ブラックバスとはどんな魚?釣りの方法や世界記録をご紹介

まず1匹目はコクチバスというバスです。名前通り口が小さめのブラックバスで、体表面はトラの模様のような縞模様が特徴的です。生態的な特徴としては口を最大に開けたとしても目の後ろまで開くことが無いとされていて、あまり生息場所は少ないようですが近ごろはいろんな場所で見つかっています。別名をスモールマウスバスです。

フロリダバス

二匹目はフロリダバスです。ブラックバスの中では最も体調の大きな種類で、上記の通り80センチ近くにもなります。特徴としては下の部分に歯がないこと、他のバスと違って背鰭が2つに分かれているなどがあり、主な生息場所として日本国内では最大の湖の琵琶湖や池原ダムなどがあります。

ブラックバスの種類について②

まだまだブラックバスの種類はあります。ブラックバスといえばその種類を指すような代表的な種のものや、生息域が限られているような種類、現在は種の中では絶滅してしまっているとされているものもあります。

オオクチバス

一般的にブラックバスというと、このオオクチバスを指しています。別名はラージマウスバスともいい、名前どおり大きく口を開けられるのが特徴です。ブラックバスの中では生息している地域が最も広いためにブラックバスの代表的な種類に挙げられ、大きいと70センチにもなります。

ショールバス

ショールバスというブラックバスはこの後ご紹介するレッドiバスの亜種に当たります。見た目は最初にご紹介したコクチバスと似ていますが、黒いスポッテッドがしっぽの付け根に大きくあるのでそれで見分けることができます。

レッドアイバス

赤い宝石のルビーのような眼をしていることから、レッドアイバスという名前が付けられました。1つ目の背ビレを除くすべてのひれが全部茶褐色をしていて、尾ひれの上下の縁が白くなっているのも特徴です。

ブラックバスの種類について③

ちなみに、日本国内に生息しているブラックバスはコクチバスとオオクチバス、そしてフロリダバスの3種類のみですが、ブラックバスの原産地であるアメリカでは11種類が確認、生息しているのが分かっています。

スワニーバス

スワニーバスは舌に歯のあるブラックバスで、こちらもレッドアイバスと同じく赤い目をしていることと、口から胸ビレがコバルトブルーの色になっていることが特徴です。あまり大きくなる種類ではありませんが、40センチ以上のスワニーバスを釣るとフロリダ州から認定書がもらえるようになっているのだそうです。

スポッテッドバス

スポッテッドバスというブラックバスには亜種が存在しており、まず基本となるのがノーザンスポッテッドバスです。オオクチバスに似ている外見ですが生体としてはコクチバスに似ていて、亜種のアラバマススポッテッドバスは側線の鱗がノーザンよりも多いです。ウィチタースポッテッドバスというバスもいましたが、今は絶滅しているようです。

グアダルーぺバス

最後はグアダルーペバスです。アメリカのフロリダ州にあるグアダルーペという地域の周辺にのみ生息している生息地域の少ないブラックバスで、大きくなったとしても40センチ程度にしかならないブラックバスの中では小型といってもよいです。

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