ショアジギングロッドのおすすめ30選|上級者や安いモデルも!

ショアジギングという釣り方は、対象魚や釣り場のバリエーションが多く、初心者からベテランまで楽しめます。その奥深さの反面、どのようなショアジギングロッドがいいのか分かりにくいのも確かです。そこで今回は、様々なおすすめショアジギングロッドを紹介していきます。

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ショアジギングロッドとは

ショアジギングロッドの選び方やおすすめ商品を紹介する前に、まずはショアジギングロッドがいかなる釣り竿なのか簡単におさらいしておきましょう。ポイントとなるのは、ショアジギングという釣り方への理解です。

ショアジギングロッドとはショアジギングに使用するロッドのこと

ショアジギングロッドとは、その名の通りショアジギングという釣り方で使用する釣り竿のことです。遠投性能とロッドパワーが要求される点に、他の種類の釣り竿との違いがあります。遠投性能のためには竿の長さが、ロッドパワーのためには竿の硬さが、それぞれ求められます。

ショアジギングとはフィッシュイーターを狙う釣りのこと

ショアジギングは、小魚を食べる「フィッシュイーター」と呼ばれる魚を対象とする釣り方です。エサとなる小魚を模したメタルジグという金属製のルアーを使います。対象魚がある程度大きな魚であること、金属製のルアーを投げる必要があること、といった点に特徴があります。そのため、ロッドにはパワーと遠投性が求められるのです。

ショアジギングロッドの選び方

ショアジギングに使う釣り竿は、どのようなポイントに注意して選べばよいのでしょうか。ここでは、釣り竿の長さ・硬さ・使えるメタルジグの重さに注目して、初心者がうまく釣果を上げるのに役立つ釣り竿を選ぶための基準をご紹介します。なお、リールの選び方については次の記事を参考にしてください。

ショアジギングロッドの長さは9~10フィートがおすすめ

釣り竿の長さは、遠投性を左右します。長ければ長いほど遠心力が強くかかるので、仕掛けを遠くまで投げられるという理屈です。遠投したいのなら、長い釣り竿を選ぶべきということになります。その一方で、長い釣り竿は小回りが利かないというデメリットもあります。釣り人の体格に比べて長すぎる釣り竿は、使いこなすのが難しくなります。

ショアジギングの場合、ある程度の遠投性が必要です。岸から海へとメタルジグを投げるため、遠投に向かない釣り竿だと狙える範囲が狭くなるからです。その一方で、長すぎる釣り竿だとタックル全体が重くなり、今度は釣り上げるのが難しくなってしまいます。そこで、遠投性と扱いやすさを両立できる9~10フィートの釣り竿を選びましょう。

ショアジギングロッドの硬さはMかMHを使おう

釣り竿の硬さは、どれだけの重さの魚を釣り上げられるかを左右します。魚の重さに対して釣り竿が柔らかすぎると、必要以上に釣り竿がしなってしまうので、うまく釣り上げることができません。つまり、硬ければ硬いほど、パワーのある釣り竿だということになります。重いルアーを投げたり、大きな魚を狙うような場合は、硬い釣り竿を選びます。

ショアジギングでは、重いメタルジグを使います。また、ベイトフィッシュの姿に似せて作られたメタルジグを使うのですから、対象魚は小魚を食べる魚です。つまり、比較的大きな魚を対象とする釣り方だといえます。したがって、パワーのある硬い釣り竿がよいでしょう。ただ硬すぎると扱いにくいので、MH(ミディアムヘビー)を選びましょう。

ショアジギングロッドは対応できる重さも気を付けよう

「釣り竿の硬さによって、扱えるルアーの重さが変わってくる」ということを説明しました。つまり、硬い釣り竿であれば重いルアーも扱えます。もっとも、これはおおまかな目安にすぎません。そのため、釣り竿には「使えるルアーの重さ」というものが決められています。それぞれの釣り竿に適したルアーの重さが、グラム単位で指定してあるのです。

