心者にとっては心配な『根掛かり』も、このルアーなら安心です。底を引きずらない限り、水草が生い茂っているエリアも、ぐんぐん突破していけます。『ただ巻き』(一定のスピードでリトリーブすること)を早めに行うと、小魚の群れに見えますよ。

S字系ビッグベイト

ビッグベイトとは、大きなプラグやワームの総称です。存在感が強いため、遠くにいるノーザンパイクも呼んで来ることが出来ます。中でも、S字系ビッグベイトは、『ただ巻き』するだけで、ルアーが本物の魚のようにS字に泳ぎます。

ノーザンパイクの釣り方①手配するもの

ライセンスを買おう

ノーザンパイクを釣るには海外に行かなければいけません。そこで必要なのが、フィッシングライセンスです。特にイギリスで釣りをするには、Environment Agency(政府の機関)から発行されているFishing Rod Licenceが必要です。ネット上で購入できます。さらに、必要に応じて、川や湖で釣るための権利を購入しましょう。

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