ダッチオーブンでピザを美味しく作る|温度や焼き時間など押さえておきたいポイントをチェック!。

一番大切なポイントはダッチオーブンを思いっきり加熱しておくこと。十分に余熱したダッチオーブンは石窯並の高温になります。

グローブをはめて火傷に注意して蓋を開け、アルミホイルをもってピザを底網を引いたダッチオーブンに入れます。慌てては行けませんが、蓋の開閉はできるだけ速やかに。蓋を閉めたら、うちわなどで風を送り、炭の燃焼を促してあげます。焼き時間は2分で試してください。2分したら蓋を開けて焼き具合をチェック。こんがり焼けていればできあがりです。

まずは2分間で焼き具合を見て、2枚目からは時間を調整してみて下さい。火加減は思いっきり強火です。

ピザと相性の良い意外な食材は

色々な食材を合わせられるピザは工夫次第で自分だけのオリジナルピザを作ることもできます。ここでは、簡単に手に入る意外にも相性の良い食材を紹介したいと思います。

納豆の粘りがチーズと一体に

意外な食材その1は納豆です。チーズと合わせて焼くことで匂いも気にならず、コクと旨味が残り、納豆の粘りとチーズのとろけ具合がマッチする意外な美味しさ。生地の上にマヨネーズを薄く塗り、タレを混ぜた納豆を伸ばして、ニンニクのスライス、チーズとオリーブオイルを散らして焼き上げます。チーズの塩気と納豆のタレのシンプルな味付けが結構イケます。

韓国海苔は肉にも魚介にも相性◎

海苔とチーズも意外に風味が合う組み合わせです。肉にも魚介とも相性がよいので、普段のピザにちぎって散らして焼き上げると、一味変わったピザのできあがりです。

フルーツでデザートピザも

トマトソースの代わりにクリームチーズ、ヨーグルト、生クリームを生地に塗ってお好きなフルーツとチーズでデザートピザができます。柑橘系やリンゴ、梨、葡萄やバナナなど合わせるフルーツによってオリジナルのデザートピザに。

ダッチオーブンでビザの付け合わせも作ってみよう

ダッチオーブンならピザを焼く片手間に付け合わせも一緒に調理出来ます。簡単にできておすすめなのはホイル焼き。ジャガイモなどの野菜や、サーモンなどの魚、鳥モモ肉などアルミホイルに包んで、ダッチオーブンの蓋の炭火にくべておくだけの簡単料理です。シンプルな料理の分、素材の味を活かして塩コショウのシンプルな味付けがベストです。

キャンプで手軽にピザを楽しむ裏技

裏技と言えるかどうかは別として、ダッチオーブンを使うと、冷凍ピザもぐっと美味しくなります。家で食べる冷凍ピザはイマイチという印象はありませんか。ダッチオーブンの高温と焼き方で冷凍ピザも美味しくなります。焼く前に薄くマヨネーズを塗ってチーズを少々足してから焼くのがおすすめ。トッピングがさみしい場合はサラミやベーコンなどを追加しても良いです。

後片付けとダッチオーブンのメンテ

ステンレスや黒皮鉄製のダッチオーブンの場合は洗剤とたわしでしっかり洗いましょう。黒皮鉄製のダッチオーブンは乾かしたあとに薄くオリーブオイルを塗ってサビ止めをしておきます。

鋳鉄製のダッチオーブンはメンテナンスが重要

サビやすい鋳鉄製のダッチオーブンは使った後のメンテナンスが重要です。方法を紹介しますのでしっかりメンテナンスしてブラックポットを育て上げて下さい。

準備するもの

お湯、キッチンペーパー、木べら、オリーブオイル、新聞紙

お湯で汚れを落とします

料理が終わったらキッチンペーパーで汚れを拭き取って、お湯を注いで沸騰させます。焦げがある場合は木べらで小削げとります。汚れたお湯を捨てて、お湯で流して拭きあげましょう。注意点は洗剤を使わないこと。洗剤で洗うと油膜が剥がれてサビの原因になります。また、傷がついてしまうので、金属製のヘラは使わずに木べらを使いましょう。また、必ずお湯を使います。冷たい水を使うと、急な温度変化でダッチオーブンが割れてしまう可能性があります。

水分を飛ばして油を塗ります

洗ったダッチオーブンを火にかけて完全に水分を飛ばします。完全に水分が飛んだらオリーブオイルを薄く塗っていきます。オリーブオイルを塗ったら煙が立つまで熱して、火から離して自然冷却します。オリーブオイルは取っ手や、蓋の両面にも忘れずに塗るようにしましょう。これでメンテナンスは完了です。保管は新聞紙を蓋の間に挟んで、新聞紙でくるんで保管します。ダッチオーブンはサビやすく湿気に弱いので、新聞紙で湿気を防ぎます。ダッチオーブンのシーズニングについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

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