自分の名前が検索されているか調べる方法
自分の名前が検索されているかを調べる方法は、大きく分けて3つあります。どの方法も基本的には無料で実行できますが、中には有料のツールを使って調べるものもあるので、注意しましょう。
自分の名前が検索されているかどうかは、以下の方法で調べられます。
- 検索エンジンを使う
- ツールでGoogleの検索数を見る
- SNSで検索する
それぞれ解説します。
検索エンジンで自分の名前が検索されているか調べてみる
GoogleやYahoo!など、一般的な検索エンジンを使えば、インターネット上のサイトや掲示板に書かれた自分の名前を見つけられるでしょう。また、サイトや掲示板のほかにも、大会の出場歴や資格取得歴などの結果も検索エンジンから閲覧できます。
検索エンジンでは、不特定多数の人が検索したキーワードに基づくサイトが検索結果に表示されるのです。そして、よく見られるサイトほど上位に表示されるようになっています。
表示されているサイトが多いほど、あなたの名前が検索されているということになります。また、Googleトレンドを使えば、自分の名前に話題性があるかどうかも、瞬時に把握できるので、便利です。
ツールでGoogleでの検索数を見てみる
インターネットには、特定のキーワードの月間検索数や年間検索数を表示するツールが存在します。これらのツールを使えば、自分の名前が月にもしくは年に何回検索されたのか、調べることができるのです。
有名なツール一覧をリストアップしたので、参考にしてください。
- キーワードプランナー
- Ubersuggesst
- aramakijake
この中で無料で使えるのは、aramakijakeとキーワードプランナーです。基本的にこの3つのツールは、Webマーケティングの仕事をしている人が業務で使うツールです。また、Ubersiggestは有料ツールなので、プラン比較が必須です。しかし、無料トライアル期間もあるので、気になった方は一回試しに使ってみるのもいいでしょう。
また、自分の名前の検索数を調べる手段として検索した時に出てくるvonvonは、実際の検索結果を表示するものではなく、架空の診断ツールです。vonvonの利用は、現実の検索結果に繋がらないので、注意しましょう。
SNSで検索する
エゴサーチをするなら、やはりXやFacebookなどのSNSがおすすめです。SNSの検索欄に自分の名前を入力すると、自分がインターネットでどんなポジションにいるのかが把握できます。
もちろん、SNSには良い評判だけでなく、悪口や誹謗中傷もあるので注意が必要です。ある程度受け流すことができる人に限り、SNSでのエゴサーチがおすすめといえるでしょう。
また、タグを使えば様々な切り口から自分の評判を確認できます。いいねやリポストの数で、どれくらいの人が自分にリアクションしているかチェックできるので、気になる方は試してみてください。
自分の名前を検索することの危険性
自分の名前を検索すること自体は悪い事ではありませんが、場合によっては精神的なダメージを受けるリスクが高いです。
「誰に何を言われても気にしない!」というメンタルの強い方以外は、自分の名前を検索するのは避けましょう。もしもあなたが自分の名前を検索した場合、以下のようなリスクに直面する可能性が高いです。
- 誹謗中傷に落ち込む
- 検索結果がないと自分の社会的地位のなさに落ち込む
- 個人情報漏洩の事実に怯える
自分の名前を検索するアクションがどのような危険性を孕んでいるのか、以下で見ていきます。
誹謗中傷に落ち込む
自分の名前を検索して検索結果が表示される場合、多くの方が自分の誹謗中傷を見かけるはずです。覚悟しているとはいえ、やはり自分の悪口を文字で見るのは精神的にこたえるものです。
芸能人ですら、インターネットやSNSに好き勝手書かれています。それが、大きな事務所に所属しているわけでもない我々一般人となれば、好き放題書かれていることは容易に想像がつきますよね。
鋼のメンタルを持っている強靭な人以外、エゴサーチをすれば高確率で自分の誹謗中傷に涙することになるでしょう。
検索結果がないと自分の社会的地位のなさに落ち込む
自分の名前を検索しても、検索結果が表示される人ばかりではありません。当然経営者や業績のある人は検索結果に様々なサイトが表示されます。しかし、特に功績を残していない人は、インターネットに名前すら掲載されないのです。
自分の名前が掲載されていて悪口が書かれているのも怖いですが、一切自分の名前が出ないのも悲しいですよね。
特に偉業をなしていない人以外は、自分の名前を検索しないほうが精神衛生上良いといえるでしょう。
個人情報漏洩の事実に怯える
自分の名前を検索して、身に覚えのないデマや自分の写真が掲載されていたら、あなたならどうしますか?
おそらく、法的手段に出る準備に至るか、泣き寝入りするかのどちらかでしょう。法的手段に出るには、時間も労力も相当量必要です。かといって、泣き寝入りしたとしても後悔します。
ほとんどの人が、情報漏洩の可能性は低いといえます。しかし、婚約破棄や前科の過去がある一定の年齢以上の人は、それらの事実を公然とインターネットに掲載されている可能性があります。
知らぬが仏という言葉のとおり、自分の名前の検索結果は、あえて自ら見に行くものではないのです。
Google検索結果による事件も
インターネットの利便性は、誰もが情報を気軽に書き込めること。しかし、その一方で、書き込みが事件に発展する可能性すらあるのです。
実は、過去にGoogle検索結果による事件が起きていました。ここからは、Google検索結果によって引き起こされた事件の概要と判決内容を具体的にお話しします。
- 投稿記事削除請求事件
- 事件の概要
- 最高裁の判決とは
- 被害者と加害者の現在
- 事件の口コミ
それでは、事件の概要に触れていきます。
投稿記事削除請求事件
Googleの検索結果に表示された記事を削除することを請求するために裁判を起こした事件を、「投稿記事請求削除事件」と呼びます。