おすすめのタイラバロッドをご紹介!
タイラバを始めようとする人は、ぜひこの動画もご覧ください。リーズナブルにタイラバを楽しむための入門編です。ロッドとリール、PEもそろって1万円以下が嬉しいです。お試しで釣りするには十分。そのロッドには足りないとあなたが感じたロッドの性格を上のクラスから選べば良いのです。
ここでは、まず基本となるベイトリールでの「乗せタイラバ」、次に「掛けタイラバ」とタイラバで最もおすすめの10種類のロッドをインプレッションとともにご紹介していきます。なお、タイラバについては、ビギナーにも優しくタックルや釣り方を説明している以下の記事もぜひ参考にしてください。
おすすめのタイラバロッド: その①
ダイワ 紅牙EX AGS N70 MLB
TVの釣り番組や各種の動画で、タイラバというと出てくるのが紅牙シリーズ。そのなかでも、最高峰モデルに君臨しているのが、ここで紹介する紅牙EX AGS N70 MLBです。
ダイワのフラッグシップ
EXシリーズは、ダイワのフラッグシップ、つまり最先端モデルの称号です。AGSはカーボン製のガイドを使うことでトラブルを極限まで押さえる機能です。Nは「乗せタイラバ」用を意味します。スリルゲームとは従来カーボンの1,5倍の強度の竿先だったものをロッド全体に使用しています。空洞ではなく内側までカーボンが詰まっています。
細く軽くしなやかな最高峰ロッド
あくまでも「乗せタイラバ」を実現するために技術を結集しています。使った感じは柔らかい感じですが、しっかり魚を乗せて粘りを持ってひきよせてくれる頼りがいのあるパワーが嬉しい最高級の1本です。
詳細
- 全長(m) 2,13
- 仕舞サイズ(m) 1,7
- ロッド全体がソリッドカーボン
- AGSでライントラブル減少
- 自重:121gの軽さ。
- 先径/元径(mm)1.1/9.4 の細さ。
- ジグ重量(g):20~120とさまざまな状況や対象サイズに対応できる幅広さ。
- ライン PE(号):0.5-1.2。
- スリルゲームが細くてしなやかで粘りのあるロッドを実現しています。
おすすめのタイラバロッド: その②
シマノ炎月リミテッド スリルゲームB610ML
ダイワと並び証される釣具のトップブランドのシマノ。こちらのフラッグシップモデルは炎月リミテッドといいます。こちらのインプレッション動画を上に紹介していますので、ぜひご覧になってください。このロッドも「乗せタイラバ」の1つの頂点、タイラバの世界を変えた1本ともいえるモデルです。
このロッドの最も大きな特徴はXシートガングリップを採用していることです。普通のベイトロッドはリールの下でグリップに人差し指を掛けます。このロッドは、自然に握れるようになっていり左/右用があります。これが1日釣りをする手首の疲れを軽減しています。
持った瞬間新しさを実感
もちろん、ほかにも最先端テクが満載です。このロッドをはじめて持つと誰もが「これがタイラバロッド?」と感じます。異次元を実現したといわれる所以です。自動的に鯛に食わせてパワフルに戦う。それだけのために生まれたロッドなのです。
曲げやねじれ、つぶれに強い
シマノが独自に開発したスパイラルXコアというカーボンテクノロジーが、タテ、ヨコ、ナナメ、またネジレやつぶれなど、あらゆる方向に強靭なロッドを実現しています。同時に投げるときや魚と格闘するときにも、ネジレを極限まで低減するハイパワーXという機能も搭載されています。
詳細
- 全長(m) 2,08
- 自重(g) 135
- 仕舞寸法(cm) 159,1
- スパイラルXコア、ハイパワーXでネジレ、つぶれに強いソリッドカーボン製。
- 先径(mm):0.8
- 適合ルアーウェイト(g):30-100
- 適合ラインPE(号):MAX 1
おすすめのタイラバロッド: その③
ダイワ 紅牙AGS N69MHB-METAL
ダイワでもう1機種。メタルトップを紹介します。まずは上の動画をご覧ください。ティップ(竿先)を曲げているのですが、こんなに曲げることができるのです。驚きとしか言いようがありません。
メタルトップ
