手順としては、上に向いたロッドを水平の位置に戻します。次に、リールを半回転させながら、ロッドを斜め45度の位置にして軽く立てます。そして、さらにリールを半回転させながら、ロッドを水平の位置に戻します。ジャークがうまくいくと、エギが左右に揺れながら上に向かっていきます。ジャークが終わるとフォールの段階に移ります。
フォール(イカが食らいつく段階その1)
フォールは、ロッドを動かさず、海底までエギが沈んでいくことを指します。何もしていないように見えますが、イカはこのフォール中に食らいついてくることが多いので、神経を集中させておく必要があります。
ステイ(イカが食らいつく段階その2)
ステイは、海底に着いたエギを放置して、イカのアタリを待つことを言います。ステイでも、イカが飛びついてくることがあります。ステイの時間に決まりはありません。ただ、フォール中にラインの変化が見られれば、イカがエギを触っている可能性があるので、ステイの時間を長めに取ってみるとよいでしょう。
アオリイカをエギングで釣るときにおすすめの道具
エギングにオススメのロッド ダイワ(Daiwa) エメラルダス アウトガイド 86M
ロッドは8~9フィート辺りが使いやすいです。長いと遠投できますが、シャクリの動作がしづらくなります。短いと距離は出ませんが扱いやすくなります。秋の数釣りでは、6~7フィートのロッドでエギを軽快に扱うのも良いでしょう。エギングでは、ロッドを繰り返し揺さぶるため、できる限り軽いロッドを選ぶと疲れません。
硬さは、L(ライト)からMH(ミディアムヘビー)まであるのが一般的ですが、初めての一本であれば、汎用性の高いM(ミディアム)クラスがオススメです。「ダイワ(Daiwa) エメラルダス アウトガイド 86M」は、軽さ・扱いやすさの評価が高く、初めてのエギング専用ロッドとして購入する人も多いです。
エギングにオススメのリール ダイワ リール 15 レブロス 2506H-DH
リールには、主にスピニングリールとベイトリールの2種類がありますが、エギングにはスピニングリールの方が向いています。スピニングリールは、2500番~3000番がオススメです。リールの重量も選ぶ際のポイントになります。「ダイワ リール 15 レブロス 2506H-DH」は、リールを巻く時が少し重いとのレビューがあるものの、価格が手ごろでコスパの良さが評価されています。PEラインが付属されているバージョンも販売されています。
エギングにオススメのライン RaPaLa/ラパラ RAPINOVA-X/ラピノヴァ-X マルチゲーム
ラインは、伸びが少ないPEラインがオススメで、太さは0.6~0.8号が目安になります。「RaPaLa/ラパラ RAPINOVA-X/ラピノヴァ-X マルチゲーム PEライン」は、強度と視認性の良さに定評があります。エギングラインの選び方やおすすめのラインについては、こちらの記事で詳しく解説しています。