つまり、空き巣にあったと思っている青年は、自分自身が知らず知らずのうちに空き巣になっていたのです。なんとも後味の悪い、ゾッとする話ですね。
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意味がわかると怖い話④ 「帰り道」
駅から自転車で20分ほどの住宅街に住んでいる、一人の女性。学校に通うために自宅から駅までの道を使っているのですが、人気がないはずなのに何故か毎日足音が聞こえるのです。足音はついに、女性に追いつきました。女性は、もしかするとストーカーでは?と恐ろしくなります。
しかし、よく考えてください。女性は駅まで、自転車で通っているのです。自転車に徒歩の足音が追いつくなんて、普通ありえませんよね?女性を追いかけていたのは、ストーカーではなくなにかもっと恐ろしいものだったのかもしれません。その後、女性がどうなったかは分かりませんが、後日談を想像すると本当にゾッとします。
意味がわかると怖い話⑤ 「ボウリング」
4人の男女が、ある日車でボウリングに行きました。ゲームが終了して、全員が楽しかった思い出に浸っていると、4人のグループLINEに「忘れ物をしたから待ってて」というLINEが届きます。
…意味が分かりますか?
車には、既に仲間が4人全員乗っているのです。それなのにグループLINEに友人からメッセージが届くなんて、変ですよね。
つまり、誰か見知らぬ人が、仲間と称して彼らに近付いているのです。見知らぬ人が、幽霊か実在の人間かは、分かりません。
よく考えると怖い話5選
本当の意味を理解すると怖い話には、話の意味をよく考えると怖い!という物語もあります。どのエピソードも、日常の中であり得そうなシチュエーション。しかし、冷静になって意味を考えると、身の毛もよだつ内容を示唆しています。よく考えると怖い話を5つリストアップしました。
- 一緒にいた女性
- 霊感
- お葬式
- 落ちる駅
- 2つの着信音
さっそく、内容を確認しましょう。
よく考えると怖い話① 「一緒にいた女性」
一人の男性が、彼女から「部屋の女性を招いていない?」と聞かれます。普段束縛なんてしない彼女が、いきなり浮気を疑って彼氏もびっくりしますが、本当に女性を招いた記憶がないので彼女の疑惑を否定します。すると、彼女の顔色がいきなり暗くなりました。
実は彼女は、前日に彼氏が「普通じゃない女性」と一緒にいるところを目撃していたのです。ここでいう「普通じゃない」は、文字通り異常を意味しています。
つまり、犯罪者や死体など、なんらかの異常者が彼氏にまとわりついていたのです。彼女の「部屋に女性を入れていない?」という質問が、嫉妬や束縛なんて可愛いものではありませんでした。
彼女は、異常な女性が接近している、彼氏の身を案じていたのです。彼氏がその後どうなったかは、闇の中です…