akaの意味は?使い方や起源を徹底調査!ラッパーが多く使っている?

スポーツ選手やアーティストから、作家や学者などさまざまな分野で活動している有名人。たいていは、界隈内で名が通っている人がいるものです。そして、大体の人が親しみを込めてあだ名をつけられています。

そういったあだ名やキャッチコピーを持つ有名人の紹介の意味としてakaが使用できます。例えば、鈴木一朗akaイチローや、和田アキ子akaアッコ、斎藤佑樹akaハンカチ王子などのように使います。

「aka」の使われ方③ハンドルネームを変更した時に

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SNSで使用するユーザの別名、ハンドルネーム。本名ではないので、ハンドルネームは気分や状況に応じて自由に変更することができます。ハンドルネーム名を買い物メモやメッセージにしているという人も。

ハンドルネームを頻繁に変更する人は、定まった名前がないため覚えてもらい難いという難点も。しかし、このakaを使えば「〇〇(new)aka●●(old)」というように、新旧の名前を一回で表現できます。

「aka」の使われ方④洋画のエンドロールや英語圏の警察で

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キャサリンがキャシー、フレデリックがフレッドといった名前の短縮形、またはグループ名の方が個人名よりも有名なケースなど、英語圏では本名の正式表記と異なった名前が使われることが多いです。

そのため、英語圏の映画でのスタッフクレジット表記時に役者の正式な名前を紹介したり、警察関係者が通り名のある犯罪者の本名の正式表記をakaで表記して情報共有すると言った場合にもakaが使われています。

「aka」の使われ方⑤冗談を含めた日常会話で

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akaは、日常会話の中で呼称を自称する際にも使用することができます。日常の中のおちゃらけた会話で、自分の話をするとき「人呼んで俺は〇〇だ」というように、呼ばれてもいない自称を言う冗談がありますね。

「I’m John. a.k.a “Nice Guy in in one’s city”!」という表現は、「俺はジョン。人呼んで”この町一番のナイスガイさ!”」といったニュアンスになります。

akaはビジネスシーンなどには向かない

英語圏の日常会話での使用例で紹介した通り、akaはフランクな表現になります。日本語の言葉で言うと「マジ」や「ヤバイ」と同じような程度というとわかりやすいかと思います。

そのため、ビジネスで使用する場合や目上の人に対してはakaという表現を使いません。仕事をしているオフィスで、上司との会話名の中で「マジですごいですね。」と言った言葉遣いはほとんどの人がしないでしょう。

「aka」はなぜラッパー内で使われだしたのか?

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本名とは別の呼び名であるマイクネームを持っているラッパー。そういった人たちにとって、自分の知名度を誇示したり、丁寧になりすぎないラフな形で別名を紹介できるakaが使用されているのは自然の摂理です。

そんな便利な意味を持つakaですが、では初めに使い始めたのは誰なのでしょうか?また、英語圏にはもともと存在していた略式表現ですが、なぜラッパーで使う人が比較的多いのでしょうか?

アーティスト名で使うのは日本では漢 a.k.a GAMIが有名!

日本人のアーティストでakaを名前に盛り込んでいる方では「漢 a.k.a GAMI」というアーティストが有名です。漢 a.k.a GAMIさんは、日本のHIPHOP界のヴァンガードともいえる存在です。

現在よりもHIPHOP自体がアウトローとされていた20年前くらいから活動を続けており、40歳になった現在でも、ご自身がMCバトルに参加したり、会社を設立・経営したりと幅広く活躍されています。

akaは歌詞に登場することも!

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自分の二つ名やキャッチコピーを紹介できるakaですが、語感の良さやスタイリッシュさからか曲中でも使用されます。通常のJ-POPなどでは聴き馴染みがありませんが、ラップ音楽では頻繁に登場しています。

ラップはリリックを組み合わせてライムをつなげる音楽です。そのため、韻を踏むために使用する曲に合わせていくつかのあだ名を使い分けることもあります。そういったときに便利なのがakaなのです。

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