リュックの洗濯方法|洗濯機洗いと手洗いどっちがいいの?

④水でよくすすぐ

洗うことに一生懸命になってついつい「すすぎ」をおろそかにしがちですが、すすぎは十分すぎると感じるくらい徹底的にやってください。洗剤が付いたまま乾かすとシミや色落ちの原因となりせっかくの洗濯が逆効果となる可能性もあります。十分すすげているかどうかは新しくした水の色を見て判断してください。洗剤が残っていると水が濁りますからすぐにわかると思います。

⑤よく水を切ってから乾かす

干す前に水をよく切りましょう。基本的には手で絞ってください。洗濯機の脱水機能を使いたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、洗濯機の脱水機能を使うと「型崩れ」や「シワ」の原因となる危険性もあります。

リュックの洗濯方法④洗濯機(全体洗い)

リュックを手洗いしたいけど、「時間がない」方や「ちょっと面倒くさい」と思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんね。安心してください、リュックを洗濯機で洗うことも可能です。手洗いと比較すると「型崩れの心配」や「汚れの落ち方が多少荒くなる」と言った部分も確かにあるのですが、しっかりと手順を守って洗濯すれば大きな失敗もなく簡単にできますので、その手順をきちんとマスターしていきましょう。

①素材表示と選択表示を確認して洗濯機での選択が可能か否かを見極める

本日の記事の中でも何度か解説している事項ですが、洗濯機を使って選択する際にはもう一度初心に戻って洗濯表示を確認をしてください。思い込みで「できるはず」と思って失敗することが一番後悔することですので、ちょっとした時間で確認ができるこの工程をないがしろにしてはいけません。下記の画像の①や②の表示があったら洗濯機は使えませんので諦めて手洗いをしましょう。

②リュックの中身の確認し金具等を外す

リュックの保護と洗濯機の保護の両方を考えて取り外しの可能な金具や装飾品は必ず取り外してください。また、よくある失敗としてポケットの中に入っていたティッシュが洗濯機で細かく砕かれて、ティッシュだらけの洗濯物ができてしまうということがあります。必ずすべてのポケットの中を確認して何も入っていない状態にしてから洗濯をしましょう。

③リュックを裏返して洗濯ネットに入れる

いよいよ洗濯機に入れる段取りですが、まず最初にリュックを裏返して洗濯ネットに入れます。これはリュックの型崩れを防ぐために大切なことですので面倒だと思わずに実施してください。ちょっとした手間でリュックが長生きします。

④中性洗剤を洗濯機にセットして、手荒いコースで洗濯をする

洗剤は中性洗剤を使うことをおすすめします。ポリエステル素材のものであれば弱アルカリ性の洗剤も使うことが可能ですがやはり中性洗剤のほうがリュックには優しいです。この時にきれいにしたいという思いから「漂白剤」を入れたいと思われる方がいらっしゃるようですが、絶対にやめましょう。また、汚れがひどい場合には水よりもぬるま湯がよいといわれていますが、最近の洗剤は性能もよく、また、「ナイロン製」のリュックは熱に弱い特性がありますので、私は水での洗濯で十分だと思っています。

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