自分の名前が検索されているか調べる方法!検索の危険性や検索結果による事件も!

検索リスト

ほとんどの人が、情報漏洩の可能性は低いといえます。しかし、婚約破棄や前科の過去がある一定の年齢以上の人は、それらの事実を公然とインターネットに掲載されている可能性があります。

知らぬが仏という言葉のとおり、自分の名前の検索結果は、あえて自ら見に行くものではないのです。

Google検索結果による事件も

怯える男性

インターネットの利便性は、誰もが情報を気軽に書き込めること。しかし、その一方で、書き込みが事件に発展する可能性すらあるのです。

実は、過去にGoogle検索結果による事件が起きていました。ここからは、Google検索結果によって引き起こされた事件の概要と判決内容を具体的にお話しします。

  • 投稿記事削除請求事件
  • 事件の概要
  • 最高裁の判決とは
  • 被害者と加害者の現在
  • 事件の口コミ

それでは、事件の概要に触れていきます。

 

投稿記事削除請求事件

ゴング

Googleの検索結果に表示された記事を削除することを請求するために裁判を起こした事件を、「投稿記事請求削除事件」と呼びます。

実は、Googleの投稿記事削除請求事件は、数種類あるのです。次に挙げるのが、ユーザーがGoogleによる検索結果の削除を請求した事例です。

  • 虚偽の口コミによりデマを被った人による口コミ削除の請求
  • 児童買春による3年前の逮捕の事実を記載された記事の削除の請求
  • Twitterに建造物侵入罪で逮捕された10年前の事実を記載されたことの削除の請求

この中から、最もGoogle内で話題を呼んだ売春による逮捕歴の記事削除請求に関する事件を解説します。

事件の概要

裁判所

この事件は、Googleに3年前の逮捕歴に関する記事を書かれた男性による起訴を指します。男性は、記事が公開された3年前に児童買春で逮捕されて、罰金を命じられています。

この男性は、数年前のことを掘り返してインターネットに掲載するのはプライバシーの侵害だとして、裁判に出ました。罪を犯したとしても、男性にだって人生があります。プライバシーを侵害されていると感じるのは、当然のことですよね。

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