京極さんの強さは、彼が出場している空手の公式戦記録からうかがい知ることができます。その記録とはなんと、400戦連勝という驚異的な記録。いくつもの大会に出場し、華々しい成績を残しています。
作中の描写では、若干18歳にして複数の世界大会でも優勝した記録があるようです。現在では、その強さに磨きをかけるため、世界中の強敵と戦うことを目的に海外で武者修行をしています。
京極さんの強さ②ナイフのケガに動じずライフルをよける
京極さんはその武力ももちろんのこと、強靭な精神力も持っています。初登場回のエピソードでは、逆上した犯人から腕にナイフを突き刺されています。また、ライフルで狙われたことも。
しかし、いずれの状況も持ち前の戦闘力でその場を切り抜けています。ナイフの傷を物ともせず犯人を得意の蹴撃で打倒し、ライフルの射撃も冷静に銃口の向きを見極めることでかわすなど人間離れした動きを見せました。
京極さんの強さ③大量のやくざやボディガードに圧勝
京極さんの実力は、大人のその道のエキスパートにも全く引けをとりません。むしろ、複数人を相手にした状況をもものともせず綽々と切り抜けています。作中でも高い戦闘力を持つキャラクターも圧倒しています。
大人数のやくざに襲われた際にも、蘭と共闘し呼吸を乱すこともなく撃退しています。また、本業のボディガードにも全く引けを取らず、まさかの投げ技で数メートル先まで投げ飛ばすなどしていました。
Contents
京極さんは嫉妬深い?
女性を守れる強さを持っている魅力的な京極さん。しかし、人類最強ともいえる京極さんも例に漏れず年相応な弱点があります。それは、恋人である園子に対してヤキモチ焼きなところ。
京極さんは怪盗キッドに嫉妬するシーンがある
以前は積極的に出会いの場に赴いていた園子。京極さんと付き合い始めてからはサッパリかと思いきや、ミステリアスでクールな”怪盗キッド”だけは、キッド様と呼ぶなど別腹のようです。
「キッド様」聞いた京極さんの嫉妬魂が爆発。園子の叔父である鈴木次郎吉の家に怪盗キッドが挑戦してきた際にも、鈴木家に認められる目的があった以上の感情を持って怪盗キッドに相対していました。
京極さんのライバルともいえる怪盗キッドは、白いタキシードと片眼鏡が特徴的なキャラクター。片眼鏡はモノクルとも呼ばれ、中世ヨーロッパで流行したファッションです。以下の記事で詳しく解説しています。
京極さんは世良に勘違いから蹴りかかるシーンもある
厳しい鍛錬故かうっかり口より先に手足が出てしまう京極さん。蘭や園子の同級生の世良真純という女子に対して、見た目がとてもボーイッシュだったため男子と勘違いし攻撃するシーンも。
彼女も中国拳法の心得があり武道に精通していますが、京極さんは別ベクトル。男と勘違いした京極さんは、園子を守ろうと世良に見事な蹴り技をガードしている食らわせ数メートル吹き飛ばしていました。
京極さんは園子のチョコレートのために帰国した
恋人のことをとても大切に思っている京極さん。園子の立てた恋の駆け引きのために立てた作戦にまんまと引っ掛かり、わざわざ海外の武者修行から帰ってくるエピソードも。
中々恋人に発展できない現状に痺れを切らせた園子は、京極さんのヤキモチ焼きを利用して「好きな人にチョコを作る」というメールを送り気を引こうとします。その後、チョコレートを作るためにある山荘を訪れます。
その後、恒例の通り殺人事件に巻き込まれ、犯人がライフルを持ち出す大騒動に。しかし園子のピンチをスーパーヒーロ京極さんが見逃すはずはありません。事件の後に園子は無事チョコレートを渡します。
京極さんの登場回はどんな役回り?
刃物を持った犯人も何のその、捕縛劇を繰り広げた後にのほほんと恋人の園子と会話をする天然さも持つ京極さん。恋模様から本格出来なバトルまで展開するポテンシャルを魅せつけます。
準レギュラーキャラという立ち位置からか、数年本編に登場しないこともザラ。現在では巻数も100巻近くと多く、登場回を探すのは大変。新規ファンの方々の導入として、登場回をピックアップします。
昔っからのファンで、コナンは全巻読んでいるよ!という方も、20年近い作品の歴史と京極さん登場の軌跡を振り返るような気持ちで読んでいただけると幸いです。
京極さんの登場回①よみがえる死の伝言
心身ともにブラッシュアップするため、単身海外へ進出していった京極さん。連絡も少なく、園子は不満げ。そのため、園子は新たな出会いを求めに赴くというストーリー。
訪れた遊園地でも殺人事件に巻き込まれてしまうのですが、コナンの活躍によって見事解決。エンディングシーンで京極さんから園子の携帯へ電話が入ります。「声くらい聞かせてほしかった」と伝える園子。
園子の声を聴かせてほしいという要望には「用事がないのにかけるのは迷惑だと思った」との返答。大会優勝ほどの内容でなければ連絡できないなど、かなり奥手な様子がうかがえるエピソードです。
京極さんの登場回②封印された目暮の秘密
一転して園子からのアタックエピソード。伊豆での出逢い以来やり取りを重ね、園子自身も京極さんのことを特別な相手と思っているようで、好きな人へのプレゼントの話を振ります。
しかし、そこでストレートに「貴方にあげたい」と伝えないのが上級者テクニック。園子はあえて、誰にあげるのか、という部分をはぐらかし京極さんの気を引きます。プレゼントの内容はセーターです。
京極さんの登場回③バトルゲームの罠
ある企てのためにゲーセンを訪れていた園子は、同行していた蘭とコナンにそれぞれ1人1人でプリクラを撮ることを提案します。それに対し、皆で撮ればいいと首をかしげるコナンと蘭。
園子は、遠く離れた土地で頑張っている京極さんに自分の写ったプリクラをプレゼントしようとしていたのでした。プリクラであれば写真よりも可愛く撮れて、好きな場所に貼れるのでナイスな選択です。