魚の締め方まとめ|釣った魚を美味しく持ち帰る方法

イカ釣りの必需品です。イカをしっかりと締められる専用刃型(イカ締めピック)です。曲がったカンナ針を修正する「カンナチューナー」、そして新たに追加された、手を汚さないイカギャフとなります。1本で3役の優れもので1本でイカ釣りはOKです。[環境美化協力商品]

Z ZANMAX フィッシュグリップ 

出典:Amazon

ハンドルは軽量で滑りにくく、落下防止用の紐もついていますので、使用上にはより一層安心感があります。魚をきちんとつかむと、合わせて重さも測ることができ、最大15㎏まで計量可能です。フィッシュグリップを使用して魚をつかんでいる間に、魚の大きさも合わせて測定したい場合は搭載したメジャーを利用でき、最大1m測れます。

大きさ別魚の締め方①小型の魚の締め方

主に野締め(又は氷締めとも言う)が適しています。野締めとは、釣った魚を氷入りの海水で凍死させる事です。魚を凍死させる事で活け締め程ではないですが、精神的な負担が少なく鮮度を保つ事が出来ます。

そのため、釣りに行った際は、氷の入ったクーラーボックス等の入れ物に海水を入れ、その中に釣った魚を入れます。持ち帰る時は、海水を捨て氷だけの状態にします。身の新鮮さをさらに保持したい場合は、直接氷を身に当てないように袋等に氷を小分けにすると良いです。

大きさ別魚の締め方②中型・大型の魚の締め方

中型や大型の魚は、活け締めと神経締めを行った後に予冷を行います。色が変わり売られている魚の色になります。持ち帰る際は、魚を入れてある海水(予冷に使用しているもの)で新聞紙を濡らし、持ち帰るための入れ物の下に敷きます。その上に魚を置き、袋に入れた氷を四角に置き持ち帰ります。沢山の氷で魚を圧迫しないように注意して下さい。

大魚も根本的に中型の魚と締める方法は同じですが、エラの横の血管を片側だけではなく両側切るとしっかりと血が抜けやすいです。このように魚によって調理方法が違うように、締め方も大きさによって異なってきます。魚の適した締め方を知る事が鮮度を保ち美味しく持ち帰るためには重要です。

魚の体格・種類別神経締めワイヤーの直径の目安

アジの大きさは20〜50㎝ですので、ワイヤーの直径は0.6〜0.8㎜が妥当です。メジナやイサキは30〜60㎝ですのでワイヤーは0.8〜1.0㎜です。鯛(真鯛、黒鯛)は40〜90㎝ですので1.0〜1.2㎜です。

ヒラマサ、カンパチやブリは40〜150㎝ですので1.0〜2.0㎜です。マグロ等の大型の魚は80〜200㎝なので1.5〜2.5㎜です。ですので、持っておくワイヤーの大きさとして0.8㎜と1.2mmの2種類のワイヤーで大体の魚は網羅することが出来ます。

番外編|イカ、タコ、カレイ(ヒラメ)の締め方

NEXT イカの締め方