ノーザンパイクは年間を通して釣れますが、水面が凍らない時期がお勧めです。よほど行き慣れている方はともかく、海外では何が起こるか分かりません。釣り方や穴場スポットを教えてもらうためにも、ガイドを頼みましょう。フィッシングツアーに参加し、のんびり宿泊しながら釣りを楽しむのが、最も安全でポピュラーな方法です。
ノーザンパイクの釣り方②迫力あるアクションを動画で見てみよう
『百聞は一見にしかず』です。ノーザンパイクを釣る動画を実際に見ながら、装備を確認しましょう。ロッドのしなり具合から、「ノーザンパイク釣りは体力勝負だ!」ということも、肌で感じられますよね。ノーザンパイクは獲物に噛み付くと、驚くべきスピードとパワーで獲物を水草に持って行こうとします。
その最初の凄まじい引きに耐えられるかどうかが勝負です!メーター級の成魚だった場合でも糸が噛み切られないように、最初から強力な装備で臨みましょう。
釣り道具
- 【ロッド】 ミディアムヘビークラス~ヘビークラスのロッドがお勧めです。動画では、Fishmanの、Beams(ビームス) RIPLOUT(リプラウト)7.8MLが使われています。軽いルアーを遠投出来ます。また、リング系は太めで、モンスターにも負けない粘り(耐久性)を備えています。
- 【リール】 怪魚も釣り上げられるベイトリール
- 【ライン】 PEライン4~5号
- 【ワイヤーリーダー】 メインラインとルアーの間に入れて、強度を補います。ワイヤー製のリーダーは、最も強度が強いリーダーです。飲み込んだ時に歯がリーダーの外に出てしまわないように、25cmぐらいのものを使用します。
- 【ルアー】 9cmのポッパー
ノーザンパイクの釣り方③ランディング方法
他の魚だと、『ハンドランディング』します(唇に手をかけて持ち上げます)が、ノーザンパイクは、絶対にハンドランディングしないで下さい!例え革のグローブをつけていても、ノーザンパイクの歯(むしろ、刀の切っ先だと思っていいでしょう)に、たちまち貫かれて、血の雨が降ります。
ランディングする際に必要な物① ランディングネット(別名:タモor玉綱)
ノーザンパイクは巨大な魚なので、これが無ければ、せっかく釣っても、途中で糸が外れて逃げられてしまいます。ただし、荷物になりますので、現地で購入する事をお勧めします。
ランディングする際に必要な物② フィッシンググリップ
フィッシンググリップでノーザンパイクの口を挟んで持ち上げます。こうすれば、ノーザンパイクの凶暴な歯も怖くないし、力の強いノーザンパイクが暴れて、フックで指先を怪我してしまう心配もありません。素早くフックを外せるので、ノーザンパイクにとっても不必要なダメージを負わずにすみます。