魚を締めた後は血を抜く必要があります。血を抜くことで生臭くなることを防ぎオオモンハタを美味しく食べることができます。また同様の理由で内臓も取っておいた方が良いです。内臓を取ることで生臭くなるのを防ぐだけでなく寄生虫も防ぐことができます。アニサキスなどの寄生虫は宿主が生きているうちは内臓に生息しており、宿主が死ぬと内臓から身の方に移動していくと言われています。そのためアニサキスが身に移動するのを防ぐためにも内臓を取り除く必要があります。オオモンハタを締めて血を抜き内臓をとった後はクーラーボックスに入れます。ですがこの際、オオモンハタを真水につけない方が良いです。それは真水につけるとオオモンハタの美味しい成分が水の方に染み出していってしまうからです。せっかくの美味しいオオモンハタが台無しになってしまうのでクーラーボックスに入れる際は新聞紙で包む、もしくはビニール袋に入れるなどの処理をしましょう。そうすることでオオモンハタを鮮度を保ったまま美味しく持ち帰ることができます。続いてオオモンハタのさばき方についてです。オオモンハタを正確にキレイにさばくことで、美味しく、そして無駄なく食べることができます。以下の動画でさばき方が紹介されているので参考にしてください。
オオモンハタをさばくことができれば簡単に刺身にできます。ですがオオモンハタの刺身はすぐに食べるよりも数日寝かした方が美味しいと言われています。またオオモンハタを炙っても非常に美味しいです。調理の仕方は以下の動画を参考にしてください。オオモンハタの煮付けはもちろん、味噌汁やカルパッチョにしても美味しくたべれます。ただ単純に塩焼きにするよりも液体を使った料理に向いています。
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オオモンハタの見分け方
オオモンハタの頭はキツネ型
オオモンハタと瓜二つなホウセキハタという魚がいます。本当にそっくりで一見しただけではこの違いがわかりません。ホウセキハタとオオモンハタの見分け方を紹介します。オオモンハタとホウセキハタを見分ける際には尾びれに注目します。オオモンハタの尾びれは湾曲して扇型のようです。それに対してホウセキハタの尾びれは台形のようにまっすぐです。また斑点模様もオオモンハタとホウセキハタで異なります。ホウセキハタの斑点模様はオオモンハタよりも小さいです。オオモンハタとホウセキハタを見分けるポイントはこの二点です。ホウセキハタはオオモンハタと異なり本州や四国、九州北部などではあまり見かけられません。九州南部などでよく見かけられます。ホウセキハタも美味でオオモンハタと同じぐらい人気があり、居酒屋やなどで好んで出されます。ホウセキハタのお寿司はあまり見かけることがありませんが絶品です。またホウセキハタのちり鍋、味噌汁、湯引きなども美味しいです。
まとめ
グルーパーゲームを楽しんで
いかがでしたでしょうか。比較的手頃な場所で釣れるオオモンハタ。場所を選べば大物を狙うこともできます。青物などとは違う、根に潜ろうとする独特の引きが楽しめるだけでなく、食べるととても美味です。是非ともオオモンハタを釣り上げ、新鮮なさばくことで釣りでしか味わうことのできない美味なオオモンハタを食べることができます。