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おすすめフィッシングカヤック⑥
ウィルダネス・システムズ ターポン120
安定性、操作性、スピードのバランスが良い定番のモデルとして、レクリエーションからフィッシングまで幅広く楽しめるシットオントップカヤックです。アメリカのシーカヤック専門誌の読者からも高評価を得ています。(定員:1名、最大積載量:159kg、全体重量:29kg、全長:373cm、全幅:76cm)
おすすめフィッシングカヤック⑦
ストリームジャーニー BARRACUDAカヤック
ロック式ハッチボックスが2つあり、釣りの小物類をすっきり整理できる一人乗り用のシットオントップカヤックです。コンパクトサイズで小回りがよく、乗り出しもスムーズで安全性に優れています。入門用としてもおすすめのモデルです。(定員:1名、最大積載量:135kg、全体重:22kg、全長:295cm、全幅:78cm)
フィッシングカヤックの付属装備品
フィッシングカヤックを漕ぎ出すためには、本体の他にパドルやアンカー等の付属品が必要となります。種類も多く用意されていることから、はじめての人はご自身の用途に合うように専門店で相談になってもらいながら決めるとよいでしょう。
(1)パドル
まずは海に漕ぎ出すために必ず必要となのは「パドル」。種類も多く、値段もお手頃価格から高額なものまでさまざまです。波のある海上や川での長距離のパドリングを想定すると、なるべく軽量でジョイント部分が丈夫な耐久性の高い商品を選択しましょう。
(2)予備パドル
パドルは老朽化により折れる場合もありますし、パドルリーシュでつないでいても流される場合もあります。パドルがないと、漂流の危険性がありますので、トラブルの際にいつでも使用できるようにしておきましょう。
(3)アンカー
フィッシングポイントについたら、フィッシングカヤックを固定するためにアンカーを投入します。主にシーアンカー(フロートタイプ)とフォールディングアンカー(沈めるタイプ)の2種類に分けられます。フィールドに合ったアンカーを選択してください。
(4)ライフジャケット
ライフジャケットの着用は必須です。これを忘れて海上に出ては絶対に行けません。フィッシング用のライフジャケットよりは、カヤックメーカーから発売されているライフジャケットのほうが、体にフィットするのでパドリングがしやすくおすすめです。
フィッシングカヤック以外のアイテム
フィッシングカヤックの本体や付属の装備品以外にも緊急事態に備え、安全面に注視した装備も必ず準備しておきましょう。また、水に濡れることが想定されることから、乾きやすい服装や上着を準備する等、体を冷やさないようにするよう心がけましょう。
(1)パドルリーシュ
沖でパドルを流失してしまわないように、パドルとカヤック本体をつないでおくコードです。パドルの流出は即、漂流の危険性を伴うことから、必ず準備しましょう。伸縮性のあるものやコイル状のリーシュが使いやすいでしょう。
(2)フラッグ
海上で自分のカヤックの位置を他の漁船やジェットスキー、サーフィンを行っている人たちにお知らせするための必需品です。海上レジャーのマナーであり、事故防止のために蛍光色等のできるだけ目立つものを用意しておきましょう。
(3)携帯電話用防水ケース
携帯電話・スマートホンなどは海上・湖上での緊急事態に絶対必要となります。ケースに入れたまま通話や画面操作、写真撮影ができる専用の防水ケース入れて、非常時にすぐに使用できるように常に手元においておきましょう。
(4)ホイッスル
人間の声はおもったほど届きません。また、海水を飲んでしまう等、声を発することが出来ない場合もありますので、高音が鳴る救助要請用のホイッスルを必ず持ちましょう。子供と一緒に乗艇する場合は、子供にも必ず持たせましょう。
フィッシングカヤックを安全に楽しむために
近年、フィッシングカヤックを楽しむ人たちが増えてきましたが、同時に海での事故も多くなっています。フィッシングカヤックで出航する際は、船よりも不安定な乗り物であることを意識し、安全面に特段の配慮が必要です。
(1)服装
シットオントップタイプのフィッシングカヤックでは、必ず濡れることを想定し、秋~春はドライスーツを着用することがおすすめです。夏場は簡素な服装でも良いですが、半袖半ズボンは避け、熱中症予防のための帽子、サングラスを着用しましょう。
(2)その他
はじめてフィッシングカヤックに乗艇する場合は、海に落下した際に再乗艇できるように練習しておいたほうが、もしもの時に慌てずに対処することができます。また、その日の天気、風速、波の高さ、雲の動き等を確認し、天候が悪い時には無理をしないようにし、天気の急変に注意しましょう。
まとめ
フィッシングカヤックを手にすることで、フィッシングのフィールドが大きく広がり、自由に沖に出られるだけではなく、フィッシングとカヤックを組み合わせた新たなアウトドアの魅力を知ることになると思います。今回ご紹介したフィッシングカヤックの選び方、おすすめのモデルを参考に、お気に入りのフィッシングカヤックを手に入れましょう。