冒頭辺りでご紹介しました通り、カレイはヒラメとよく似ている見た目を持っています。まず、見た目はヒラメを表側にしたときに目や口が左側にきます。これに対してカレイは、表にすると目や口が右側にきますので、左ヒラメで右カレイという言葉で分けられています。カレイは右側に目や口がある、と覚えておけば間違えないでしょう。
カレイの代表的な種類をご紹介①
クロガレイ
それではここからは、本題である様々なカレイの種類ごとの特徴などを簡単にご紹介していきましょう。まず最初にご紹介するのは、クロガレイというカレイです。関東の市場ではオカガレイやクロガシラなどとも呼ばれているカレイで、秋から春にかけてが食べる旬の時期とされています。
スナガレイ
2匹目はスナガレイというカレイです、北海道の沿岸や青森県、福島県に兵庫県などに生息しているカレイで、大きさは大きいものだと30センチ程度になります。こちらのカレイの旬の時期は冬から夏の初めとなっており、釣りの時期は5月から9月までの暖かい時期となっているようです。
アカガレイ
アカガレイはカレイ科のアカガレイ属に属しているカレイで、名前にアカとある通り体表面が他のカレイと比べても暗めの赤色がかかっているのが大きな特徴になります。深海によく住んでいて、水深が40から900メートルの深い地域に生息しています。新潟県ではブランドのカレイとされている高級なカレイです。
カレイの代表的な種類をご紹介②
アサバガレイ
続いても、代表的なカレイ3種になります。アサバガレイというカレイは、北海道や福島県辺りの太平洋湾岸、日本海にも生息しています。後述するマコガレイやマガレイとよく似ている見た目ではありますが、背鰭までの側線が分岐している辺りで見分けを付けることができます。