ダイワ製メタルトップは、弾性にすぐれたチタン合金製のティップ、つまり竿先を実現しているということです。そのおかげで、底取りが楽になり、同時に穂先に傷が付きにくくなっています。某大手釣具屋のタイラバ教室でも使われるくらい、初心者にも使いやすいロッドです。
自重は115g
自重115gは、ダイワのタイラバシリーズ、紅牙を冠するロッドのなかでも2番目の軽さを誇っています。船の上でほぼ一日中持っているロッドですから、大物が喰ってきたときのファイトにも備えて体力を残しておけるロッドの軽さは必需品です。
詳細
- 全長(m) 2.07
- メタルトップで底取りが楽。傷がつきにくい。
- AGSでライントラブル減少。
- 自重115gの軽さ。
- 先径/元径(mm):2,5/10.9の細さ。
- ジグ重量(g):30~80とほぼオールラウンド。
- ルアーウエイト(g) 30~80
- 適合ライン(PE/号) 0,5~1,0
おすすめのタイラバロッド: その④
ヤマガブランクス シーウォークタイラバー 60ML
ショアモデル(陸地からの釣り用)から人気が上がっているヤマガブランクスからリリースされているオフショア用(船による釣り)のタイラバロッドです。ヤマガブランクらしい粘りをタイラバロッドに再現したモデルとなっています。
優れたの追従性
ショアモデルから定評のあった追従性。つまり、ファイト中の魚が暴れて急激な反転をする場合にもロッドが粘り強くついていくという性能は、このロッドにも実現しています。比較的コストパフォーマンスのいい1本だといえます。
ワンピースモデル
ロッドバランスを考える場合には、つなぎ目のないワンピースのほうが、柔軟なしなりを実現しやすいことは事実です。クルマにロッドホルダーなどを装着するという方法もあります。
詳細
- 長さ:1825mm
- 自重:127g
- ルアーウエイト:~100g
- ライン PE1.2
- 先径:1.6mm
- 11.0mm
- 使用樹脂:エポキシ樹脂
- 使用繊維:カーボン82.0%/ガラス繊維18.0%
おすすめのタイラバロッド: その⑤
がまかつ ラグゼ 桜幻 鯛ラバーX B69L-solid.F
釣具の老舗がまかつブランドからタイラバ専用のタックルとしてラインナップされているのが桜幻シリーズ。信頼のブランドが精力を傾けて開発されているのが桜幻ラバーXのロッドバリエーションです。
TORAYCA(R)T1100G
TORAYCA(R)T1100Gというカーボン新素材を採用。細くて軽量なチューブ構造のボディと魚の動きに敏捷に反応するソリッドティップ、つまり竿先だけ中身までカーボンが詰まっている構造をしている。竿先にはチタンフレームトルザイトリングガイドを使い、小型で軽量な上に竿先がブレない設計となっています。
軽量で、海の状況に順応するロッド
これらの設計により、海の潮流の状態や鯛の前アタリの違和感なども俊敏に手元で感じることができます。ルアーの動きやフックがタイラバのネクタイに絡んだりの状態も的確に伝えます。これだけ繊細な状態がわかれば、釣りもうんとラクに楽しめます。
しっかりとしたグリップパッド
B69L-solid.Fは特にバットに力を持たせたモデルで、水深のある場所や海峡などでも威力を発揮します。繊細かつパワフルなロッド。安心してファイトできる1本に仕上がっています。
詳細
- 全長 206cm
- 自重 115g
- 仕舞寸法 161,5cm
- 継数 2本
- 先径(mm) 0,8
- 元径(mm) 9,6
- ルアーウエイト 60~150g
- 適正ライン(PE/号) 0.5~1,2
- グリップ長(mm) 435
おすすめのタイラバロッド: その⑥
メジャークラフト タイラバロッド ベイト3代目クロステージ 鯛ラバCRXJ-B69LTR/ST
ビギナーズモデルとしておススメなのは、ルアーフィッシングでは入門用ブランドとして定着しているメジャークラフト。とにかくリーズナブルなポピュラーエディションとしてのブランド力は抜群です。
コスパのいいロッド
