知恵袋の怖い話まとめ!質問に垣間見える恐ろしい背景と知恵袋の闇に迫る

「さかなくんに寄生されている下の人って、もう助からないのでしょうか?」と言う、冒頭だけで抱腹絶倒な質問がありました。そこへ見事な回答が「残念ですがもう無理です。最初の口癖は”ややーっ!?”でしたが今は完全に”ギョギョーッ!?(魚魚ーっ!?)”です。寄生が完全に完了したので諦めるしかありません」もちろんベストアンサーでした。

知恵袋の怖い話は何故なくならない?ネットの匿名性の闇

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ヤフー知恵袋は日常でわからない事があったり、検索しようにもキーワードの選び方がわからなくて誰か詳しい人に直接聞いた方が早いと「利便性」や「手軽さ」で知恵袋を利用する人もいれば、コイン欲しさにありもしない創作を投稿したり、アクセスを集め目立ちたい心理から怖い話や暴力的な内容を投稿したりする人も少なくありません。

さらに個人の情報は質問者も回答者も偽名によるアカウント名しか表示されないので匿名性があり、誰だかわからないのなら何を言っても大丈夫だと言う「危険性」を孕んでいます。人間は弱い生き物なので防御が高じると攻撃性に変化し他者を傷つけてでも自己の正当性を無意識で押し付ける「正義の暴走」が目立つようになります。

ネットの匿名性の利便性の裏にある闇が露呈

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面と向かっては言えない事でもネットと言う仮面を被れば誰しもが匿名性を持ち、軽い気持ちでからかったつもりが”いじめ”と呼ばれる”犯罪”に発展する事への意識が脆弱になり、他者を平気で陥れる事に罪悪感を持たないようになります。面と向かって言えない事はネット上でも言ってはいけないと言うあたりまえの事を意識する事が何よりも大切です。

身元が分からないと攻撃性が強まる心理実験結果がある

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ニューヨーク大学の心理学の実験で女子大生数人に半数はそのまま、半数には白いフードとコートを着せて人間に電気ショックを与えるよう指示を出しました。結果はそのままの学生よりもコスチュームを着て匿名性を持たせた学生の方が約2倍長く電気ショックを与え続けたと言う事です。身元が匿名性のおかげで攻撃性が高まると言う実験結果です。

知恵袋に限らず実はネットに匿名性などない

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インターネットと言う世界では誰もが利用できる便利な半面、その利用方法や脅威・常識を理解するリテラシーが必要なのですが、ネットでの常識が欠落したままでいると利便性が優先し匿名による攻撃が高じると爆破予告をした犯人がIPアドレスから個人が特定され逮捕されると言う結果を招いた実例があります。つまりネットに「匿名性など無い」のです。

家のパソコンからアクセスしたとしましょう。当然プロバイダの割り当てたIPアドレスが存在します。誰がどこへ何時何分何十秒にアクセスしたかなど全てログが残ります。フリーwifiや学校などの施設のパソコンを利用しても防犯カメラなどの状況証拠から特定は可能です。大事なことなのでもう一度怖い事を言います「ネットに匿名性などありません」

個人情報は筒抜け

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知恵袋はもちろんの事、便利で楽しいはずのSNSでさえさまざまな情報を登録すればするほど、悪意を持つ怖い人間から閲覧されて犯罪に巻き込まれる事が普通に起こる時代です。名前を出してないから、みんなもやってるから、と甘い認識でネットを利用していると思わぬ事態に巻き込まれる可能性がある事を意識して、ネットと付き合っていきましょう。

知恵袋のIDを個人特定して誹謗中傷され困っています

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北海道の公認会計士さんから、プロフィールを閲覧して嫌がらせをしてくる下劣な輩が多くて呆れてしまいます。数年前からIDを特定され過去の質問を拡散し私を名指しで誹謗中傷してくるのです。しかもこのIDは親族も共有して使っているので(複数のIDを作るのが面倒なため)彼らにも被害が及んでおり困っています。どうしたら良いでしょうか。

突っ込みどころが満載

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匿名で利用しないでプロフィールを公開している限り個人特定されるのは当たり前です。誹謗中傷が名誉毀損ならば法的措置に出るだけの話であり、そもそもこのような質問をする事で火に油です。ネットで拡散されたら回収できないので防止するしか手はありませんが、質問者さんは認識が甘すぎると言う事です。

親族の方もそれぞれが自分のIDを作れば済む話であるのに、何故わざわざ被害を被るIDを不快な思いをしているのに面倒だからと言う理由で共有しているのかが不思議でなりません。誹謗中傷を受けてまで何故知恵袋に拘るのかもわかりませんが、やったらやりかえされただけの可能性も十分考えられます。との回答がありました。

ネットを利用する上でのリテラシー不足が原因

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それに対しての返答で誹謗中傷されている理由がわかります。「私は何もしていないのですが?的はずれで怖いと言うか、気持ちの悪い人ですねあなたも」「あなたの最低なところは~お大事に」と全く自分には否がないと勘違いされているのが痛すぎますね。中傷被害が発展すると人生取り返しのつかない事に発展した記事はこちらです。

ネットで転載されたらもう削除できない

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知恵袋で日常的に問題になっている釣り質問が誹謗中傷や名誉毀損とされた場合、アクセスが集まって検索上位にでも表示され回答が締め切られてしまったら投稿者権限でも削除はできません。やらせ質問ややらせ回答などは知恵袋の規定に抵触しない限り放置され、2chやまとめサイトなどに転載される可能性もありヤフー知恵袋の運営でも削除できません。

知恵袋の弁護士に5万~20万で削除依頼

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案件によって対処はさまざまなのですが、弁護費用だけでおよそタイトル通りの費用がかかります。加害者側に、つまり安易にいやがらせのつもりでの投稿が相手側から訴えられた場合はその他に損害賠償などが加算されるので、さらに高額の出費となるでしょう。それこそ知恵袋の怖い話の何倍も「怖い話」に発展していしまいます。

知恵袋の怖い話は身近に感じる恐怖

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知恵袋は便利な半面怖い話も多く、特に匿名性を持つ事により人間の心の闇を覗き込めるのでより深く誰しもに起こり得る身近な恐怖が数多く存在します。それと同じくネットリテラシーを持って楽しく知恵袋を利用していきましょう。

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