ムロアジって美味しい?釣り方や調理方法・生態を紹介!

ムロアジという魚を知っていますか?マアジなら知っている方が多いでしょうが、同じくらい脂が乗っていて、とても美味しい魚です。しかも、調理法もたくさんあるので、魚嫌いな方も美味しく食べることができちゃいます。この記事では、そんなムロアジのあれこれやおいしい食べ方に至るまでをまとめました。

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ムロアジってどんな魚?

ムロアジとはアジ亜科の分類の中のムロアジ属に属していて、海水魚の一種です。小離鰭(しょうりき)とも呼ばれることがあり、見た目の体型が細長いのも特徴の1つと言われています。写真のような感じです。

また、一般的にはそこまで知られていませんが、マアジと並ぶくらいに美味しい魚だとされています。市場に出回っているものはマアジです。マアジも美味しいですが、ムロアジも負けていませんよ。

ムロアジの生息場所

北海道から九州まで生息しているので、行動範囲が広い魚です。それだけでなく、琉球列島などにもいるので、日本中のどこにでもいる魚だという認識でもいいかもしれません。それなのに、あまり知られていないのが不思議です。

その他にも、海外などでも生息しているムロアジ。世界各国に生息しているようなので、驚く方が多いでしょう。そんなに広範囲に生息しているならば、もっとムロアジを多くの方に知ってもらいたいです。

ムロアジの生態

ムロアジの生態は、卵を産む時期が5〜6月の春頃で、分離浮性卵を産みます。1回の産卵で何個も卵を産みます。1歳で大人になる年齢なので、人間と比べてみると人間とは全く違うことが分かります。

また、主な食事は動物プランクトンや甲殻類を食べますが、小魚を食べる大きなムロアジもいます。そんなムロアジの寿命は、4〜5歳だと言われています。大人になるのも早ければ、死んでしまうのも早いのです。

マアジとの違いは?

ムロアジはあまり馴染みがない方も、マアジは知っている方が多いです。ムロアジとマアジのこの2つの魚は何が違うのでしょうか?ムロアジとマアジの2つの魚の相違点は2つあって、体の形とゼイゴです。

尻尾から身にかけてヒラヒラしたようなもののをゼイゴと言います。マアジは、体が平たいのに対し、ムロアジは丸みを帯びています。なので、体の形だけでも判断できます。並べてみると意外と違うものです。

また、ムロアジのゼイゴは、細くて長いのですが、マアジのゼイゴは力強い感じがあります。比べてみると結構違います。このように見た目が少し違うマアジとムロアジ。味はどちらも美味しい魚です。ムロアジがみなさんの食卓に並ぶ日はすぐそこかもしれません。

美味しいムロアジを自分で釣ってみよう!

ムロアジには、サビキ釣りやウキフカセ釣りなどの釣り方があります。それぞれ釣り方には特徴があり、釣る場所によっても釣り方を変えるといいでしょう。ムロアジをたくさん釣れるように頑張りましょう。

ムロアジの釣り方①

まずは、サビキ釣りについてです。潮通しがよい防波堤、足元が深い防波堤、磯などでは、サビキ釣りで釣りましょう。竿の下にそのまままっすぐ仕掛けを下ろします。この作業だけでいいので、とても簡単です。

また、狙っているポイントが遠い場合は、ウキを使ってください。特に、初心者の方には、「サビキセット」も売っているので、使ってみるといいです。セットを使うと、とても簡単にできますし、釣れます。

ムロアジの釣り方②

ウキフカセ釣りは、ウキを使って釣りをする方法です。ウキを使えば、遠くまで狙うことができるので、釣りの範囲が広がります。また、自在に餌までの深さを調整することができるので、釣りやすくなります。

なので、狙ったところに餌を落としやすくなり、釣れる確率もアップすること間違いなしの方法です。そんなウキフカセ釣りの方法は、狙ったポイントに、数回マキエを打って、一緒に仕掛けを入れます。

仕掛けが馴染んだら、ラインを張り気味にするだけです。あとは、魚が食いつくのを待つだけなので、とても簡単な方法です。魚が食いつくように自然に海に馴染ませましょう。そうすれば、食いつくこと間違いなしです。

ムロアジの釣り方③

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