ショアジギングの場合は、使用するメタルジグの種類によって適合する釣り竿も変わってきます。なぜなら、メタルジグの重さは種類によって様々だからです。たとえば、釣りの最中にメタルジグを重さの異なるものに付け替えた場合、ジグの重さによっては釣り竿も変える必要が出てくる可能性があります。使えるルアーの重さには注意しましょう。

ショアジギングロッドのおすすめ30選|初心者におすすめなモデル

初心者がショアジギングを楽しむためには、釣り竿の扱いやすさにこだわるのが大切です。遠投やアクションにまだ慣れていない初心者でも、しっかりと扱うことのできるショアジギングロッドを、5種類ピックアップしてご紹介します。

ルアーニスト 96MH(ダイワ)

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ダイワのルアーニストは、ルアーフィッシングの初心者に向けて開発された釣り竿です。握りやすさを重視してデザインされたグリップ部分は、釣り竿の握り方をこれから学ぼうという初心者でもしっかりとアクションすることができる扱いやすさになっています。

このルアーニストシリーズの中でも、96MHは長さ9.6フィートなので、初心者にも特に扱いやすい長さになっています。自重も220グラムで、とても軽量です。ショアジギングだけでなく、海釣り全般に幅広く使えるので、初心者が最初に買う釣り竿として最適です。

フリーゲーム S96M(シマノ)

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シマノのフリーゲームは、折りたたみ式の振出ロッドのシリーズです。ショアジギング用には、S96Mがラインナップされています。長さは9.6フィート、硬さのランクはM(ミドル)と、初心者でも扱いやすいスペックになっています。自重が155グラム、折りたたむと82cmというコンパクトさも魅力です。

クロステージ CRX-902LSJ(メジャークラフト)

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竿の長さが9フィートと、ショアジギング用ロッドとしては短い部類に入ります。そのため、ショアジギングに必要な最低限の飛距離は確保しつつも、初心者にも扱いやすい小回りも確保することができます。釣り人の体にかかる負担が軽減されるように設計されているので、ビギナー向きの釣り竿です。使えるルアーの重さの上限は50グラムです。

ルアーマチック S90ML (シマノ)

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ルアーマチックは、シマノの初心者向けルアーロッドです。ルアーフィッシング全般に幅広く使えますが、このS90MLはショアジギングに対応可能な釣り竿です。長さは9フィートとショアジギングロッドとしては短めで、自重も155グラムと軽量なので、初心者でも簡単に扱うことができます。使えるルアーの重さの上限は28グラムです。

H.B concept ライトステップ(タカミヤ)

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竿の長さは、86フィート・90フィート・96フィートの3種類がラインナップされています。身長や体格に合わせて、自分にフィットするものを選びましょう。価格がとても安いので、初心者が気軽にトライしやすい釣り竿です。自重は若干重めに作られているので、ある程度握力のある人に向いています。

ショアジギングロッドのおすすめ30選|上級者におすすめなモデル

上級者の釣り人にとっては、標準的なスペックの釣り竿だけでなく、もっと幅広いタイプのショアジギングロッドを使いこなしたいものです。ここでは、上級者にぜひ挑戦してほしい釣り竿を5種類ピックアップしてご紹介します。

ソルティアドバンス S906M(シマノ)

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竿の長さは9.6フィート、硬さのランクはMH(ミドルヘビー)と、ごく標準的なスペックに見えますが、ガイド部分に富士工業製のSiCリングが使われています。これにより、巨大な魚との激しい格闘に耐えられる釣り竿になっています。使えるルアーの重さの上限は80グラムで、この点からも大物を狙う上級者におすすめの釣り竿です。

ソルティアドバンス S1000M(シマノ)

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こちらもSiCリングが使われた、ソルティアドバンスシリーズのモデルです。竿の長さが10フィートもあることもあり、飛距離の長さが群を抜いています。岸から一気に沖を狙える釣り竿です。初心者にはうまく扱うのが難しいですが、上級者にはチャレンジしがいのある釣り竿だと言えるでしょう。

ショアマサ 117(バレーヒル)

