ダブルクリンチノットの結び方|強度はどれくらい?

摩擦熱を防ぐためにラインを湿らせよう

締め込み作業を行う際、ラインには強い摩擦負荷がかかります。特に摩擦に弱いナイロン素材のラインを使っている場合には、締め込み作業の最中にラインが切れてしまう恐れがあります。そこで摩擦対策として、締め込む部分を水で湿らせながら作業を行うのがコツです。ラインに水分を含ませることで、摩擦による熱の発生を抑えることができるのです。

ダブルクリンチノットの結び方④ ロスト防止のコツ

万全の対策をしておこう

締め込み作業を正しく行ってきれいな結び目を作ることができれば、ダブルクリンチノットの強度は十分なものになります。ただ、万が一締め込み作業の詰めが甘くなってしまっていたら、結び目がほどけて仕掛けをロストしてしまう恐れがあります。仕掛けのロストは経済的にも精神的にもダメージを受けるので、万全の対策をしておくのが望ましいでしょう。

仕上げに「焼き」の作業をしよう

具体的には、「手順④」の最後に余ったラインをカットしたあと、もうひと手間加えます。ラインの先に少しだけ火を当てて「焼く」のです。焼かれた部分がダマになり、ちょうど滑り止めの役割を果たしてくれます。万が一締め込み作業が甘くて結び目がゆるんでしまっても、「ダマ」の部分がラインの抜けを止める防波堤になってくれます。

ダブルクリンチノットの強度はどれくらい?

ダブルクリンチノットは「総合点の高さ」が特徴

ダブルクリンチノットは、通常の釣りをするぶんには十分の強度を持っています。もちろん、ダブルクリンチノットよりもすぐれた強度を持つ結び方はたくさんあります。ただ、「結び方の難易度」も考慮に入れると、総合点の高さでは、他の追随を許しません。ダブルクリンチノットはそれほど難しくない結び方で、通常の釣りに必要十分な強度を実現できるのです。

「総合点の高さ」と「応用範囲の広さ」が初心者におすすめ!

強度の限界にこだわるなら、ダブルクリンチノット以外の結び方を採用すべきです。ただ、ダブルクリンチノットの総合点の高さは、初心者にとって大きな魅力です。しかもダブルクリンチノットの用途は、釣り糸を結ぶだけではありません。糸と金具を結ぶ作業の全般に応用できる、万能の技術なのです。釣り人に欠かせない基礎知識として、ダブルクリンチノットは初心者におすすめなのです。

ダブルクリンチノットのデメリット

慣れるまでが大変!

初心者に強くおすすめしたい万能のダブルクリンチノットですが、ひとつだけデメリットを挙げるとすれば「慣れが必要」だという点です。ダブルクリンチノットの強度は、いかにきれいな結び目を作れるかにかかっています。きれいな結び目を作るには、締め込み作業に慣れることが必要です。締め込み作業に慣れない限り、ダブルクリンチノットの本来の強度は実現できません。

村田式ダブルクリンチノット

NEXT 手順③の一部を省略!