ぴろぴとは日本を代表するFLASH動画職人!有名作品や人物像までご紹介

ぴろぴとさんは、狂気・ホラー系統のFlashを作成している映像作家です。2001年頃からネットに作品を公開しており、Username666という動画をきっかけに海外でも有名となった人物です。この記事では、そんなぴろぴとさんについてと彼が作成した作品を紹介していきます。

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皆さまが興味を持ってもらえるような執筆をしていきたいと思っています。 よろしくお願い致します。
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ぴろぴととは?海外でも話題のFLASH映像作家

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ぴろぴとさんはFLASHムーヴィーの黄金時代から今に至るまで第一線で活動し続けている現役のクリエイターの一人です。

シュール(シュルレアリスム風)な作品で一躍有名になり、海外からも高い評価を得ています。

シュールな作品を作る映像作家

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2001年頃から、自身のウェブサイトでFLASHムーヴィーを発信しています。

初期の著作はシュールで、「現実ではありえないだろうが、起こったら恐ろしい」をぴろぴとさん独創的なセンスで表わしており、今も新作が待ち望まれています。

スーザン・ピットやヤン・シュヴァンクマイエルの影響を受ける

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シュルレアリストとして活動している映像作家のヤン・シュヴァンクマイエルやエロティック・アートの代名詞とも言える「アスパラガス」を製作したスーザン・ピットの影響を受けた作品を多く発表しています。

現在は主にYouTubeで活躍中

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元々はFLASHアニメーションを使い、自身のウェブサイトで発表していましたが、現在はYouTubeに活動の場を移されたことで気軽にぴろぴとさんの作品が楽しめるようになりました。

Username666をきっかけに海外でも話題に

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ぴろぴとさんを一躍有名にしたのが、出口のない悪夢を表わした様なホラー系ムーヴィーの『Username666』です。ぴろぴとさんはこの作品がきっかけとなり海外からも評価をされ始めます。

ぴろぴとが手掛けた有名な映像作品

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ぴろぴとさんは2001年頃から活動されている方なので、多くのムーヴィーを製作しています。ここではその中でいくつか名作をご紹介します。

最も人気が高い『username;666』

2008年にぴろぴとさんが製作した狂気・ホラー系の名作です。2007年に製作された「ニコニコ呪いの動画」をもとに、それをYouTube用にリメイクしたムーヴィーとなっています。

日本だけでなく海外からも注目され、じりじり迫り来る恐怖が心臓に悪いと評価されることもあるほど反響を呼びました。

ショートフィルムフェスティバル上映の『doll』

『doll』はフランスのショートフィルムフェスティバルで上映されました。2005年に製作されたこのムーヴィーは『username666』と並んでぴろぴとさんの代名詞の一つと言えます。

簡単に言うと女の子が殺された後、強姦され腐ってハエがたかって死ぬまでを描いたシュールな話です。

それにシュルレアリスム風のコラージュ、前衛的な色づかいに怪奇的なイマジネーションを合わせることでぴろぴとさんの独創的なセンスが表わされています。

ホラー要素強めの『COOKING IDOL』

可愛らしいお人形がお料理してくれるのは「トマトベーコンお餅」です。それだけ聞くとどこにも怖い要素なんてなさそうなのですが、そこはぴろぴとさんが製作するムーヴィーです。

お人形がお料理するだけなはずなのに、怖くなります。一つ一つ地道に丁寧に製作された背筋がゾクリとなる展開となっています。

かわいい世界から一転する『pokopokoshopping』

『username666』でも表わされてきた(出口のない悪夢への滑落)と近いものがあります。

ぴろぴとさんには「可愛いかんじのテレビショッピング」に見えている様ですが、可愛い世界から入り込む終わりの見えない恐怖が見事に表わされています。

祖父の家を使った動画『My house walk-through』

2017年にぴろぴとさんの製作のための試作等に活用するアトリエとして祖父の家を使いだしました。その家を撮影したのが、『My house walk-through』です。

「ホラーじゃありません。ただ僕のうちを撮影しただけです。」というこの作品、台風によって深夜に目覚めた主人が屋敷を紹介していくだけなのに、繰り返しの様に見えて少しずつ変化していく様子が恐怖を与えます。

ぴろぴとの人物像

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独創的なセンスで人を惹きつけるぴろぴとさんですが、発表された著作からは想像できないほどプライベートの印象はガラリと変わります。

Twitterでは手造りの料理を紹介

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いつもジビエの鹿肉などを分けてくれる方がいる様で、ぴろぴとさんは分けてもらった鹿肉もスープカレーにしたり、シチューにしたりと手間暇かけて料理をしています。

ステーキにしても、きちんと野菜も使って彩りよくお皿に盛られており、センスの良さが伺えます。

野菜を家で手造りしている

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家で野菜を育てている様子がTwitterでも紹介されていますが、ブロッコリーやナス、ししとう等結構いろいろな種類の野菜を栽培されています。

手造り料理にもよく自分の畑で収穫された野菜が登場します。育ててみたい野菜の話をしたり、育てた野菜を天日干しにしたりと畑のある生活を満喫されています。

YouTubeのゲーム実況には姪っ子と遊ぶ姿も

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YouTubeではホラームーヴィーだけでなく、ゲームの実況ムーヴィーもよく上がっています。

ゲームを進める中で姪っ子との会話のやり取りがあるシーンもあり、ぴろぴとさんと姪っ子のほほえましい関係が垣間見えます。

アリの飼育も行っている

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女王蟻に「あーちゃん」と名前をつけて飼育しているぴろぴとさんですが、ただ飼育するだけでなく女王蟻のあーちゃんが産んだタマゴから赤ちゃん蟻が誕生した様子等をYouTubeに上げています。

女王蟻が1匹いるだけで蟻がどんどん増えていき大家族になる様子がよくわかります。

幽霊屋敷に泊まらせてもらい幽霊を見ようとする

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ぴろぴとさんは幽霊話だけでなく、オカルト体験にもとても興味があるらしく、幽霊が出ると言っている人がいると連絡を取って「本当にいるなら見てみたい」と泊めてもらうこともあるくらいです。

心霊体験を「一生に一度あるかないかのレア体験」と言えてしまうのはぴろぴとさんだからこそと言えます。ぴろぴとさんの様に心霊現象に興味のある方はこちらもご覧下さい。

廃墟で出会った日本人形の「のろいちゃん」を大切にしている

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最近のぴろぴとさんの作品によく出てくるお人形といえば、「のろいちゃん」です。廃墟で出会ったという「のろいちゃん」ですが、運命を感じたぴろぴとさんは「のろいちゃん」をとても可愛がっています。

アイドル的にムーヴィー出演するだけでなくTwitterの近状報告にも登場したりと大活躍です。

洋服を持っていないのろいちゃんとフリフリのドレスをきたお人形との2ショットを上げて、のろいちゃんが羨ましがってるとコメントしたこともあります。

ぴろぴとが作った呪いの動画「sm666」が事件に

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そのあまりの恐怖に検索禁止とまで言われるほどリアルな名作と言えるのが『sm666』です。驚愕の怖さというより、じりじりと迫って来るような怖さが好きな人にはおすすめです。

呪いの動画sm666の内容

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