とにかく安くタイラバを始めたいという人に人気なロッドです。このシリーズは、ソリッドティップで敏捷にアタリを伝えるタイプのロッドと、いわゆる「どてら流し」といって、船を海の流れに任せて流しながら釣るためのロッドがそろっています。こちらはソリッドティップのモデルです。
クラスアップのスペック
メジャークラフトのタイラバシリーズのロッドは、全部1万円前後で買えます。このプライスで初中級者がひとつ上のスペックを楽しめることがコンセプトです。しかも十分深場まで攻められます。この価格帯である程度使えるロッド、人気が衰えないのも頷けます。
詳細
- 全長6.9フィート
- グリップ脱着式の2ピース
- ルアーウエイト 最大120g
- 適合ライン(PE/号) 0.6~1,2
おすすめのタイラバロッド: その⑦
プロックス 桜魚タイラバSKUTR205UL
こちらもビギナーには人気のあるプロックスの桜魚タイラバシリーズから、UL(ウルトラライト)、つまり小型から中型の鯛を対象としたモデルです。以外にこの価格帯はビギナーには手が出安いこともあって、各ブランド激戦区です。少しでもクラスアップの性能を持たせることでコスパ感を競っています。
ソリッドティップ
価格も安いのに、ソリッドティップを使用。食い渋る鯛の小さなアタリを性格に捕らえる設計になっています。繊細なタイラバロッド用にオリジナルのガイド配列がラインとロッドをバランスよく保ちます。食い渋るすれた鯛、さらに低価格帯の激戦区。厳しい状況にプロックスが打って出た一手です。
リフト力をアップするパッド
タイラバロッドを選ぶ場合には、デザインももちろんですが、実際にパッド(ロッドの手で支える部分)を握ってもいることも大切です。力を入れて鯛と格闘するのですから、リフト力はもちろん、手にフィットして力が入れやすくなければなりません。この価格帯のロッドでも最近はパッドがよく考えられています。
詳細
- ソリッドティップ
- 全長(cm) 454
- 仕舞寸法(cm) 157
- 継数(本) 2
- 標準自重(g) 119
- 先径(mm) 1,1
- 元径(mm) 11,2
- ルアーウエイト(g) 20~80
- 適合ライン(PE/号) 0,8~1,5
おすすめのタイラバロッド: その⑧
シマノ ベイトロッド炎月BB鯛ラバB69MH-S
ベイトロッドのおススメの最後に紹介するのは、シマノ炎月シリーズの入門機種です。上はこのモデルを使用してのカヤックタイラバ。入門機種として低価格帯激戦区に投入されたこの竿は、上級モデルの血統を受け継いでいるばかりではありません。
最初に買って損しないロッド
入門ロッドというよりはスダンダード。なかには入門ロッドのつもりで買ったのにずっと使い続けているという人も少なくありません。また、例え違うテイストの高級機種を買ったとしても、予備の1本として持っていける1本です。
柔軟で力強いティップを実現
竿先の径を落とさずに、つまり強度を十分に確保しながら柔軟でセンシティブに仕上げることに成功したタフテックαを搭載。幅広いタイラバウエイトに対応。しかもルアーウエイトによって、加重がロッドに適正に移行する設計です。鯛を確実にフッキングし、激闘にも対応できるソリッドティップとなっています。
詳細
- 全長(m) 2,06
- 継数(本) 2
- 仕舞寸法(cm) 157,9
- 自重(g) 106
- 先径(mm) 1,3
- 適合ルアーウエイト(g) 40~130
- 適合ライン(PE/号) MAX1.2
おすすめのタイラバロッド: その⑨
シマノ ベイトロッド17ゲーム 炎月鯛ラバB70M-S
おススメ10本のラスト2本は、掛け調子のロッドを紹介します。釣りに慣れている人にとっては、乗るまでアワセを入れないというのは欲求不満が募ります。本アタリなら当たり前、前アタリでもアワセて釣上げる「掛けタイラバ」こそが、その要求に応じます。
柔軟な掛け調子を実現したロッド
「掛け調子」(調子とはロッドの曲がり方の特性です)のロッドで「掛けタイラバ」をする。当初「掛ける」ことに重視したこの種のロッドは、どうしても硬めになりがちでした。その流れを断ち切った革新的なロッドがこの1本です。