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竿の長さは11.7フィート、自重は335グラムもあるため、上級者でなければ使いこなすことの難しい釣り竿です。軽量化よりもバランスを重視して作られているため、独特の使い勝手に慣れることができれば、軽量ロッド以上に疲労軽減効果が得られます。

群を抜いた飛距離の長さとロッドパワーがあるので、大型の青物と激しく渡り合うことができます。また、メタルジグだけでなくプラグのしようにも対応しているので、ショアジギング以外にも広くルアーフィッシングに使うことのできる、実はコストパフォーマンスにも優れたアイテムです。

パワーマスター ヘビーコア(天龍)

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大物を狙うことに特化して作られた釣り竿です。ロッドパワーがとても強く、120グラムの重量級メタルジグにも対応しています。竿自体も重量級で、自重は544グラム、竿の長さは13フィートです。完全に上級者が使うことを前提に作られています。5kgの超大物相手でも、しっかりと釣り上げることのできる釣り竿です。

ランウェイSR 10.3M (ゼスタ)

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こちらは逆に、軽量性を追求して作られた釣り竿です。対象魚の大きさよりも、細かなアクションで多彩なターゲットを狙うことを意図して作られています。ガイドにSiCリングを使っているのはもちろん、グリップ部分はカーボン素材にエンボス加工がされており、わずかな流れの変化を感じられる作りになっています。

竿の長さは10.3フィートと長めになっているので、飛距離の長さも群を抜いています。一般的なショアジギングで岸から沖を狙うだけでなく、遠浅のサーフでの遠投にも対応することができます。上級者であればあるほど使い道が幅広い釣り竿です。

ショアジギングロッドのおすすめ30選|価格が安いコスパのいいモデル

釣り竿の値段は、数万円するのが普通です。ただ、しっかりと探せば、安くても品質の良い釣り竿を見つけることもできます。ここでは、数千円台で購入可能なショアジギングロッドを、5種類ピックアップしてご紹介します。

ソルティースコープ 100MH(プロマリン)

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竿の長さは10フィート、硬さのランクはMH(ミドルヘビー)と、ショアジギングロッドとして標準的なスペックを備えた釣り竿です。特徴的なのは、使えるルアーの重さの上限が120グラムと、価格帯に比して頑丈な作りになっている点です。安いうえに頑丈なので、とても気軽に使えるアイテムです。

ショアジグラウンダー 96MH(プロマリン)

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竿の長さは9.6フィート、硬さのランクはMH(ミドルヘビー)で、こちらも標準的なショアジギング用ロッドのスペックだと言えます。特徴的なのは、ボディのカーボン含有率が80%である点です。そのため価格帯に比して、十分な軽量性とロッドパワーを確保することができています。折りたたみ式なので、コンパクトに収納できる点も魅力です。

ソルティージャークSJ 96MH(プロマリン)

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小型青物の釣りに特化した、ショアジギング用ロッドです。竿の長さは9.6フィートと若干コンパクトで、硬さのランクはMH(ミドルヘビー)です。特徴的なのは、ボディのカーボン含有率が99%となっており、竿の重さも220グラムと軽量である点です。

一方でロッドパワーは若干落ちるため、中型・大型の魚を釣り上げるのには向いていません。使えるルアーの重さの上限も、60グラムと若干低めに設定されています。小さな魚を狙う場合には、とても使い勝手の良い釣り竿です。

ソルパラ SPS-962LSJ(メジャークラフト)

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こちらも小型青物を狙うのに向いているショアジギング用ロッドです。竿の長さは9.6フィート、竿の重さは200グラムです。素材には中弾性カーボンが使われており、低価格と軽量性の両立に成功しています。

ただ、頑丈さでは少し劣るところがあるので、もっぱら小型の魚を狙うのに向いています。使えるルアーの重さの上限は50グラムに設定されていますが、30グラムまでのメタルジグを使うとよいでしょう。上限ぎりぎりの重さのメタルジグを使うと、思ったように遠投することができなくなってしまいます。

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