可愛らしいお人形がお料理してくれるのは「トマトベーコンお餅」です。それだけ聞くとどこにも怖い要素なんてなさそうなのですが、そこはぴろぴとさんが製作するムーヴィーです。
お人形がお料理するだけなはずなのに、怖くなります。一つ一つ地道に丁寧に製作された背筋がゾクリとなる展開となっています。
かわいい世界から一転する『pokopokoshopping』
『username666』でも表わされてきた(出口のない悪夢への滑落)と近いものがあります。
ぴろぴとさんには「可愛いかんじのテレビショッピング」に見えている様ですが、可愛い世界から入り込む終わりの見えない恐怖が見事に表わされています。
祖父の家を使った動画『My house walk-through』
2017年にぴろぴとさんの製作のための試作等に活用するアトリエとして祖父の家を使いだしました。その家を撮影したのが、『My house walk-through』です。
「ホラーじゃありません。ただ僕のうちを撮影しただけです。」というこの作品、台風によって深夜に目覚めた主人が屋敷を紹介していくだけなのに、繰り返しの様に見えて少しずつ変化していく様子が恐怖を与えます。
ぴろぴとの人物像
独創的なセンスで人を惹きつけるぴろぴとさんですが、発表された著作からは想像できないほどプライベートの印象はガラリと変わります。
Twitterでは手造りの料理を紹介
いつもジビエの鹿肉などを分けてくれる方がいる様で、ぴろぴとさんは分けてもらった鹿肉もスープカレーにしたり、シチューにしたりと手間暇かけて料理をしています。
ステーキにしても、きちんと野菜も使って彩りよくお皿に盛られており、センスの良さが伺えます。
野菜を家で手造りしている
家で野菜を育てている様子がTwitterでも紹介されていますが、ブロッコリーやナス、ししとう等結構いろいろな種類の野菜を栽培されています。
手造り料理にもよく自分の畑で収穫された野菜が登場します。育ててみたい野菜の話をしたり、育てた野菜を天日干しにしたりと畑のある生活を満喫されています。
YouTubeのゲーム実況には姪っ子と遊ぶ姿も
YouTubeではホラームーヴィーだけでなく、ゲームの実況ムーヴィーもよく上がっています。
ゲームを進める中で姪っ子との会話のやり取りがあるシーンもあり、ぴろぴとさんと姪っ子のほほえましい関係が垣間見えます。
アリの飼育も行っている
女王蟻に「あーちゃん」と名前をつけて飼育しているぴろぴとさんですが、ただ飼育するだけでなく女王蟻のあーちゃんが産んだタマゴから赤ちゃん蟻が誕生した様子等をYouTubeに上げています。
女王蟻が1匹いるだけで蟻がどんどん増えていき大家族になる様子がよくわかります。